バレリーナ脚作り
バレエ軸講師YUMIKOです
今日は
「審査員の先生は何を見ている？③」
「バレエ」をしているか見ている
の続きの続きで、今日は
「一見上手でなんでも
出来る人のおしいこと」
上手そうになんでも出来る
ように見える人のおしいこと
きっと
予選→準決→決選と三段階の場合
予選→準決は通過するけど
決選に進めない人、もしくは
決選に進み入賞できない人、
厳しいコンクールなら予選通過
も難しい人
アラベスクや回転、ジャンプなど
のテクニックは出来ている…のに
つなぎのステップが、、
なんでそうなるかな…
もったいないなぁ…
いくら本人が頑張ってやっていても
見ている側としては「踊り」を
見ているのではなく、得意を見せ
つけられているだけで、、
オモシロクナイ…
冷めてしまう…
心に響かない…
で・・・
となってしまう、、
要は、テクニックだけに意識が
ある状態で、パとパのつなぎに
意識がない
ステップにつながりがないと踊りが
プツプツと切れてしまい、感情も
途切れ途切れになり、見ている側は
引き込まれるどころか
どんどん冷めていく、、
テクニックだけを重視している人
にとってなかなか理解できない
ことかもしれない
言うても「バレエ」で
何ができるようになりたいって
高く上がれ「脚」
高く跳べ「ジャンプ」
軸のある「回転」
もちろん、誰もが目に見える華
やかなテクニックが出来るよう
になりたくて、それを目指し、
日々レッスンしている
バレエが上手とか、下手とか
出来る、出来ないの判断材料も
この目に見える類いで自分で
判断している、、ですが
皆さんも感じたことありませんか？
この人、絶対上手、、！
！ほら～、やっぱり、、
！
！ナ～ンカ、チガウ…
イヤイヤ…ゼンゼンチガウ…
そう
ナ～ンカ
ゼンゼンチャウネン！！
審査員の見たい「バレエ」を
ちゃんとやっている人って
ナ～ンカゼンゼンチガウって
いうことは、コンクールや舞台
を観たことのある人なら感じた
ことがあると思います
そのナ～ンカって、、
めっちゃ回ってる～
めっちゃ脚上げて～
めっちゃ跳んでる～
こんなレベルじゃないでしょ
出てくるだけでチガウ✨
立っているだけでチガウ✨
ナ～ンカのナンカって
なんだか・・
本当に良いものを見たな✨
本当に美しいものを見たな✨
爽やかで、心地が良い✨
胸が弾み、楽しくなった✨
同じ人間か✨
テクニックはもちろん、すべて
に意識が行き届き、かといって
空気のように軽く大変さを感じ
させない、、
だけでなく、力強く、鋭く…
そして、ただただ見とれるほど
美しく、音そのものであり
すべての動きに軸がある
こういう人の意識はテクニック
以上にステップやポジション、
身体の美しいラインを大切にしている
だからこそ、バレエ用の身体作り
に余念がなく日々鍛練に鍛練を
積み重ねている
決選に進み入賞したい人は
早くこっちを目指さないと！！
そんなこと言われても
私はとにかく・・・
高く跳べるようになりたい！
脚を高く上げてキープしたい！
確実に回りたい！
テクニックを出来るように
レッスン頑張る！だったら
それでもいいし…
つなぎのステップの楽しさを追い
求めて、バレエそのものを理解し
ながらレッスン頑張るのもいいし…
ただ、つなぎがちゃんと
出来るようになれば
テクニックなんて出来る！！！
踊れる軸はこのためにもある
ほんまにこれ効率いいし
同じことやのになぁ…
しかも、ステップが楽しくなると
自分そのものが音になれて踊りが
楽しくなるのになぁ…
ブツブツ… ブツブツ…
ブツブツ…一番伝えたいことやねんけど
人それぞれ段階があるもんね…
いつかわかってくれる時が来たらいいな
ゼンゼンチガウ
っていうことは分かる
何をどうしたら美しいスタイル、
ライン、身体になるのか？
何をどうしてどうしたら
そんな踊り方ができるのか？
なぜ同じ「バレエ」をしている
のに、仕上がりがゼンゼンチガウ
まったくの別物になってしまうのか？
続きはまた今度
