中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

上向きのハズだった鷹巣沖

2020-09-26 12:30:00 | 船釣り・釣行記
 時間がないので、簡単に…。

 ようやく秋の気配が濃くなり始め、福井県鷹巣沖でも80~90cmオーバーの良~大型クラスのヒラマサが、極が付くほどポツリポツリとだが顔を見せるようになってきたので、いつもの晴海丸さんに乗り込み、ここを攻めてきた。

 当日は鷹巣沖としては早めの潮が差しており、アンカー入れ直後から期待が持てる様子だった。

●100mあたり7分チョイ●

 そして数投でラインが走り始めた。但し、ハマチからのモノばかりだったが…。

 「思ったよりも角度が付かない。」という判断で船長がアンカー位置を修正。それと同時にやや潮流が速まり出した。そしてそこから数投目、それまでよりも勢いのあるスプール逆転が始まった。

●ウレシイ曲がり●

 引き味と、上がって来る角度から中マサクラスと判断。1本目なのでゆっくり且つ安全に引き寄せ、難なくゲットする。

●フィニッシュ!●

 今年はこのクラスを嫌になるほど釣ってきたが、玄達瀬以来の御対面に正直嬉しさが込み上げてきた。

●72cmの中マサ●

 この一本が契機となって、ヒラマサのアタリが続きだした。
 続く1本は釣友に来たのだが、相手が大きすぎたのか、フルドラグをかけたシーボーグ500ATからラインを30m引き出した挙句に根ズレでアウト。
 「俺にも来いッ!」と思いつつ流し続ける事約30分。「ついにその時は来た!」と言いたかったのだが…。
 「ブーンッ!」という音を伴って、かなりの勢いでアタリが出たので、ロッドに飛びつきリールのクラッチをオン。次いでアクセルレバーをフルスロットルにしてアワセを入れたが、その瞬間の「ズドンッ!」という衝撃で大マサと判断。ドラグの締め具合も十分だったので巻き上げにかかる。しかし次の瞬間だった。
 「バチンッ!」という音と共に突然の高切れに見舞われてしまったのだ。あまりの大音響のため船長からは「竿が折れたの?。」と聞かれたが、確かに高切れが、それもリールのすぐ前で起こっていた。
 これで今年4回目の同位置での高切れだった。これまで根掛かりした際に、どこかに弱い部分があったのか、中間部での高切れは何度か体験しているが、リールの直前辺りでの高切れが1シーズンで多発するのは異常事態だ。更にはラインが6号ならいざ知らず、当日使用した7号であれば尚更だ。勿論ラインの管理に怠りは無く、当初から傷があったとは考えられない。
 実は、内2回ずつが、それぞれ違うパターンで起こっていて、その原因を把握しているのだが、いずれも釣り具メーカー由来のモノなので、もう少し確信を持ってからその原因を語りたいと思っている。

 とにもかくにも、2度もバラシが続いては後に続くヒラマサは無く、以後はハマチ&マダイの釣果へと変わっていっ行く。終盤は中小型マダイが入れ食いになって慰めてくれたが、不完全燃焼のままで納竿時間を迎えた。

 「絶対に居る!」と思っていた大型ヒラマサにやっと出会えたのだが、今回はそこ止まりで手にする事は出来なかった。今年中にあと何回チャンスがあるのか判らないが、このままでは、こと大型ゲット率に関しては最悪の年になってしまう。残る数か月で最善を尽くし、価値ある一本を獲りたいのだが…。

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