ACRS[自己血サイトカインリッチ血清]試してみた | Dr.Junの美容医療な日々 

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美容皮膚科医、美容内科医
ライネビューティークリニック院長です。
ヒアルロン酸注入治療
スレッドリフト•たるみ治療
美肌治療
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ACRS
Autologous Cytokines Rich Serum
自己血サイトカインリッチ血清
今日試させて頂きました。 


以前のPRP治療よりパワーアップし、約5倍のサイトカイン量が含まれいて今までより全然違うとのこと…


トキコクリニックでは、ACRSは、美肌治療として使用されますが
炎症を抑えて傷を治癒したり、細胞増殖 血管新生してお肌を元気にします。


従来のPRP治療では
IL-1という炎症をおこす因子が含まれています。
炎症をおこすことが、組織にダメージを与えたり老化の原因になったりするのです。
それと、IL-Raという IL-1を拮抗(抑え込む)因子と
Growth factor(PDGF,FGG,TGF-β,VEGF,EGF)組織を増殖 お肌を元気にする因子も含まれています。


老化の原因の一つは、炎症であり
加齢、ストレス、感染などで上昇して行きます。


老化を防ぎ、若さを保つために
炎症を抑えていき、増殖因子を入れていくことが大切になってきます。




今回のACRSは、採血後 37度の保温器で最大3時間放置します。
そうすることで、先程お伝えしたIL-1を抑えていくIL-1Raが、1時間後に3倍 3時間後に4.5倍に増加するというデータが出ています。

その一方で、IL-1は増殖されていなく

増殖因子は3時間後
EGFは15.5倍、FGFは5.5倍、IL-4は2.5倍増殖するというデータが!


つまり、炎症を抑える因子が増殖することで
炎症を引き起こす因子は0ではないけれど
比率のバランス的にかなり少なくなった?
さらに増殖因子をすごく増やした!ということ

まずは採血
10mlほど取ります。 私の腕

業者さんの手です。笑笑
私の血液をSANAKINチューブに移し変え


37度の保温庫で最大3時間放置します。
体温と同じ環境下に放置することで、血小板からサイトカインの放出を惹起させます。


その後遠心分離器にかけ、血清中に浮遊する血小板のぬけが、血小板、血球を下に落とし込み
血清(一切の血小板、血球が含まれていません。)を取り出します。




今回は、水光注射で入れてみました。

直後のつるつる感にびっくりしました。
これは期待できそう。



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