●息子に言っていることがあります。

実際会う事の無い人有名な人も普段から「~さん」と呼ぼう。
実際に会う事の無い人とは、具体的には「スポーツ選手、アーティスト、歌手、タレント、学者、著者、政治家」といった有名、著名な方々。
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テレビで見るような有名、著名な方々を普段から「~さん」で呼ぼうという事になるのですが、息子はテレビを見ないので、実際に会う事の無い有名な人と言い換えています。

厳密には、「~さん」もしくは、敬称ということになりますが、子供なので敬称は上手に使い分けられないので「さん」で十分でしょう。

大人同士の人間関係でも、敬称で呼ぶことがふさわしいケースでも、「さん」付けで呼んでおけば、最低限、失礼にあたることはまず無いわけですから。

テレビでは、インタビューなどで学者や医者は先生といった敬称でよばれる場合が多いと思いますが、~さんや敬称なしの名前そのままで呼ばれることが多い職種もあります。

たとえばスポーツ選手は、名前そのままで呼ばれることが多いと思われます。テレビ中継で野球であれば「〇〇(名前)逆転ホームラン」とか。サッカーであれば「〇〇(名前)同点ゴール」とか

歌手であれば「〇〇が歌います」といったぐあい。また、バラエティ番組の掛け合いの中で呼び捨てのことはけっこうあると思います。

テレビでは、一対一でインタビューをしているときは、「~さん」でインタビューすると思いますが、
それ以外の時は、名前そのままで呼ばれることも多いと思います。

私自身も、有名な方を「さん」でよんでいないこともあります。しかし、普段生活していると、テレビで見るような有名な方を「さん」で呼んでいないことにも気がつきません。

有名な方を普段から「さん」で呼ぶ効用

私がそれに気が付いたのは、ある方にその事を言われたからです。

その方は、有名な方で、実際にお会いすることの無い方でも普段から呼び捨てにしないで、「さん」で呼ぶようにしているそうです。

なぜかというと、実際いっしょに仕事をしたり、しゃべったりする機会ができたときに「さん」を付けないで、名前を呼んでしまいそうになったことがあるからだそうです。そのため、お会いしたことの無い方でも普段から「さん」で呼ぶようにしているのだそうです。

その話を聞いてなるほど、そうだなーと思いました。そのため最近は自分自身も意識しています。

また、有名な方をテレビで見て、呼び捨てにしている間は、少なくともその人と仕事や人間関係を持つことは無いだろうーと思っているということです。

簡単に言うと、人間関係として同じ土俵には決して上がらないということです。もし、その方や、その世界の方と交流や人間関係を持ちたい、持つ可能性があると思うのであれば呼び捨てにはできないでしょう。

息子にこの話しをしたら、なんとなく理解したらしく、有名な方を家の中で呼ぶときも「さん」と呼んでいます。もちろん、しつけとして強要したわけではありません。

「さん」で呼ぶのは、実際本人に会ったときに間違えて呼び捨てにしてしまわないということもありますが、やり始めてみると自分自身のマインドが変化していくのがわかります。

テレビで見るような有名な方を、「さん」をつけて呼ぶようになるとその人に対する見え方や感情がなぜか変化します。尊敬とか尊重とか親しみといった感覚が出てきます。どのように呼ぶかで、相手に対する感覚が変わるのは不思議なものです

試しに、いつも呼び捨てにしている方を「さん」をつけて呼んで見ましょう。なにか感覚の変化があるはずです。また、親がそしていれば、いつの間にか子供も真似をするのではないでしょうか。

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