手取り14万円の投稿について考えました。
にほんブログ村ネットニュースに、12年勤めて手取り14万、日本終わってる との投稿に対して、ホリエモンが お前が終わってる という趣旨の投稿をしたとかで話題になっています。
手取り14万円となると総額20万円くらい、年収は3〜400万円と言ったところでしょうか？
地方に行けば30歳代で400万円の年収は、いたって普通なのかもしれませんが、東京都内であればやっぱり貧困層ということになってしまうのでしょうか。
この投稿者の収入を日本国が決定してるわけではありませんので、自分の収入が少ないことを、日本のせいにするのは確かに筋が通りません。才能と力で巨万の富を得たホリエモンからすると、投稿者は甘えてるように見えたのでしょうか。
わたしは人口10万人程度の小さな町で生まれ育ちました。通勤範囲に上場企業の本社など無く、良い就職先と言えば、公務員か地元の信用金庫、大企業の工場の現地採用社員くらいです。
それ以外は、どこかの企業の下請けや孫請け、それとサービス業くらいしかありません。
例えば、大企業の工場の現地社員に採用されるにはかなり狭き門です。
地元の工業高校から推薦してもらうか、派遣社員として何年か勤めた後、採用試験に合格する。大体このふたつしか有りません。
この、狭き門を突破すれば、田舎町の収入上位20%位には入れます。
なので、一旦高給企業に勤めた場合、定年まで勤め上げる事こそが、年収を高水準で維持する唯一の方法。という考え方がわたしの地元には有りました。職を転々とする人は、転職のたび収入が減るので、いつまで経っても給与が新社員水準になる。という理屈です。
しかし、わたしが東京都内で仕事をしていた時に知り合った、年収２０００万を超えたサラリーマンの皆さんは、一度か二度、必ず転職をしています。新卒で勤めて少しずつ収入が増えて今２０００万になっている。なんて人は1人もいませんでした。
まさに、自分の価値を高めて自分を売り込むって事なのでしょうが、転職＝悪 という環境で育ったわたしとしては、この事実はかなり衝撃でした。
これは、収入を増やしたいなら、自発的に動く って事のような気がします。
今ある現状に満足せず、虎視眈々とタイミングをうかがっている。その時がいつきても困らないように、自分の能力を上げる努力をする。って事ではないでしょうか。
年収２０００万超のサラリーマン達は、自己責任で転職して、リスクも克服し大きい年収を手にしています。
おそらく、この方達は、収入に対する不満を国のせいにしたりはしないでしょう。
不満があるから、転職も含めて自分自身で考えて、自分の能力で勝負し、結果として勝って年収２０００万を得ました。
一方、手取り14万の投稿者は、少ない年収を嘆き、それを国のせいにして、自分からは何も決断しない。リスクは 追わない。そんな感じでしょうか？
ホリエモンが、終わってる と言ったのは、14万円の収入に対してでは無く、不満があるのにその場で不満を垂れ流し、自分で行動しない心根については言っているような気がしました。
全部想像です。
内容が意識高い系の人みたいな感じになってしまいました。
気持ち悪くてすみません…
おわり
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