村上春樹のデビュー作です。
村上の本が好きだという割になかなか読む機会がなかった本。
読みだすとスッと本の世界に浸ることが出来る
あの感じがありました。
でもほかの作品より、鋭利な透明感を感じました。
若い時の作品だからでしょうか?
主人公や主人公にかかわる若い人たちの、
どうしたらいいのか、分からない感。
これから自分はどうなっていくのか先が闇に包まれている感。
青春時代は楽しいだけじゃなかった、
そういうことを思い出させる本でした。
ポチお願いします(^-^?)