3回めの妊娠(11)最後の壁はGBS陽性!とにかく免疫力が弱いようだ……

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GBS(B群溶血性連鎖球菌)陽性

検査に引っかかってしまった

おめでた生活最後の最後の壁は、GBS(B群溶血性連鎖球菌)となりました。

35週での検査で陽性とのこと。 ふごご。

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子どもの頃はしょっちゅう溶連菌感染症で高熱を出したり喉を痛めたり、お尻が膿むほどのひどい「とびひ」になったりしていたし、大人になっても扁桃炎に悩まされていたので、「溶連菌の検査」と聞いたときに「ああ、これ絶対引っかかるだろうな」と覚悟していましたが……やっぱり引っかかってしまった……。

一応毎日免疫力アップのために乳酸菌を摂ったり、切迫で安静のときも体だけは毎日洗ったりして気をつけていたつもりでしたが、わたしは免疫力が基本的に弱いんだろうなあ〜。

もちろん上記の咽頭炎や発熱などに関わる溶連菌は、出産時に問題となる溶連菌とは全然別物の「A群溶血性連鎖球菌」。

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今回妊婦健診で検査したのは「B群溶血性連鎖球菌」。 

こちらはどこにでも存在するような常在菌で、病気の原因になるような菌ではなく、母体にあるぶんには全く問題のないものです。

10〜40%の妊婦さんが持っているとかで、お医者さんも「妊婦さんはよく引っかかる、ありふれた菌だからね〜」と言ってました。

 

しかし!

 

分娩時に赤ちゃんが産道を通るときに赤ちゃんに感染すると、赤ちゃんが敗血症や髄膜炎、肺炎などにかかるリスクがあります。

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これらのGBS感染症は発症する確率は低いものの、一旦発症してしまうとかなり高い確率で重篤化し、新生児死亡や後遺症が起こります。

対策としては、出産する当日に陣痛が始まったときからペニシリン系の抗生剤の点滴を打つこと。

GBS陽性だと破水しやすいという話もあるし、異変を感じたら急いで病院に行かなきゃ〜!

 

ちなみに事前に抗生剤を投与しても菌が復活してしまう可能性があるため、出産当日に治療するしかないみたいです。

きちんと対策さえしていれば、感染率は0ではないですが下がるので安心してお産に臨んで良いとのこと。

ということで無駄にストレスがかからないよう、気負いすぎないようにしたいです。

 

産後も気をつけねば

産後もGBS陽性の妊婦から生まれた赤ちゃんについては病院側も感染の疑いがないか観察したり、場合によっては検査をしてくれるらしいです。

ただしGBS感染症の発症には生まれてすぐの早発性と生後3ヶ月までに起こる遅発性があるので、無事退院できたとしても赤ちゃんの様子を注意深く観察していく必要があります。

もともとお風呂は夫にお願いすることになっていましたが、ベビーバスを卒業したあともしばらくはわたしは赤ちゃんとは一緒にお風呂に入らないようにしようかな、と思っています。

あとお世話するときは手の消毒なども気をつけなきゃ。スマホも石鹸でじゃぶじゃぶ洗えるタイプにしました。

どこにでもある菌なので完全に避けることはできなさそうですし、あんまり神経質に育てるのもなあ(「なぁにかえって免疫がつく」もやらねば)と思いますが念のため。

 

GBS陽性であることはなんとなく覚悟していたもののショックでしたが、体調によっては陽性と陰性を行ったり来たりする場合もあるみたいなので、わたしのような「絶対陽性だろう」な人が逆に陰性だと「大丈夫なのか、たまたまじゃないのか!?」となんだかんだ偽陰性が心配になりそうなので、まあ検査に引っかかって万全の備えが出来るのはよかったかな。

 

それにしても不育症だけで手一杯だというのに、こんなにリスクだらけの母体に挑戦してくれて、本当にうちの赤ちゃんはチャレンジャーというかなんというか。

前回の日記で夫のことを「貧乏くじのような妻を引く男」と書きましたが、赤ちゃんもまた「貧乏くじのような母を引く赤子」ってことなのね。

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将来苦労しないでほしい。

 

出産前にできること

できることは、当日の抗菌剤投与以外は何もない……。

とりあえずお産が長引くとそれだけ赤ちゃんに感染のリスクが増えるので、とにかく赤ちゃんを健康に出す!! 抗菌剤が効いているタイミングでうまく出す!! ということを心がけようと、寝る前に分娩のイメトレをしています笑。

点滴の投与の時間の間隔も、当日はお産が立て込んでバタバタになったりすると忘れられちゃったりする事故もあるかもしれないので……。きちんと自分で把握しておけるくらい冷静でいないと。陣痛が始まって病院に連絡するときも、「GBS陽性」は絶対に伝えなきゃいけない事項ですしね。

出産当日は想像を絶する世界だと思うけれど、赤ちゃんを守れますように!

 

また、抗菌剤投与のせいで、赤ちゃんの腸内に善玉菌がうまく増えないという研究結果を見たので、

というか赤ちゃんもですがわたしの腸内フローラも善玉菌ごと多少抗菌剤にやられるのではないかと思い、気休めかもしれませんが自分用に乳酸菌のサプリメントと、0ヶ月から飲める乳酸菌オイルも買っておきました。

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買ってから気づいたけど母乳のときってこれどうやって入れるんだろう

 

▼こちらを買ってみました。

プロバイオビフィズスM1

赤ちゃんのプロバイオビフィズスM1

 

分娩が終わったらすぐサプリを飲んでヨーグルトを食べて、乳酸菌を摂りまくってわたし自身の腸内フローラを豊かにして赤ちゃんに母乳を通して善玉菌を届けねば。

がんばるぞー!

 

あと出産前にできることとしては、

お腹にいるあいだに、菌を弾き飛ばすくらい赤ちゃんを元気に育てることと(血流アップ&尿で菌を出すために水分摂取を忘れずに!)、そして出産当日は少しでも抗菌剤が効くように母体のコンディションも万全に整えておくことでしょうか。

最近は朝晩冷え込むようになってきたのでしっかり体を温めて、キャベツやニンニク、キノコなど免疫力が上がる食べ物をいっぱい食べて、よく寝ておくことが大事かな、と思います。といっても夜中何度も目が覚めちゃいますが。

 

アロマも好きなので、抗菌作用のあるティートゥリーオイルをお風呂に入れたり、座浴をしてリラックスするようにしています。芯からポカポカ。

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愛用はこちら。

デイリーディライト エッセンシャルオイル  ティートゥリー 10ml(天然100% 精油 アロマ 樹木系 フレッシュですっきりとした香り)

デイリーディライト エッセンシャルオイル ティートゥリー

「デイリーディライト」シリーズがかわいくてお得で好きです。濃縮タイプなので肌に原液を直接つけるのはNGとのこと。

 

以上の免疫力アップ活動は、子宮頸がんの軽度異形成になったときもHPVを追い出すために心がけていたことでした(今のところHPVは消えました)。

そうそう先週夫が肌寒い日に短パンで出かけて風邪気味になり、その夫の風邪が伝染りかけたのですが、ティートゥリーとモーリスを自分に振りかけまくってあったかくして常温の水を飲みまくって、なんとか回避できました。ウイルスや菌にはあったかくするの大事……。

弱酸性次亜塩素酸水 除菌モーリス 400mL

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そして臨月のひとりお昼ごはんは免疫力&体力アップを狙った「キャベツと豚バラとキノコとニンニクの一人鍋」が活躍中。

水3カップと料理酒20ccくらいにたっぷりのニンニク(3〜4片)と豚バラ(150gくらい)を煮て、ざく切りのキャベツ(1/4くらい)とキノコを入れて煮たら塩で味付けするだけ。

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シンプルですが、ほくほくニンニクで体がしっかり温まります。

 

しかし最近は午後の眠気が強くて、お昼ごはんを食べたあとにバタンとソファーで寝てしまうことが増えて……。

 

鍋食べて昼寝とか、この生活はただの力士。 

 

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