●いつの間にか息子の工作部屋ができてしまった

小4の息子には子供部屋はありません。学習机も無いので、勉強は居間のダイニングテーブルでやっています。子供部屋は無いのですが、和室ひと部屋がいつの間にか息子の工作室になってしまいました。

息子の工作部屋はは和室で物もあまり置いてなかったので以前は私もゴロゴロすることができました。

少しずつ息子の作った工作や造形、絵とか息子が集めた貝殻とか息子関係のいろいろとゴチャゴチャしたものが増えてきました。いつの間にか、水槽にはザリガニが住み着いているし、壁には、息子の絵やバイオリンのポスターがベタベタ貼ってある不思議な部屋になっていきました。
部屋

●子供部屋は無いのになぜか子供の工作部屋がある

最初のうちは、息子の工作や造形が置いてあっただけでしたがいつの間にか息子が工作や創作をその部屋でやり始めたので息子の工作部屋のようになってしまいました。

本当は部屋の全景の写真をお見せすると大変おもしろいのですがあまりに大変な状態なので、息子が工作をしている時の風景の写真を貼り付けました。厚紙や竹串が散乱して工作に集中しています。

意図的にそうしたわけではないのですが、いつの間にかひと部屋が息子の工作部屋になってしまいました。気が付いた時には、そうなっていたという感じです。

子供部屋は無いのに、子供の工作部屋がある不思議な家になってしまいました。
創作1

●ドクター中松氏の本を読んだら工作部屋は子供にとって重要らしい

先日、様々な独創的な発明で有名なドクター中松氏の本「頭の良い子を育てる環境・運動・食事」という本を読んでいたら興味深いことが書いてありました。


ドクター中松氏のお母様は、とても教育に熱心な方だったそうです。教育に熱心といっても、「勉強しなさい」と言うわけではなく、中松氏が通う学校や住まいといった学習や教育の環境を用意したそうです。

お母さまが選んで、子供を通わせたい小学校の近くに家を新築しそこに中松氏のために寝室、勉強部屋、技工室という3つの部屋を用意したそうだ。技工室とは、工作をするための部屋だそうだ。

(引用開始)
10坪ほどの広さのこの部屋は、たとえペンキをこぼそうとも、焼け焦げをつくろうとも、決して叱られることはなかった。どんなに散らかしても何をしてもかまわない。私にとって自由なスペースであった。
ここで私は、模型飛行機や潜水艦、ロケットづくりなどに熱中した。さまざまな工具を揃え、木を削ったり、ハンダゴテを使ったり、一日の工作を終える頃には、床は木屑であふれ、机は黒い焼け焦げ、赤や黄色のペンキがべったりとつき、さまざまなゴミが山積みになっていた。それでも叱られる心配がないから、私は思う存分好きな工作に熱中できたのである。
(引用終了)


このように、ドクター中松氏の独創的な発明は子供の頃の技工室での自由な工作が原点となっているようです。

そしてドクター中松氏は次のように述べています。
子供にとって、部屋が汚れることを心配せずに熱中できるということは、とても重要な意味を持つ。子供の頭を良くしたいと思うなら、ぜひとも、どんなに汚しても絶対に叱られないという「汚し部屋」
与えてあげるべきだ。と

ドクター中松氏の子供の頃の工作室の風景は、まさしく息子の工作をしている風景とイメージがだぶってしまいます。
特に意図して、息子の工作部屋を作ったわけではなかったのですが、いつの間にかできてしまった工作部屋も、結果的に息子の思考力や想像力を育むのにとても役に立っていたのだなー。と妙に納得しました

育児本や、子育て本に子供のための工作室を作りましょう。と書いてある本を思いつきません。(もちろん私が知らないだけであると思います)でも、ドクター中松氏の本に述べられている通り、工作室は子供の成長にとってとても重要な部屋のようです。
これにはとても共感します。

バイオリンニス
紙工作のバイオリンにニスを塗る

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できあがった紙バイオリン
日本刀1
息子自慢の紙日本刀もこの部屋で生み出された。


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