大阪の許認可&入管行政書士の備忘録的ブログ

大阪の許認可&入管行政書士の備忘録的ブログ

大阪で働く建設業許可や入管手続きが得意な行政書士。
SNSや事務所サイトで書けないコンテンツを、ユルユルだらだらと書き記す雑記ブログです。
画像を作るのが好きなので無駄に拘っています。
SEOもキーワードも関係なく気楽に運営しています。
全ては自己満足のために!



今日は行政書士の年収について。
季節は春、年度替わりで新人行政書士が増える時期。

燃えやすい某SNSには、開業初月100万円突破!
大型新人?が登場する時期。

コネも経験も金もない状態で初月から数百万…
本当ならすごいと思います。

大半の行政書士が初月から数百万もの仕事をしたら…
キャパオーバーとプレッシャーで心が病むと思います。

何とか捌けたら良いのでしょうが…
ミスと失敗と事故の多発になりそう。

少なくとも私だったら、初月で行政書士を廃業してそうです。
相当準備しても、実務は知らない事ばっかり登場します。
同じような案件でも、トラップの在処が異なります。

数百万の売上と言っても、実際に入金されるのは何時の事やら。
入管や許認可なら、数か月から半年くらい先になることもザラ。

話が逸れてしまいました。
私の悪い癖ですね。

ご相談者との面談でも、このノリで話してしまいます。
受注率が低いのは脱線しがちだからでしょうか。

行政書士は個人的に年商240万円を突破するのが一番大変な気がします。
月に20万円の入金が常にある状態。

ネット集客オンリーで年収240万円を突破できれば、倍さらに倍も比較的容易です。

ネット集客だとゼロからイチに引き上げるのが至難の業。
年収240万円突破できたとしたら、システムとして出来上がりつつあります。

微妙なサイトでも年1件とかなら、受注とれます。
年収240万円だと、入管なら月10万円前後の仕事が2件から3件入る数字。

年間で20件以上の案件をこなしたことに。
WEBサイトに載せられる見栄えがする実績が増えると、受注件数が増えていきます。

サイトから仕事が来るシステムが出来上がると…
あとはサイトを増やす、アクセス数を増やす、広告を打つなどすれば、仕事は増え続けます。

また既存顧客から紹介や他士業からの紹介もポツポツ入ります。
(他士業に紹介して、紹介で返して貰える)

ネット集客主体の行政書士は、イチを作るのが大変です。
(大半の人が思っている以上に)

一旦軌道に乗ると、あっという間に仕事が増えだします。

今度は別の問題が発生します。
年商500万円は500万円の問題、1000万円なら1000万円の悩みがあります。

仕事が来たら身も心も楽になるなんてことは無いです。

忙しいのは嬉しいですが…
正直、かなり疲れます。

業務管理のノウハウが必要になります。
(どこかで破綻する可能性あり)

今日はここまで


今日は話が分かる行政書士について。
ここで言う話が分かるとは、融通が利く行政書士を指します。

昔読んだ小説に「カポネ」という小説があります。
アメリカ禁酒法時代に活躍したダークヒーロー、アル・カポネの話です。

この小説に「話が分かる指導者」という件があります。
ギャングの話をよく聞き、彼らの要望を受け入れる市長の事を指します。

「不正アリ、汚職アリ、賄賂大好き、ミスター○○〇」
一般市民からは、この様な評価を受けていた政治家です。

大手にない一人事務所の強みは杓子定規な対応しないこと。
融通が利く、小回りが良い部分が強みになります。

ただ…
ミスター○○○の様な融通の利かせ方はダメです。

話が分かる先生は、物語だけで十分です。
悪代官も越後屋になる必要はありません。

行政書士をしていると…
許認可や入管業務で清濁併せ呑む行政書士の噂を聞くことが。

同業者や相談者から、話を聞きます。
意外な人が融通が利く先生だったり。

BtoBを専門にしている事務所が多い様な気がします。
一度でも話が分かる対応をしてしまうと…
相手に弱みを握られてしまいます。

こうなると…
先方の都合の良い駒扱い。
潰れるまで利用しつくされます。

相談者や見込み客から、清濁併せ呑む対応を求められることが。
入管系や建設業で定期的に発生します。

先生、上手い事やってよ
これが無いと、日本に居られないよ
許可が無いと失業してしまうよ

泣き落としみたいな話が出てきます。
相談者にほだされて、虚偽申請をしても感謝されません。

「アイツは馬鹿だ、徹底的に利用してやろう」

こう思われるのがオチです。
次からは弱みを握られてしゃぶり尽くされる未来が待っています。

行政書士の優しさは、接客態度だけで十分です。
業務に優しさや情けは不要です。

行政書士で独立したら、誰も守ってくれません。
自分の身は自分で守るしかないです。

本質的に弁護士以外の士業は役所の業務補助です。
役所や役人の負担を減らすために生み出された存在です。

今日はここまで



今日は入管行政書士のスケジュール管理?について。
最近はオンライン申請が中心ですが、中には窓口しかできない手続きもあります。

永住許可申請や短期滞在→日配への変更申請など。
短期滞在から配偶者ビザへの変更は、行政書士等を通さないと難しい。

永住許可申請は、2025年にオンライン対応に変ると聞いています。
個人的には早く実装してほしいです。

基本的にダメな手続きで受付ではねられます。
行政書士のサイトで勉強して、チャレンジした人が拒否されたと言ってました。

短期滞在からの変更は、それ相応に理論武装が必要です。
その部分まではサイトには載せてないです。

短期滞在からの配偶者ビザ申請

コアなノウハウはネットに出ないと思った方が良いです。
ネット上のコンテンツは、広告宣伝に他ならないです。

話を戻します。
先日、大阪入管へ在留資格の申請に行って参りました。
年度末の関係もあるのか、2階のAカウンターは激混。

激混は独特な雰囲気を醸し出します。
異国情緒が溢れすぎて、別世界にいる感じです。
行ったことがない人は、冷やかしでも入ってみるとヨシ。

日本に居ながら海外の雰囲気を感じ取れますよ。

ちなみに画像みたいに可愛くありません。

朝一番で行っても番号札は3桁…
あと30分遅れたら、さらに倍。
倍率ドン!さらに倍!ってヤツですかね。

大阪や東京入管だと100人待ちは普通にあります。
申請受付まで3時間とか4時間などは珍しくもない。



入管に行く日は読みたいけど読めてない本を持って行くと良いでしょう。
入管業務の教科書や関連書籍など。
事務所や家に居るときは、手が出ない系の本。
時間を潰すのがそれしかないから、意外と集中して読めます。

スマホを見るのも悪くないですが…
待ってる間に充電がなくなるリスクがあります。

入管申請の日は勉強のチャンスだったりします。

大阪入管に限らず、入管は辺鄙な所にあります。
行くだけで片道1時間とかは普通に掛かります。

待ち時間を合わせるとコアタイムが消滅します。
その日は顧客との面談など他の用事は何もできない形です。

暇で仕事がない時に入管へ行けたら良いのですが…
なぜか忙しい時に行く用事が集中します。

中途半端に忙しくなるとスケジュール調整が命です。
調整力が無いとオペレーションは崩壊します。

今日はここまで。


今日は行政書士の目利きについて。
行政書士をしていると色々な相談や案件がやって来ます。
(来ない場合は、まず営業を頑張りましょう)

やって来た案件の難易度を把握できないと大変です。

難しさや手間を把握できるようになるには一定以上の研鑽と経験が必要か。
誰が見てもダメな案件は見極めは楽です。
微妙な案件の見極めは難しいです。

最初は手に負えなそうと思ったら、手を引くのが吉。
この世で一番信用できないのは自分です。
自分の知識や経験を過信してはいけません。

ヒアリングの段階で、見えない問題を炙り出す必要あり。
(情報が少ない中で見極める必要)

入管業務や許認可の難易度は以下の様になるかと。
(私の独自の判断で諸説あります)

① 誰がやっても許可やビザが下りる。
② ある程度、勉強したら相談者で対応可能。
③ 専門家のアドバイス有れば相談者で対応可能。
④ 専門家なら対応可能。
⑤ 専門家がメチャクチャ努力すれば。
⑥ ベテランや大御所クラスなら…
⑦ もしかしたら、ワンチャンあるかも?
⑧ 誰がやっても不可能。
⑨ 全力で逃げろ

この評価も人によって、バラつきがあります。
④レベルが⑤か⑥もしくは⑦⑧に見えることも。

逆に④⑤レベルを①か②くらいに見積もる人も

安全マージンを取るなら④レベルまで受任。
⑤以上は切り捨てる考えもあります。

そう思っていても上手く行かないことも。
③レベルだと思ったら、ふたを開けたら⑤や⑧ってことも普通にあります。

あと何とか自分でやりたい相談者は、甘い目の評価をすることも。
⑤レベルでも②くらいと考える事も…
不許可後に相談に来る人は、この層が多い、

自分で何とかしたい方は、専門家の知識を甘くみる傾向あり。
専門家が可能性あると言ったら、自分でもできるだろう…
そう考える人が少なくない気がします。

弊所には毎日、相談が来ますが…
(見栄出も誇張でもない)

ああああ…
(行政書士が対応すれば)出来ないことは無いけど。
これ自分でやったら確実に失敗するだろうな。
そういう話は少なくないです。

こちらがアドバイスしても、依頼目的の営業ととられる。
ワザと難しいと言って、依頼させようとする。
騙されないぞ!

多分に営業目的もあるけど。
本人申請だったらアウトになるだろうと思うから提案…

難しい物です。

あと⑨は虚偽申請など不正案件。
相談受けたら速攻でお断り。
許認可、VISA共に意外と話は出てきます。

虚偽は1件でもやれば、口コミが広がります。
あの先生は、話が分かると。

今日はここまで


行政書士の仕事は調べることです。
許認可にせよ入管業務にしろ、分からない事が毎日の様に発生します。

経験値が上がっても分からない事だらけ。
毎日が勉強だ状態です。

経験値が増えてくると、調べる手段が増えてきます。
大半は解決することが多いですが…
どれだけ調べても結論が出ないこともあります。

トレンドブログで良く見る…
「調べてみたけど、分かりませんでした!」

入管業務だと、役所ですら判断つかないケースもあります。
(許認可業務でもたまにある)

書籍や審査要領、実務六法などの文献調査。
周囲の行政書士に質問。
ネットやSNSでヒントが無いかチェック。
最後は入管で質問。

どれだけ調べても、分かったことは…

「申請者による、申請してみないと分からない」

この様な結果になることが普通にあります。。
返金保証制度を入れていると、この手の案件は辛い。

この手の総合的判断になると、不許可に傾く可能性が高くなる。
許可が出るときは、微妙な部分以外は問題ないケース。

悲しいかな…
微妙な問題があるケースは、他にも問題があることが多い。

この段階で撤退できればヨシですが。
そうも行かない場合は、色々な角度から資料を出すしかないです。
補足事項だらけの理由書を作成することになる。

この手の案件は経験値は上がる。
コスト的には赤字になる事が多い。

収入が少なくても、経験値と割り切ればヨシって感じですかね。
研修や勉強会、大先輩に繋ぎを作るためのネタにもなります。

今日はここまで


今日は入管業務について適当な憶測。
集客方法はネットや紹介営業と色々あります。

最近は入管業務に限っていえば、元顧客からの口コミが強いのかなと思います。
建設業許可の税理士からの紹介クラスでしょうか。
(超適当)

ネット集客も悪くないです。
当たれば、それなりに売上が立ちます。
何でもそうですが、軌道に乗せるまでが大変ですね。

弊所も少しずつですが、口コミで問合せが来るようになりました。
(本当に少しだけです)

以前のお客さん、相談者から評判を聞いて連絡したと。
他者からの評価付きは決め打ち案件になり易いですね。
ネット集客は他者と比較がデフォ。

口コミは非常に強力な集客経路だと思います。
問題は全くコントロールが効かない代物なこと。

そもそも口コミで食べていける様になるには、その数百倍の顧客対応が必要。
この部分はベテランが圧倒的に有利です。
最初から外国人コミュニティに入り込んでいるなら話は別です。

営業を殆どしていないのに忙しい先生は、口コミで勝負できる人。
この人達からアドバイスを受けた場合、1件1件誠実に仕事しようになります。

そうすれば紹介で飯が食えるようになると言われます。
その言に間違いはありません。

紹介が回るまでの仕事はどうやって取ればよいのか?
この部分に言及はありません。
(本人たちも忘れたんだと思います)

口コミは最強の武器ですが…
レベル40とか50にならないと使えない武器みたいなもの。

レベル1や2、10、20辺りの行政書士には無理な相談です。

新人に毛が生えたレベルの私にも遠い目標ですね。
何時かは口コミだけで事務所運営できるようになりたいです。

今日はここまで。



今日は行政書士の生き方?について。
最近は妙に忙しくて、ブログを書く余力が…

行政書士は波が激しい仕事。
忙しくなると、トコトン忙しい。
逆に暇になると…
そこはお察しください。

行政書士は人と会うのが仕事という人が多い。
最初は懐疑的でした。

コミュ力が無い、人に誇れる実務力も無い。
若くも無ければイケメンでもない…
書いていて悲しくなってきました。

飲み会や懇親会に行っても席の端で延々と食べてウーロン茶を飲む。
何かを口に入れていないと、間が持たない。

そんな調子だから、研修や支部活動の後の懇親会は行かなかった。
今なら分かることだけど。

オフィシャルな場では仕事も貴重な情報は出てこない。
欲しい情報は、その後の食事会や飲み会で出てくる。

教科書やネットには出てこない実務のノウハウ。
効果のあった営業のやり方や失敗した事例。

貴重な情報がポロポロと出てくるものです。
私もお返しに情報を出すことも多いです。

会話の中で、その人となりや専門業務について聞くことが多いです。
自分より詳しい人と仲良くなれれば、質問先ができます。
専門外の仕事が来た時に、その人に回すこともあります。

または有志で行われるクローズドな勉強会。
何か協業する時のメンバーを探したり参加することも…

この手の話はインフォーマルな場所や遊びの空間でしか出てこない。
研修に参加しただけで帰るのは、勿体ないなと最近は思うように。

私はネット集客中心で、紹介を貰わないけど。
自分だけで思いつかないアイデアや実務のやり方は貴重。

週5で飲み会に行けとは言わないですが…
月1でもこの様な集まりに参加するのは悪くないかと。

正直言うと、飲み会や懇親会は無意味と思っていました。
端的に言うと飲みにケーションを舐めていた。
何だかんだ理由をつけて不参加。

そこそこ軌道に乗ってる行政書士は、この手の集まりに積極的。
逆になかなか軌道に乗らない方は不参加が多い。

今日はここまで。


今日は行政書士が聞きたくない言葉。
私はホラーゲームのプレイ動画をよく見ます。

最近のゲームはリアルですね。
昔は見るよりもプレイする方が好きでしたが…

今は上手い人の動画をボーっと見る専門になりました。
見ている間は仕事を忘れられて良いですね。

不気味なホラーゲームより…
リアルの仕事の方が怖いことがあります。

最初に出て来なかった驚愕の真実…
聞いていた内容の証明ができない!

建設業許可で必要な経験が無かった。
顧客にやんちゃな過去が発覚。
確定申告をしていなかった。
支払いは全部手渡しで領収書も何もない。
交際経緯を示す写真が一枚も無い。
交通事故を起こしていた。
聞いていない長期の出国が発覚した
家族が税金を滞納しています。
などなど…

顧客から聞きたくない言葉ナンバーワン。
「先生…実は○○なんです」

聞いた瞬間に背中に嫌な汗が流れることも。
マンガでサーっという効果音で顔に縦線が入るシーンがあります。

リアルでもサーっと血の気が引く瞬間があります。
最初に聞いていたら受任しなかったのに…
鉄板案件が難案件、そして限界案件へと。



何度も登場する画像です。
これ、本当に重要です。

行政書士が長く生き残るには、ヤバい案件に近づかないこと。
ダメだと思ったら手を引くこと。
これが一番大事だと思います。

どんなに努力しても、案件が追いかけてくることもあります。
また抜け出せなくなってから、ヤバいと分かることも。

本当にダメなら潔く手を引くしかありません。
無理やり要件を満たそうとしたら、懲戒案件へ直行です。

報酬にならない。
今までの時間がフイになる。
何とかしてあげたい。

この様な感情が出ると思いますが。
ダメなものはダメ、無理なものは無理です。
業務から撤退する勇気も必要です。

今のところは、ゴールしなかった案件は少ないですが…
難易度が上がった案件でも、何とかクリアしました。
自慢ではないですが、私は悪運だけは強いです。

今日はここまで


今日は行政書士の生活について。
仕事があるときと無い時の差が激しいです。

今月はオーバーフローになったと思えば…
来月は超暇…
こんなことは珍しくも無いです。

理想はコンスタントに仕事がある状態。
忙しすぎることも無く、暇すぎもしない。

実態は忙しい時は加速度を付けて忙しくなる。
忙しい時ほど、仕事が舞い込んでくる。
一つの仕事が終わる前に別の仕事が来る。

タスクが積み上がり、朝から晩まで働きどおし。

土日も面談や事務作業で追われる。
ここで片づけないと、月曜日はもっと大変になる。
しんどくても土日も仕事することに。

暫くこんな状況が続けば、そろそろ補助者を雇わないと。
その為にスタッフを雇える事務所を借りよう。

不動産屋回りにオフィスの手配、採用活動に教育…
暫くは大変だ!
先月まではそう思っていた。

今月は景色が変わる、仕事が片付いて時間を持て余す。
不思議なもので、暇になるとピタッと仕事が来なくなる。

今度は収入が不安になり、キャリアリンクのサイトを眺める…
(大阪府の建設業許可窓口の派遣社員)
バイトルで夜勤の仕事が無いか調べる。

そして新しい事務所も補助者も無理そうだな…
諦めて、次の仕事が来るまで待ち続ける。
仕事が入りだしたら、パンク寸前まで忙しくなる。

この周期を延々と繰り返す。
行政書士を何年も続けていくと、完全なゼロは無くなるが…
(暇と言っても4件から5件は動いている)

行政書士の雇用が難しいのは、この部分だと思う。
繁閑の差が激しすぎるのだ。

繁忙期に合わせて人員や設備を揃えると…
キャッシュが回らなくなってしまいます。

人員を増やす前に横の繋がりで対応することが多い。
私も回しきれない仕事は、同業者に回すことになる。
(回した仕事が優良顧客だった場合は猛烈に後悔)



こんな生活が楽しめるなら…
行政書士はお勧めできます。

逆に毎日9時5時で土日祝日はキッチリ休み。
こんな生活が良いのなら、社労士や税理士を目指すべきです。

会社員上がりの行政書士曰く。
行政書士の生活スタイルになれると、会社員の生活に戻れない。
声を揃えて言いますね。

行政書士は激務高給ではなく、ゆるふわ自営業を目指す資格。
年収250万円で週休4日を狙う資格だと思っています。
(仕事内容は、ちっともゆるふわじゃないけど)

年収1000万円を目指して頑張るのも良いですが。
個人的には年収250万で週3の仕事が理想です。

年収1000万円を狙うなら、税理士や弁護士、医師がお勧めです。
資格が取れなければ地獄への超特急ですが。

また資格取得後は激務が待っています。
稼げる仕事は激務と相場が決まっています。

もしくは不動産や投資など、人の代わりに資産が働いているか。
(地主の風景は、士業とは異なります。)

今日はここまで。


1月31日に行政書士試験の合格発表がありました。
合格された方、おめでとうございます!

そうでない方、ドンマイ!
行政書士試験は逃げません、捲土重来を果たすことは可能です。

今年の本試験は13%越えで合格者は6500名。
随分と増えたものだなと思います。

今年も新人先生が増えるのかなと。
後輩ができる嬉しさ半分、ライバルが増える焦り半分…
と言ったところでしょうかね。

合格発表が終われば、次に進むことになります。
別の試験を受けるのか、何もしないか。
行政書士の登録をするのか?

私には分かりませんが、悔いのない道を進んで貰いたいです。



行政書士を開業するなら、業務や営業の勉強も大事です。
まずは簿記の勉強をされることをお勧めします。

簿記や経理は行政書士業務で使うシーンが想像以上に多いです。
許認可なら提出書類に必須です。

読めなければ、社長と話ができません。
あと決算書内容によっては、追加資料が必要だったりします。
最悪は要件を満たさないケースも。

入管業務でも経営管理ビザは、簿記が出来ないと話にならないです。
(更新案件で大チョンボをやらかす可能性あり)

配偶者ビザ、帰化、永住などの身分系でも、確定申告書や決算書が出てきます。

個人的には外国語が出来なくても、入管業務は出来ますが…
簿記が出来ないと厳しいと思います。

昔は少し有利くらいに思っていましたが、決算書が読めないとキツイ。

5年ほど前に、帰化申請で簿記があると有利だと書きました。
今読むと、ひどい文章だなと思います。
事業の概要を作るのには、簿記知識が必須です。

https://ameblo.jp/osaka-imgr/entry-12511350380.html

入管の場合、身分系でも決算書が登場する頻度が多いです。
就労制限がないから、自営業や会社経営の比率が高いです。

また自分の記帳や確定申告でも必要になります。
こっちは会計ソフトとE-TAXで対応可能ですが…
知らないと知ってるでは雲泥の差です。

人によっては、記帳代行のチャンスも。
数少ない継続課金のビジネスになります。
こんなご時世でも記帳代行のニーズは依然としてあります。

悪いことは言いません。
簿記の勉強はマストです。

開業してしまうと、ジックリと勉強する時間が取れなくなります。
実務や営業の勉強で簿記は後回しになります。

簿記の勉強と言っても、簿記検定に合格しろとは言いません。
日商簿記2級のテキストと過去問が出来るレベルまでやれば十分です。

士業系の人は、すぐに資格に走る傾向があります。
ここでは知識を付けることが大事です。

会計事務所や一般企業に就職するのでないなら合格証は不要です。
日商1級を持っていれば、アピールになると思いますが。

私が実務で一番役に立ったのが、簿記の知識でした。

今日はここまで。