画像SEO対策してますか?
サイトの種類のよっては、やっておかないと売上に影響がでますよ。
画像SEO対策は基本的に画像がメインのサイトでなくても検索順位の上位表示させるためにやっておいた方がイイSEO対策です。
この記事では、次のポイントにフォーカスして解説します。
- 画像SEOって何?
- どういうサイトは売上に直結してしまう?
- 画像SEO対策ってどうすればイイ?
- 注意しなければいけないことがある
内容の解説から具体的にどのようにすればイイのかというところまで深堀りして解説していきます。
記事の前半は画像SEO対策の説明部分なので、「内容は知ってるよ〜」という人は読み飛ばしてもOKです。
画像SEO対策とは
画像をコンテンツの内容にそったモノを設定したり、ファイル名やalt属性コンテンツの内容と関連性の深いものにすることで、クローラー(検索順位を判定しているプログラム)からの評価をうけることと、画像からの流入が期待できます。
特に画像SEO対策が活きるサイトとは
ECサイト(オンライショッピングサイトなど)や物販ブログなどが画像SEO対策に向いています。
このようなサイトは、画像がメインとなるのでテキスト部分が少なくなってしましがちです。
クローラーはテキストしか判断できないません。「alt属性が設定されていない」、「”img12345.png”みたいなファイル名」となっているとクローラーは内容を判断できないので「画像が貼ってあるけど、コンテンツの内容と関連性があるのか?」という判断をするので、評価が上がりづらい傾向があります。
ECサイトや物販系ブログに限らず、画像を挿入する場合は画像SEOを意識した方がイイですね。
画像SEO対策はどうすればイイのか
前述でも少し触れた内容もありますが、画像を貼るときは次のポイントに注意することをおすすめします。
- ファイル名に注意する
- alt属性は必ず設定する
- 画像のサイズ(容量)をなるべく小さくする
- コンテンツ内の重要度の高い画像は1番目に設定する ←見落としがち
順番に解説していきますね。
ファイル名に注意する
前述でも触れましたが、ファイル名もクローラーはチェックしているので、画像の内容を表すような名前にするように工夫することが必要です。
alt属性は必ず設定する
alt属性は画像が表示されなかった時の代替で表示されるモノなので、alt属性が設定されていない画像はユーザービリティの評価として低くなる傾向があります。画像を貼るなら必ず設定しましょう。
画像のサイズ(容量)をなるべく小さくする
ページの表示速度を下げない施策です。最近だとスマホで撮影した画像を記事に貼ることも多いと思いますが、サイズを必ず確認しましょう。スマホはかなり高画質に撮影できますが、容量がメガバイトとなっている場合もあります。
圧縮してから記事に上げるようにするのがイイと思います。
コンテンツ内の重要度の高い画像は1番目に設定する
検索結果で検索順位の1番目のページってサムネイル画像が表示されている時があるのって知っていましたか?
サムネイルが表示されることでCTR(クリック率)が上がることが期待できます。
サムネイル画像って記事のどこの画像が使われているかということはわかっていません。
この件に関しては諸説あって、「アイキャッチ画像」ということもあれば、「記事の1番目の画像」が使われることもあります。なので、「どこにサムネイル画像を配置すればイイですよ」ということは言えないです。
でも、1つわかっていることは「記事の上の方の画像が表示されやすい」ということです。
なので、重要度の高い画像はなるべく上の方に配置しておくと、検索結果の上位に表示されたときに重要度の高い画像がサムネイルとして使われてCTRが上昇することが期待できます。
画像SEO対策をするときに注意しないといけないこと
特にページ速度を意識したSEO対策をしたときにやりがちな間違いを紹介します。
※けっこう専門的な内容になってます。
画像の遅延読み込み処理(lazy load)をしたことで、画像からの流入がなくなる!!!
ページ速度を上げるための有名な施策が「画像遅延読み込み(lazy loadとも言う)」ですが、考えなしに施策を行うと画像からの流入が無くなる可能性があります。
そもそもページの表示速度が遅いとどうなるか
ページが読み込まれるタイミングは、通常ページを表示したタイミングに全ての要素を読み込みます。なので、表示しようとしているページの画像のサイズ(容量)が大きすぎたり、画像の数がすごく多かったりするとページが表示されるまで5~10秒ぐらいかかってしまします。
「たった5~10秒じゃん」と思うかもしれませんが、WebマーケティングやIT業界では、5秒は遅すぎです。
ページ読み込み速度が遅いと、ページが表示される前にユーザーが前のページに戻ったりしてしまいます。つまり離脱率が高まります。
「遅延読み込み(lazy load)」とは
ページの表示時に全ての要素を読み込ませないようにするテクニックです。
具体的に解説すると、スクロールなどで内容が画面に表示させる直前のタイミングで内容を読み込ませるというものです。
部分的に読み込ませて表示をしてしまうので、ユーザーが読みたいところは高速で表示させて、画面の外側の見えていない箇所をあとで読みこむというものです。
なぜ、遅延読み込みで画像からの流入が無くなるのか
遅延読み込みは、表示領域が画面に表示される直前で読み込みを開始するので、クローラーがページを巡回しにきたときには「画像がその場所にない」という判断をしてしまう場合があります。
遅延読み込みの施策をしたページは画像がないということになるので、画像からの流入が無くなるという原理です。
この方法の解決方法は3つあります。
- 画像のサイトマップを送信するようにする
- 画像を認識させるように構造化データのプログラムを実装する
- 遅延ロードの必要が内容に画像のサイズを落とす
遅延読み込みをしていなくても全てやった方がイイ施策ではありますが、遅延読み込みを実装するなら上で挙げた3つの方法はマストですね。ECサイトや物販ブログだと売上に直結することなので、押さえておいてほしいポイントです。
まとめ:流入経路は多い方がイイ
PV数を上げるためには流入経路は多いに越したことはありません。
しかし、画像SEO対策だけに限らず正しく対策しないとマイナスとなってしまう場合があります。
特にこの記事の内容にクリティカルなWebサイトは、ECサイトや物販ブログのようなサイトなので、上で解説した注意事項などデメリットも考慮しながら施策していく必要があります。
その辺りのデメリットに関しては、SEOコンサルの人やエンジニアと相談しながら進めていくのがイイと思いますよ。