耳が遠くなるくらい | 私も一緒に連れて行って

私も一緒に連れて行って

夫と死別。ふたり家族でした

今朝、義母から電話があった。

寝ぼけていたけど義母との電話では

自分の大きな声でパッと目が覚める。


義母は耳が遠い。義父も耳が遠い。

補聴器の調子がいつも気になる程だ。

こちらが話すことを理解してもらうには

私は相当大きな声を出さなければならない。

大きな声でゆっくりと

これまでも夫の病状から亡くなってから、そして今も

辛い事も全て大きな声でゆっくりと話してきた。

伝えるつもりだけど、向こうに聞く気が無い時なのか

義母が自分の話を一生懸命話す時は一方的に話されて

こちらの言う事は全く耳に入らない。

だから、こちらは血管が浮いてしまう位の

はち切れんばかりに声を出し

聞いてもらおうとしても

耳に入らず、さっさと切られてしまう事もある。

いつも・・・とても疲れる。

電話を切るとぐったりしてしまう。

夫が入院中、義実家との電話で自分も倒れるんじゃないかと

思ったこともある。

細かい事は電話で話して伝えられない。

手紙という手段になるので、今月はまだ11日なのに

既に5通は送っている。

電話で行き違いがあったな、と思ったら

すぐにそれを手紙で打ち消すようにしている。

これから相続に入るので、義弟を頼りにしたいところだが

全く連絡取れず・・・。

耳は遠いけど考えはしっかりしているので

伝われば何とかなるだろう。

何とかしないと。


義両親は既に平均寿命の年齢を超えて

ご長寿の域に入っている。

 

耳が遠くなるくらい夫婦で長生きって幸せだ。

 

夫の親としてはあまりに悲しいだろうけど。

夫は平均寿命のずっとずっと手前。

親子なのに、こういうことは遺伝しないのね。

私より夫が長生きすると思っていたのにな。

夫が75歳で運転免許を返上して

「その後はももちゃんが運転してね」って話してたのにな。

耳が遠くなるくらい生きて欲しかった。

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