へたれ学生の走破録

一眼レフと歩む日本縦横無尽ドライヴの記録

大曲花火ドライブ (3) 安の滝・花火大会編

2019-11-21 02:29:12 | 旅行
8月31日 

花火前の時間にトレッキング経験のほぼないぼくでもなんとか辿り着けそうな滝へ行くことにした
兼ねてよりその美しい写真を見た時から秋田に来たらここへ行こうと決めていた滝である

その名も安の滝・日本の滝百選のひとつでもある

・・・


5:00
ラーメンを食べたあとは秋田市内のマックスバリュで買い出し、本日の計画を練る


安の滝までは直線で行けないためいったん北上します


R285秋田峠を越える


道の駅 かみこあに
ここにて先日購入したトレッキングシューズに履き替えました
初の登山靴です!


前記事のルートが赤線です
花火会場(黄色)がゴールなのですが
安の滝は打当温泉のところにあるので本日は緑線ルートで会場入りすることになります
そうです、わざわざラーメンを食べたかったためだけにこんな面倒臭いルートをとっています⊂( ˆoˆ )⊃


R105に入りここからは南下です
早朝の田舎の空気はとても美味しい!!
そして走りやすい道!


こちらが拠点となる道の駅・あに
いろいろトレッキングの準備をされてる方もいました〜


このへんには様々な美しい滝があるもののどれも悪路経験やトレッキング経験のない者、そして度胸の無い者からすると一筋縄では辿り着けないものばかりだね


現在地が左、温泉を越えたあたりから未舗装ダートを5kmほど走ります
そして駐車場から1.5km歩くところに目的の滝があります


温泉方面へは一時的に鉄道路線と並行して走ります
秋田内陸線!!なんかカッチョいい


温泉過ぎたら狭路へ入ります


幸兵衛滝などとの分岐があるので間違えずに・・・


出来ればうちの車で走りたくないのだが・・フラットダートを暫く走ります
コーナーも多々あるので気をつけて


一瞬前に視界が開ける所があります


一筋の滝が遠くに見えます、あれこそ安の滝!
スマホで限界まで拡大^^;

え??あそこまで行くの??とここへ来た者誰しもが思うだろう
ちなみに悪路を普通の車で1キロ進むのはとにかく時間がかかる。


進んでいくと重機が見えます
舗装拡張しているのかね


ラストは舗装路、ヒヤッホゥ


はい駐車場到着です〜
さてはこの先に業者がいるな??


カロリー摂取をしていきます!!


しっかりトイレ付きで良心的な入口
では行きましょ


うぉおっと、
まあどこもこんな感じですよね!!
山へ入る前には100円ショップで鈴を買って行きましょう。まだ買ってないけど


キャタピラの轍があります
やはりこの先で工事が?


綺麗なせせらぎの音を聞きながら進みます・・・



駐車場からゴールまでは2kmか
登山の2キロは長いが
昨年の天滝を思い出すなあ


昨日の雨の影響で若干水量が多いか・・・いや、これは滝に十分期待していいということだ


そんなにアップダウンはなかったです〜


途中何ヶ所か軽く崩落していましたがまあ大したことはなかったです、山なので仕方ない


滝を見ながら進んでいるとやはり工事をしていた
崩落した箇所の修理か遊歩道を整えているといったところだろう


さ、いよいよ終盤です


最後はかなり急(笑


ほらほら、水の流れが激しくなってきましたよー
音も近いし滝はすぐそこです




今まで隠れていた下段の滝が姿をあらわしました!
でもここは展望台ではないな


も少し進みますと・・・


ついに辿り着きましたあ

安の滝!!

上下2段からなる滝で落差はなんと90m。
ちなみに左上からは白糸の滝という細い滝も顔を出してます
雨上がりでよかった!見上げていると首が痛くなりそうだ・・・
水量も豊富で上からぶわわわぁっと優雅に流れ落ちる・・・そして滝のこの構成ですよ、構成。垂直に二段、おまけの滝もいい感じでコラボしてくれる
こんな山奥にかような神秘的な滝があったなんて。東北ならではかもしれない。

写真からでは伝わりにくいですが落差・幅とも圧倒的なスケール感を誇っています
滝百選に選ばれているものの、その中でもかなり上位に食いこんでいること間違いなしですね

写真をみてから実際訪れるといい意味で裏切られるのが滝だなぁとあらためて思った。

こんなにいい滝なのに観光客は皆無である、勿体ないけど、そのままでもいいと思う。こういう秘境感溢れる場所へくる度、自然の中で手付かずのまま残っておいてほしいなと密かに願ってしまう。

・・・といきなり滝を褒めちぎってしまいましたがここからはカメラで撮ったものを載せておきます(レタッチやや強め)

っとその前に人がまだ来ぬうちにせっかく持ってきた三脚で自撮りしておきましたー〜!わーい


展望スポットの場所が場所なんで、どうしてもアングル的に白糸の滝のほうは入れられない!
数メートル引いたところの段差の下から超広角で撮ってようやく自分と滝共々はいるかwといったところ。


あ、休憩にお昼ご飯もたべたべしましたね


看板が今にも倒れそうなのが気になる(笑)


滝壺ですね




いやあほんとに美しい


紅葉の頃もまた良きなものなんでしょうなあ

実はこの上段の滝の上?裏側まで登れるそうなんですが花火までの時間が押してるのとさすがにこっから100m上はきついやろってのとで、このへんで撤退します!

しかし遊歩道ですれ違って声掛けられた工事のおっちゃん達の訛りがつよくてマジで何言ってるか聞き取れんかったな・・・東北には移住できなさそうだ。


トレッキング後はまたダートを戻り入口の打当温泉で疲れを癒す(  ´ω`  )ホッ


花火会場である大仙を目指すR105
お〜〜??車が多くなってきたゾ


途中の角館城址から眺める古の町並み
夏草やつわものどもが夢の跡 といわんばかりの景色だなあ(適当)


春は桜並木。


ささ、会場に近づいてまいりました
空いてる駐車場を物色する
が突然の大雨・・・ゲリラ豪雨・・・


降ったりやんだりを繰り返した後なんとか雨雲過ぎ去ってくれた
会場の人も大変だったろうなあ

駐車場はどこもパンパンで出すのにくっそ時間かかるだろうしなにより1日2,3000円以上と超高額レートだったので周辺は断念しあらゆるリスクを避けるため5kmも離れたイオン大曲店へ駐車(一応買い物はしておいた)。案の定他県ナンバーばかりでみんなよくやるなと(笑)
まあ、市の人口の何十倍もの人が一堂に会するわけですからねぇ


さて、さっきもじゅうぶん歩きましたがまたまた会場まで歩きましょうかね。気持ちいですね、まだ電車を使って一人旅していたころを思い出す


会場付近
人が増えてきましたなあ
首から札をぶら下げてるのは有料席を獲得した人だな


ポジショニングはこの画像よりもう少しいったところにしましょう


ちなみに当日の会場案内図です
打ち上げは雄物川左岸で、正面から一番見えるのが右岸ですが全て 前 売 有 料 席 です
なので無料で見ようという方は東側の支流、丸子川の土手(今回ぼくはこちらにしました)、大曲駅の方、西側の田んぼ(打ち上げ場の裏側)、ちょっと離れた小高い山、などから見るそうですね
当初は視界のよさそうな裏の田んぼ側で見ようとしましたが、前述の通りそのへんの駐車場は満車で、またイオン側から歩いていくのは大変だったため辞めておきました。これはいつか次回行くときのメモのつもりです。素直に有料席をゲットしておきましょう。


着いた頃にはちょうど昼花火の部をやっていました
全国唯一の昼花火らしいです
・・・誰も興味を示しておりませんでしたが

一応場所取りとカメラのセッティングが終わったのであとは待機します
スマホの電波は・・人混みすぎるので当然ほぼ入りません


19時前、ようやく日も落ちついに打ち上がりました!
大曲は花火“競技大会”なので、全国の花火師たちによる作品が2時間以上にわたって曲に合わせて順に発表されていきます
総理大臣賞なるものもあるみたいですね〜


ちょっと待って!!( ˊᵕˋ ;)
下のライト明るすぎ問題。セッティング時はまだ明るかったので気づかなかった!
とりあえず、適当に何枚か載せときます^
マンションも邪魔で下の仕掛け花火までは見えないが、ここから見てる以上避けきれぬものである
初なのでお許しあれ。












フィナーレ!令和元年仕様!

長岡の時は会場から遠かったので望遠安定だったんですがこちらは打ち上げ場から近かったのでいつデカいのが上がってくるかとビビってずっと広角端で構えてました^^;そんなデカいの上がらんかったけど。

ただ最後は感動した!カメラは失敗だったがほんとうに来てよかったなあ。最後の打ち上げが終わったかと思いきや、帰る観客を見送るように何発も打ち上げが続くという大サービス仕様(笑


というわけで、今回の旅一の目的は果たせて大満足。日本三大花火大会のひとつ、大曲花火競技大会。ぜひ皆様も行ってみてくだされ。有料席を予約して。

続く


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