高千穂で濃密な観光を終えて
時刻は忘れもしない
12:34
キレイに数字が並んでる~



ごきげんよう!!★ゆるゆるです(^^)v



この旅行を通して
ホント、時間管理能力ゼロだわ
と今更気づいた私です。
今まで知らなかった(幸せ者)



午後の予定は
特急ゆふいんの森に乗車だったのです。



特急ゆふいんの森
全席指定です。


すでにキップは買ってありました。



大分駅発14:59


博多行きなので
4号車は先頭車です。





大分から高千穂まで来るとき
闇と雨と霧の中で
所要時間
2時間30分だったので


帰りはお昼だし
晴天だし
もっと早く帰れるわ~
と思ってました。




あれ~?
来た道を戻っていないみたい。


ドライバーは長男。
任せてるのですが
ここまでナビ任せにするとは。
何通りか出たコースの中で
距離最短を選んだみたいなのです。




到着予定時刻が15時40分って
全然、間に合わんやん。
まぁまぁまぁ、
法定速度でコレだろうから
短縮していくよね。



ところが
道がどんどん細くなって
すれ違いもままならないような山道に。


来るときの道は2車線だったのに。




前日からこれまでの間
長男には無理をさせてばかりでした。
もういいわ。
ゆふいんの森に乗れなくても。



本気でそう思っていました。
結局、自分の頭の中で
美化してしまっているけれど
ゆふいんの森4号
ずいぶん年老いているのです。
ソニックの古さで愕然としましたから。
似たようなものでしょう。


しかし
ゆふいんの森に食いついたのは
どちらかというと長男でした。



まだ諦める感じはありませんでした。
しかし、道が細い上に
曲がりくねっていて
直線道路なんて
ほぼないに等しいです。
気が休まりません。



本当に大分まで行けるのか?
と不安になるほど。




九州は風景が違うな~と思っていたら
周りの山々は
1600mほどあったみたいです。
濃尾平野に暮らす身としては
驚異の高さです。



一度だけ、
長男の心の声が漏れました。
あ、ケータイ圏外や・・・






しかも、来るときは
分岐がそこそこある道だったのに
帰りは一本道。
対向車全くなし。



土砂崩れがかろうじて
止まっているような山肌とか。



もうホントに長かった。
ずっと見えないカーブの先を見つめ
写真の1枚も撮ることができず
疲れました。



たま~にバス停があったので
あぁ、一応車の行き来はあるんだ
と少しほっとしたり。



でも、この一本道
この集落の人たちは
どうやって生活してるのか
と不思議に思ったり。



1時間以上山の上を走り続けていると
初めて対向車とすれ違いました。
男子ばかりの学生グループかな?
私たちと同じく観光なのかな~
と思いながら
街にはつながってるはず。
と確信できました(笑)









少し、ほんの少し
視界が開けました。
山道終わりかな?と思ったら
幅員が少し広くなった道路の真ん中に
でっかいマルが。
集落の地名と思われる文字も
大きく書かれています。




すぐ何を意味する?
と考えてしまう私。











ひらめき電球ひらめき電球ひらめき電球ヘリポート!!




なるほど~
と長男の同意は得られました。
ホントのことは知らんけど~



以前にここで大変なことが
あったのでしょうか?



でも、その先、
同じように道路が広くなり
でっかいマルと
各集落の名前らしきものの表示が
何か所もありました。




これは
急病人搬送とか
救援物資の受け取りとかに使う
ヘリポートなのでしょうか。



ここって、そういう場所!?
ますますドキドキしますね。





さて、どれくらい時間が経ったでしょうか。
一気に山が低くなりました。
あぁ、下りてきた!!


そうは思いましたが
到着予定時刻は思うほど縮まってません。



長男は頑張るつもりでいるみたいだし
私はもうどちらでも良かったけれど
発車時刻に間に合うといいなくらいに
祈ってました。





大分駅の次の駅はどこ?
と長男。



さすがに大分駅到着は
間に合わないと思ったのでしょう。
途中の駅から乗ろうと考えたのですね。





残念でした~。
大分駅の次は
降車駅の由布院駅なのです。
ちょびっと乗れたらいいやん
という選択だったので。




だから、もういいよ。
乗れなくても。





・・・・・






市街地に入ったとき
お母さん!!
すぐに車から出られるように
準備しといて!!と言う長男。




ハ、ハイ💦



すぐ走ってもらうことになるかも。



え、えーーーっ💦
走るんすかぁ!?





ちょっと!
大分駅って、どういう構造?

ゆふいんの森は何番線に着くの?





下調べでわかっていたのは
隣りの別府駅が始発で
大分駅到着が14時53分
発車が14時59分。

大分駅で6分間停車してるのです。



乗車前に写真1枚撮れるな~と
思ってました。

さすがに駆け込み乗車は
予想してなくて
構内図はノーチェック。



車中で調べても調べても
大分駅の構内図が見つかりません。
小さな駅ではないのに。



せめて、何番線に到着なのか?
しかし、それさえも
見つけられませんでした。




カーナビの到着予定時刻は
まだ発車時刻を超えてました。








あきらめないな、長男。


私が自分の地図を調べると
オレが調べてるから
と前の日に言ってたので
余計なことはやめてたけど


1分1秒を争うこの感じ。
ちょっとお手伝い
と思って
レンタカーをとめる駐車場を
検索したら
大分駅を挟んで北側に多いことが判明。




OK!ありがとう!と長男。

駅近で平面駐車場の
空いてるところに突っ込むわ!!




あ、到着予定時刻が
発車時刻より早くなった!
でも数分。







あぁぁぁぁぁ、走るのか。
走れるのか・・・
もう不安でいっぱい。




そりゃあ、いつも
ホームを走らないでくださいって
駅員さんに注意されてるけど、
ホームだけですからね。




駅の外の駐車場から走るって
足がもつのか?
転ばないか?



構内図も不明だから
どれだけ走るかも不明。




さすがに大きい駅だから
跨線橋はないよね。
そうであってくれ~~~


長男が頑張ってる手前
この脳内ぐるぐるを
言葉には出せませんでした。








行くしかない・・・




覚悟を決めたとき
空車の駐車場発見。

よし、あった!と、長男。



なんとか迷惑かけないように頑張ろうと
長男より先に車から飛び出し
駅方面に向かって走り出しました。



ま、すぐに抜かされましたけど
バトンパスか?みたいに
長男用の特急乗車券を手渡し
私は乗車券、特急券を握りしめ



角を曲がるとすぐに
駅舎が見えました。
見えたけど、
コンコースめっちゃ長かったら
どうしようとか
変な想像してしまいます。



長男は一度フルマラソン走ってみたい
というくらい持久力のある子なので
余裕のよっちゃん
その背中を追うしかありません。



花粉、コロナ対策で
マスク着用してました。
苦しい・・・




ほどなく改札口を発見。
長男が何番線か確認してくれて
ただただ無言で走り続けるのみ。


もうこの辺からの
記憶はありません。








なんとなく
誰も乗っていないエスカレーターを
走って上がったような・・・

それより、
呼吸するのが精一杯。



話しかけてくる長男に
何も答えられません。











いたーーーっ!!
停車中です。

乗務員さんがまだホームにいる!!


この写真の時刻
14時54分でした。
発車5分前。




ここまで来て
写真撮ってたら乗り遅れた~なんて
シャレになりません。

さっさと乗車しましたよ。





すぐに女性の乗務員さんと出くわし
トイレはどこですか?と、長男。




乗車後まずトイレに駆け込むという親子・・・





2020年3月8日(日)
15時前に大分駅構内を
走っていた親子は私たちです。



こちらに掲載している情報は
すべて2020年3月8日時点の情報です。
現在については、公式サイト等で最新情報をご確認ください。



★ゆるゆる




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