たいぞう君について
エイズが発症しているという判断で対処療法のお薬を飲んでいます。
皮膚が裂けてしまうので注射針が刺せないし、刺せても皮下点滴の液を皮下内に保てない事から皮下点滴ができません。代わりに静脈点滴をするにも、針を留めるのにテープをつけるので、テープのところで皮膚が剥がれる恐れがあってできません。結果、シリンジで経口補水しています。、
ご飯も健康缶の缶タイプ(水分が多い)でないと飲み込めないので、毎日それを2つ。でも、強制給餌をするも首を振ってしまうので、全量をあげれているわけではありません。
日々ただただ痩せていく身体をみて、薬を飲ますのを辞めようか、食事を与えるのをやめようか…そうすれば亡くなるのか?と考えてみたり、私が薬や食事を与え続ける事で、たいぞう君に苦しみを与えてしまっているのではないか?悩み続けています。
とはいえ、強制給餌のシリンジを口元にあてると、口をモグモグ動かしますし、のりちゃんの近くに移動していたりします。
夜、なんとなく覚悟をして寝ますが、朝起きると、たいぞう君も生きている。
生きているんですよね。
たいぞう君の瞳をみると、薬が効いて復活するかもしれない。
裂けてしまった皮膚も再生し始めるかもしれない。
そんな淡い期待を捨てられません。
閲覧よく観ると首元の毛が皮膚から剥がれてしまっています…
膿まないように、抗生剤を追加しました。