ヒラメの捕食シーンを知り釣果を上げる

 先日怪しいアタリ方をしてきたヒラメ。捕食は下から食い上げるパターンと追ってきて捕食するパターンと2つあるかと思います。そのためヒラメ釣りではアシストフックの装着は欠かせません。

ヒラメは待ち受け型の捕食が基本

ヒラメ,捕食

 ヒラメは海底の色を判断して周囲環境にまぎれてます。明るい砂色なら明るい色になりますし、岩の上など黒っぽければ黒くなります。周囲にカムフラージュして捕食するアサシンタイプです。『基本は』です。
 小学生の頃(今から30年ほど前ですが)水槽の半分を白、半分を黒にして釣ったヒラメを入れた事があります。どうなったと思いますか?

ヒラメは夜行性?

 ヒラメは完全な夜行性とは言えないものの、夜間に積極的に動き回るらしいです。これは捕食行動と色々なブログ98%の確立で書かれていますが、私は少し考え方が違います。ヒラメは目視に頼り捕食するのですから、視界が良い昼間の方がヒラメにとって獲物を発見しやすいはずですし確実に矛盾してます。

 『捕食するため』これも勿論あると思います。完全な夜行性で無いものの、ヒラメは夜間に動きたい性質なのですから夜に獲物を発見出来さえすれば昼よりも釣りやすいはずです。

 もう一つは離底行動。これはヒラメの事を調べた滅茶苦茶スゴイ人の論文から引用させてもらいます。

 離底行動とは簡単に言えば、『ヒラメが底を離れて行動する事』です。行動=捕食ではありません。論文結果を一言で言うと、ヒラメが底を離れて行動するのは日中は主に餌を探すためで、夜間は主に移動のためであるようです。

ヒラメは目が良い説

 こちらも賛否両論ですが個人的に目がとてもいい魚なのだと思います。こちらの動画をみればヒラメの瞬発力、いや動体視力が人間以上であることは間違いなさそうです。動画2分12秒からの捕食シーンは圧巻です。

スポンサーリンク

 動画2分12秒あたりのヒラメの『目』を見てください。確実に獲物を探しています。そして2分20秒に左から高速で魚が真上を通りすぎる瞬間に捕食。これは確実に魚を認識していないと無理レベル。こんな高速で移動する魚でも捕食する事ができるのです。

ヒラメの捕食する場所を考える

 動画でも分かるように基本は下から上に向かって捕食、魚の腹の部分に食らいつく事が多いみたいです。ならばアシストフックはワームの真ん中辺りにセッティングするのが良さそうです。

…….。

 これが人間の独りよがりの発想で成長を止める原因です。

ヒラメのヒットのタイミングは?

 フォール中、巻出し、ほぼこれだと思います。では、キャスト直後のフォール中にアタリがある場合ヒラメはどこに噛み付くのが多いでしょうか?アシストフックを付けている腹側でしょうか?

ヒラメ,フック

 分かりにくいですが、フォール中に食ってきたヒラメの歯形が残されています。基本私はオフセットを使用するのですが、これはアシストフックの反対(ワームの上側)に噛み付いてきている事がわかります。

 当たり前ですがヒラメはルアーを後ろや下側から見ている時ばかりでなく、前や横からも見ているのです。

笑うなら笑え。ヒラメ最強アシストフック完成

ヒラメ,フック

 これで死角ナシ。左右から来たら・・・諦めましょう・・・。

釣行

 もう一匹は難なく釣れました。サイズ的には80超えでしょうがスケールを持ってないので分かりません。ヒットルアーはグラビンシャッド。

ヒラメ,座布団

Follow me!

ヒラメの捕食シーンを知り釣果を上げる” に対して2件のコメントがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です