中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

2023年の総括

2024-01-13 12:30:00 | 船釣り・釣行記

 総括の前に、2023年の最終釣行から。

 年末は、荒天のために思うように乗船出来なかった兵庫県北の、柴山の豊洋丸さんに乗って落とし込み釣りに向かった。

 しかし、釣期のピークを過ぎていた事と、潮況の悪さから、肝心のイワシが殆ど掛からず大苦戦。正午過ぎまで全く何事も起こらないまま、ボウズを覚悟した頃になってイワシが掛かり始め、ようやくロッドが絞り込まれていった。

●ようやくのファイトシーン●

 いつものフカセ釣りとは勝手が違って真上方向に引き上げるだけなので、「ブリかも?」という思いもあったが、姿が見える頃になって魚体を横にしていた事からヒラマサと確信。そして無事にゲットした。

●メーターに少し足りない●

 大喜びするようなサイズではなかったが、当日の状況では納得出来るサイズだった。

●98cmのヒラマサ●

 以後に続く魚はハマチだけとなり、2023年の釣りが終わった。

 

■2023年の総括■

 2023年の成績を振り返ると、トータル本数は20本ジャスト。最大が1m9cm、続いて1m5cm、1m4cmとメーターオーバーを3本獲り、メーター・オーバーは累計12本(1m以上だと13本)になったが、2023年春から初夏の経ヶ岬沖では恐らく60本以上のメーターオーバーが老若男女様々な方々によって仕留められているし、ましてや釣友が1m30cmや1m13cmをゲットしている。そんな中「強化期間」と称して足繁く通っていた割に、この成績では満足出来たワケではないし、目標の1m30cmに遠く及んでいない。また、頼みの綱の玄達瀬は不調気味でモヤモヤ感が募るばかりだった。

 そしてクエ。こちらの方は一日で2本ゲットするという、ラッキーデイもあったが、14kg止まりであり、生涯目標の30kgまでには果てしない距離がある。

 兎にも角にも両対象魚へのチャレンジは続けるが、果たして今年はどうなる事だろう?。

 

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’23 経ヶ岬沖の完全フカセ釣リ 晩秋~初冬 その2

2023-12-30 12:30:00 | 船釣り・釣行記

 今回も時間がなく、超短縮版で。

 繁忙期の中、休みが取れた事と出船可能日が重なって、この時期としては奇跡的に釣行が可能になり、いつもの日本海41さんに乗船して、経ヶ岬沖へと向かった。

 中盤までは天秤仕掛の投入を繰り返したが、思うような釣果が得られず、苦悩の時間が続いた。

 「もしかして?」というのもあったので、途中から完全フカセ釣りに切り替えたのだが、そこそこ釣りこなせそうな流速だった。

●100mあたり5分45秒●

 しかし、それは中層までを攻めていたときの事であり、底潮に入るとブッ飛んでいった。周囲を見れば天秤仕掛に120号以上のオモリを背負わせても45度近くの角度になっており、「これではダメ。」と、再び天秤仕掛に戻す事になった。

 

 この日の狙いはメダイであったが、明らかに食い渋り傾向となっていて、前アタリの後にロッドを絞り込むような本アタリは期待できない様子だった。船長のアドバイスもあって、小当りを掛け合わせることに集中すると、何度かのスカの後、ようやくの「掛け合わせ」に成功した。

●ようやく…●

 そこから「強烈な締め込みが繰り返され…。」と書きたいところだが、初めこそドラグを引き出すような走りがあったのだが、途中で休憩をするような変な引きだった。そのため「マダイかよ…。」と、ガックリとなったが、船際で思い出したように走り出したので、メダイと確信した。そして無事にゲットに至った。

●及第点の85cm●

 当日は諸事情があって悶々とした時間が続いていたのだが、そこそこサイズとは言え、その思いを吹き飛ばすような一本だった。そしてその後は風雨が強まりながら納竿時間がすぐにやって来た。

 好調だった経ヶ岬周辺のメダイ釣りに滑り込みで乗船&ゲット出来て幸運だった。年内の釣行は後一回となったが、締めくくりは落とし込みの予定だ。

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’23 経ヶ岬沖の完全フカセ釣リ 晩秋~初冬 その1

2023-12-02 12:30:00 | 船釣り・釣行記

 本業が繁忙期のため、あまり時間がないので…。

 今秋は暖かく、北系の風は、たまにしか吹かなかったが、その「たま」がボクの予約日に当たる事が多く、しばらく釣りの現場から遠ざかっていた。

 ようやく11月の最終週に乗船可能となり、舞鶴へと向かった。乗船したのは西舞鶴の倉丸さん。ボクとの相性は良く、ヒラマサの舞鶴での自己記録(119cm)や75~96cmを10本という釣果もこの船での成績なので、期待を膨らませながら経ヶ岬沖へと向かった。

 まずは今秋好調なメダイを天秤仕掛で狙ってから白石グリで完全フカセ釣リに移行するプランだったのだが、お目当てのメダイがなかなか顔を出さず、思いの外手間取ってしまった。

 そんな中、ようやく80cm級が船首方向でゲットされたのだが、後が続かない。待ちくたびれてダレ始めた頃、ようやくボクのロッドが前アタリを捉えてくれたので、穂先を追従させてゆくと力強く胴まで絞り込んでいった。

 「やった!本命だ」とアワセをいれると、そこそこの抵抗感が伝わってきた。

●初めのうちは…●

 しかし引き込む力は、やがて中だるみを伴うようになっていった。そして正体が判明した。

●72cmのマダイ●

 「マ」ダイではなく「メ」ダイが欲しかったのだが…。

 

 時は進み、14時を回っても状況がは変わらず、船上の皆がしびれを切らしていた。そして船長の「フカセ釣リをするなら今がタイムリミット。」という言葉に後押しされて、一路白石グリへと向かった。

 

 現地では南からの潮流ながら、そこそこのスピードで流れていた。

●100mあたり5分30秒ほど●

 そして第一投目、足下の水深が65mという事と活性が低そうだった事から、浮力体は無しでクッション水中のみとし、送り出しは25m、100m出たら30秒の停止、以後は40mごとに10mの引き戻しを繰り返すパターンを組んでみた。

 すると、隣で本ガツオが掛かり、「今日はイケるのでは?」と思ったが、ボクの方はと言えば、200mまで流した後に回収すると、アタリも無いままにサワラ系らしき魚にハリスが切られていた。

 二投目以降は何事も起こらず、サシエサが残る事が多かったので、「恐らく底潮が緩く、二枚潮になっているのでは?」との感触から、ガン玉2Bを装着し、送り出しを30mとして100mで30秒の停止、以後は50mごとに10mの引き戻しを繰り返すパターンに組み替えてみた。しかしこれでもサシエサが残ることが多かったので、「もっと底を意識した方がイイのでは?」と思うようになっていた。

 元から少なかった時間はドンドン過ぎて、残り時間は1時間を切っていた。まずはガン玉を4Bに交換し、送り出しを40mに変更した。そして停止は行わず、100mで10mの巻き戻しを行い、以後は50mごとに10mの巻き戻しを行った。

 このパターンで200m流してみたが、サシエサが少しかじられていたので、次は250mまで流してみることにした。すると240mで待望の急速逆転が始まった。

 アワセを入れると「ズドンッ!」と衝撃がロッドを襲い、根本まで絞り込んでいった。電動リールの巻き上げを止めるのはイイ魚の証。そこからしばらくは右手でラインを掴んでリールへと送り込んで行った。

●引き抜きで対抗中●

 当初は「ズンズン」と響くトルクフルな感があったので、「メダイか?」と思っていた。しかし、残り50mあたりでは深く潜っていなかったので「ブリかも?」という、思いもあった。しかし、正体を見てビックリ。なんと相手はそこそこサイズのヒラマサだったのだ。

●納得の96cm●

 夏以降、ベイトフィッシュが多かったせいか、オキアミのエサに対する反応が極端に悪かったヒラマサだが、メーターは切っていたものの、久々の登場に船長共々安堵した瞬間だった。

 そして、続く魚は無いままに日没の納竿時間がやってきた。

 今後、オキアミへの反応の回復を期待したいところだが、どうなる事やら。個人的には当日のように「じっくり粘らなければ結果が伴わない」という日がしばらく続くと予測している。

 

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荒天続き

2023-11-18 12:30:00 | その他

 ボクのホームグラウンドは日本海側なので、この季節になると、荒天で出船不可の日が増えてくる。このところの週末は例外にはならず、悶々とした日々を送っている。更新はいつになるのやら…。

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クエ釣りに思うこと ~その2

2023-11-11 12:30:00 | 船釣り・釣行記

 クエが若狭湾周辺でも釣れることが判った初期は、道具選びも手探りであったが、そこから徐々にエスカレートしていったように思う。だが、「竿とリールで¥300000超!」といった不必要に高い投資額で敷居を高くする必要はなく、「そこそこ」の投資でも十分対応が可能だと思っていた。

 直接の知り合いではないが、ボクと親交のある船長である、晴海丸(福井)の友人に「K’S」という、ルアー船の船長がいらっしゃって、その方が現在、福井から五島列島(福江島)に移住して、季節ごとにヒラマサ狙いのルアー船として営業していたり、クエの釣り師兼、職漁師として操業している。

 先日そのK'Sのブログを見ていると、クエ釣りについて熱く語っていた。その内容は現実的なタックル選びであり、日頃からボクが感じている事の多くを代弁してくれているので、感銘した次第だ。詳しくは下記アドレスを参照して欲しい。

https://ameblo.jp/ks-1/entry-12823442760.html

https://ameblo.jp/ks-1/entry-12823887304.html

 かく言うボクは14kg止まりで、推定◯◯kgクラスは全てバラしているから、説得力はないかも知れないが、釣師でもあり、職漁師でもあるK'Sの船長が言っている事なら納得できるだろう。これからクエ釣りを始めようとされる方々に、「バカ高い道具は必要無い。」という船長のメッセージが、参考になれば幸いだ。

 

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