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【窓口はダメ】海外旅行のお得な両替はクレカのキャッシング一択

2020年7月11日

【窓口はダメ】海外旅行のお得な両替はクレカのキャッシング一択
  • 海外旅行の時、どうやってお得に現金をゲットできるの?
  • キャッシングって聞いたことあるんだけど、なんだか不安
  • 両替と何が違うのかもよくわからない

そんな疑問をお持ちの方向けの記事です。

こんにちは、元銀行員バックパッカーです。

これまで、1年超の長期旅行を含め、世界50カ国に行ってきました!海外旅行の際の現金調達は、クレジットカードの海外キャッシング機能一択です!初歩的なところから、僕が銀行員時代に得た知識も含めて、解説していきます。

【窓口はダメ】海外旅行のお得な両替は、クレカのキャッシング一択

【窓口はダメ】海外旅行のお得な両替はクレカのキャッシング一択

銀行にとって、窓口両替は高収益ビジネスです

  • 銀行の融資の平均金利:0.448%
  • 日本円→米ドルの両替収益:約2.7%
  • 日本円→タイバーツの両替収益:約12%

銀行にとって外貨がらみの仕事は、めっちゃ儲かる商売のひとつ。本業の金貸しよりもずっと利益率が高いです。
両替は手数料がどれくらいかかっているのか、表面的にはよくわからないんですが、実はなかなかのコストが発生しています。

なので、他に選択肢があるなら、窓口での両替は避けるのが得策。

※金利・収益参考:日本銀行「貸出約定平均金利の推移(2020年5月) 、みずほ銀行HP(2020年7月1日時点外貨両替相場)、銀行・業者によって水準は異なります。

両替手数料が発生するものは、基本的に高い

全部がそういうわけではないのですが、基本的にはそんな感じです。できるならば避けたいコストです。ちなみに、マイナー通貨であればあるほど、手数料水準は高くなります。

  • 日本円→米ドルの両替収益:約2.7%
  • 日本円→タイバーツの両替収益:約12%

上で示した例も、米ドルとタイバーツで10%くらいの差があります。

キャッシングは、両替手数料が発生しません

結論、キャッシングがお得っていう話です。
キャッシングはなんか怪しいな〜と最初は思うかもしれませんが、いたって普通の取引なので心配はいりません。

これから、海外キャッシングの仕組みを説明していきます。

その前に、手数料がどれくらい違うのか、比較

  • 円→ドルの窓口両替:約2.7%
  • セディナカードのキャッシング:約0.2%

実際にボクがキャッシングした時のレートです。ほぼゼロコストです。

いかにキャッシングが安いか(窓口両替が高いか)、わかります。

クレジットカードの海外キャッシングの仕組みとは

【窓口ダメ絶対】海外旅行のお得な両替は、クレカのキャッシング一択

よく使われる場面を、イメージ

Aくん「来週どうしても10万円必要になったんだけど、給料日前で残高かつかつ。給料日がもっと早けりゃなんの問題もないのに。。」

そんなときに使えるのが、キャッシング。一時的な借入をおこして、ATMから現金調達。給料日後の支払い日に自動引き落としで返済完了。こんなイメージです。

キャッシングとは「ATMを使ってお金を借り入れる」こと

※前職で、給料日前になるとやたら飲み会の精算でカード切りまくって、他の人から現金回収する後輩がいましたが、それと似たようなものですね(笑)。

それを海外のATMでやるだけ

これが、海外キャッシングです。

国内のキャッシングのコスト

  • 借入利息
  • ATM手数料

キャッシングの利息は、基本どこの会社も年利18%に設定しています。が、実際は借入から数週間で自動引き落とし(返済)になるので、資金繰りに困っていない限りは18%分支払うことは基本ありません。

【6月15日にキャッシング、30日後に支払日がきた場合】

負担する手数料→18%×30日/365日≒約1.48%

ATM手数料は時と場合によって、かかったりかからなかったりです。

海外キャッシングのコスト

  • 借入利息
  • ATM手数料

ここがミソです。海外のATMから現地通貨をキャッシングすると、両替手数料がかかるような気がしますが、海外キャッシングで両替手数料を徴求することは、法律で禁止されています。

「貸金業法という法律で、貸出利息と現金自動支払機(ATM)使用料のみ、徴求が許されている」

これはあくまで予想ですが、キャッシングという一見複雑な取引にかこつけて手数料をふんだくるのを、この法律で防止しているんだと思います。

いずれにせよ、海外でのキャッシングにおいても、コストは借入利息とATM手数料のみ、ということです。

いくつかのカードは、ネットで繰り上げ返済ができる

  • ネットで繰り上げ返済ができたら、借入期間はたった数日になる
  • そうすると、利息もさらに減る

先ほどの例をもう一度、あげます。

【6月15日にキャッシング、ちょうど30日後に支払い日がきた場合】

負担する手数料→18%×30日/365日≒約1.48%

でしたね。
【これが、3日後にネットで繰り上げ返済手続きをすると】

負担する手数料→18%×3日/365日≒約0.15%

10分の1になります。

ネットで繰り上げ返済ができる海外キャッシングは、最強です。

デビットカードや国際キャッシュカードは割高

これらのカードによる現金調達は、借入ではなく、ただの口座からの引き出しです。すると法律での縛りがなくなるので、海外キャッシングではかかるはずのなかった手数料が発生することがほとんど。だから、海外通貨調達という意味ではあまりおすすめできません。

現地でのカード決済も割高

海外のレストランなどでカード決済をすると、海外事務手数料が発生します。カード・ブランドによっても異なりますが、だいたい1.5〜2%です。

海外キャッシングをして格安で現地通貨を調達し、現地では現金払いをした方が安いことがわかります。

  • カード決済:およそ1.5〜2%が海外事務手数料が発生
  • 海外キャッシング:ほぼゼロ〜0.3%くらいのコストで現地通貨をゲット

キャッシングという響きに、抵抗がある方は

とりあえず、日本で使ってみてください

別に怪しい取引でもなんでもありません。

一度日本で試しに使ってみて、キャッシングの仕組みを理解するのが一番だと思います。

特に問題ないことに気づくはずです。

おすすめのカードは3つ

上記3つは、全て繰り上げ返済ができるカードたち。

詳しい説明は、【徹底比較】海外キャッシングにおすすめのクレカ3枚【海外旅行のお共】で解説してます。

各カード比較のもと、この3つのカードをおすすめしているので、ぜひご覧ください。


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