中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

メダイを求めて東奔西走 ~その1

2020-02-08 12:30:00 | 船釣り・釣行記
 今回は時間がなく、簡易版。

 釣りをしない友人たちと集まっての鍋大会。その具材ゲットを買って出たのは良いけれど、風が吹き、断念している内に期日が迫り、残すところ二週間を切って少々焦っていた。
 何が何でも、鍋具材では最高に旨いメダイを釣らなくてはならないため、いつもの完全フカセは断念して、あまり得意ではないというか、「どうしても」という場合を除いてほとんどやらない天秤ズボ釣りにチャレンジしてきた。 

 訪問したのは兵庫県但馬海岸にある、柴山港から出向する第三豊洋丸さん。いつもは完全フカセ釣りでお世話になっている船だが、1~3月はメダイや根魚狙いを中心に船を出している。過去の釣果欄を確認する限り、白石グリよりも安定しているように思えたので、期待を持っての釣行だった。

 暖冬の極みになっている今冬だが、ここ但馬海岸も例外ではなく、雪を被らない山々をバックに無事出港。目指すは100mラインに点在する漁礁の一つだった。

 そして第一投。底取りを行い、10mを切ったところまで巻き上げて撒きエサを一振り。すると、早くも竿先をフワフワと持ち上げる特有の前アタリが現れ、その後に竿先が海面に向かって突き刺さっていった。
 アワセを入れると、そこに待っていたのは、まさしく心待ちにしていたメダイの走りだった。

●中型メダイの引き●

 引き味から中型と判断。口切れが怖いのでテンションをキープしつつ、ゆっくり目に引き上げて無事にゲット。70cmには少し足らないが、鍋料理なら、2~3人前にはなるので一安心できた。

●68cm●


 そして続いての投入。船長が撮影したいというので、竿受けにセットした後に、それに応えていると、後ろで「兄ちゃん、アタッてるで~。」の声が。
 慌てて竿を掴んでアワセを入れたが、対処が遅れたために漁礁にハリスが擦れて仕掛が飛んでしまった。この日は風と潮が反対で船位が安定しなかったので、どうやら漁礁のすぐ際にズレた所で食ってきたようだ。
 「連発するからいいや。」と思ったのも束の間、そこからは沖メバル他の外道はアタるものの、メダイからのアタリは全く途絶えてしまった。どうやら底潮の動きが止まったのが原因のようだった。
 そんな中、船長は懸命にポイントを探してアチコチと奔走してくれたが、最初の1匹以外にメダイはゲットできず、この日の釣りが終わってしまった。

 68cmが1匹では7人前の鍋具材には到底足るはずもなく、ボクのメダイ探しの旅は、まだまだ続くのであった。
 

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