令和元年 8月20日 高齢出産の私の長い長い分娩時間はなんと32時間！②
長かった私の出産②
前回1日目の続きです。
よろしかったらこちらを読んでから
御覧ください↓↓
ちなみに時間は時計を見てる余裕がなかったので、
ここからはほとんど覚えていません。
2日目の朝 陣痛促進剤を投与
微弱陣痛（長時間陣痛が弱い状態）で母体疲労、分娩のいきみがうまく行えなくなったりすることから促進剤をやることになった私。
全然寝ていないのでもうヘロヘロです。
点滴で促進剤が投与されて5分くらいたったでしょうか…
胎児心拍モニター(NST)から突然アラームが鳴り出しました。
NSTは動くとズレてアラームがなるので
またズレたのかな？なんて思っていると
突然
「赤ちゃんの心拍が低下している」と言われました。
看護師さんやら助産師さんやらお医者さんやら
病室にバタバタ人が出たり入ったり
私はなんか酸素マスクをさせられたり、よく覚えていませんが
とにかく旦那さんや、すぐ来れるご家族に連絡してと言われました。
何がなんだかわからないけど、夫に電話☎
「なんか旦那さんすぐ呼んで下さいって言われてるんだけど」
と伝えると
無理っぽいことを言われる ʕಠ_ಠʔ
で、もう１度電話して見るけど繫がらない
とりあえずラインで「緊急です」と送信
もう１度電話してやっと繋がる電話。
「赤ちゃんが危ないみたい、すぐ来てください」
と伝えてとりあえず来てくれることに
実はそのころ夫は車で1時間以上かかる場所に仕事でいたそうです。
後から聞いたら、自分がいないとマズイ仕事だったみたいだけど
緊急だからと来てくれたみたいでした。
促進剤を一時中止
促進剤を中止し、様子を見ることになりました。
少しするとアラームもなり止んで元の状態に戻ったのでひと安心(•‿•)
夫はまだ到着せずとりあえず両親が来てくれました。
促進剤再開
モニターも落ち着いたので、今度はもっと微量で促進剤を投与していくことに。
どうやら促進剤が効きすぎて、胎児心拍が低下してしまったようです。
そしてやっと夫も到着。
また心拍が低下してしまったら帝王切開になることなど
先生から状況を説明をされたみたいです。
帝王切開になると了承のサインも必要になるので、
そのままついていてもらうことに。
その後、
微量の促進剤によって陣痛も少しづつ進み、隣の分娩室に歩いて行きました。
いよいよ分娩室へ
分娩室に行くとちょうど時計が見えました。15時くらいだったと思います。
そこからがまた長い
痛みは最初より早い間隔でやって来ます。
そしてせっかく夫を呼んだので立ち会ってもらうことにしました。
最初はそんな予定ではなかったけど、遠い所呼んでしまったし
今から仕事に戻ってもろくに時間もないだろうと思って(笑)
分娩室に入って1時間、どんどん痛みが増してきます。
そしてなんと言っても暑い！
うちわを持ってきていたので
夫がうちわであおいでくれたのですが、
ぜんぜん一定の風量じゃない！
「同じ風量でずっとあおいでよ！！！」
と心の中で思いましたが、もうそれを言う元気もありませんでした。
とにかく最後の方は
暑い と 痛い
しか言ってなかったと思います。(笑)
約2時間後やっと出産！
だんだんいきみたくなってくるのですが、まだいきんじゃダメと言われ
痛みとの戦いです。
痛みの間隔もどんどん短くなってきて、助産師さんが教えてくれます。
「ミカンくらい赤ちゃんの頭が見えてきてるよー」
最初のうちは息を吐いて痛みをこらえていたのに
今度は吸ったら息を止めていきめと言われます。
頭じゃ息を止めてるつもりでも吐いてしまったり
もう体力もいきむパワーも
限界でした。
最後の力で頑張っていきんで切開された瞬間
温かいものが股から出たなと感じた瞬間の17時11分
私の長い出産が終わりました。
放心状態？だったような記憶があります。
その後
胎盤を出すためお腹をグイグイ押されます。
結構痛い
そして会陰切開したところを縫います。
30分以上縫っていました。
チクチク チクチク
これも地味に痛い
でもこの頃は眠気もなくなってなんかスッキリでした。
ホントの分娩時間は6時間48分
分娩時間って陣痛が10分間隔になってそのまま出産した時間を言うらしいのです。
だから32時間かかった私の出産は陣痛微弱の時間は含まないのです。
なので 6時間 48分と母子手帳に書かれました。
寝ずに、あんなにがんばったのにー
途中、どうなるかわからなかったけど
経膣分娩できてよかったです。
帝王切開だと
もし二人目…となった時も帝王切開になってしまいますから。
とりあえず私の長い長い出産でした。
