目に見えないものは怖くないけど | 私も一緒に連れて行って

私も一緒に連れて行って

夫と死別。ふたり家族でした

朝、玄関のドアが開く音がして

どたどたと数人が何やら話しながら入ってきた。

犬は怯えて吠えまくり

まだベッドにいた私は恐怖に身構えた。

どうやら頼んだ家具を運び込んでいる様子。

玄関の鍵を閉め忘れたの!?
だとしても
ピンポンもならさず
勝手に入ってくるか!?

そう思いつつ

寝間着を整えてから、ボサボサ頭で挨拶して

配送は後日に出来ませんか?

というところで

目が覚めた。

無防備な状態で家に人が入ってくるという

 

リアルな夢で

 

目覚めた時、本当に安堵した。

 

 

玄関ドアと窓の鍵をちゃんと閉めたか

ドアガードをしていたのかを

就寝前に今一度確認をする。

 

玄関の鍵2つ+ドアガード。

昔はチェーン状の、なんともか弱い感じだったけど

今の主流はドアガードと言われる物になった。

以前新築に住んだ友人宅に遊びに行った時

外から帰ってきた子供が思いきりドアを開けると

そのドアガードが壁から見事はがれた。

友人は子供に友人が

「なんで壊すほど力を入れて開けるのよ!!壊れちゃったでしょ!」

と怒ったけどもすぐに

「あ、壊れる方がおかしいもんね。あなたは悪くないわ。ゴメンね」

となった。

子供の力で壁からはがれるって・・・。

それ、石膏ボードにビス留めってことでしょ。こわ。


うちのマンションには受付みたいな人がいる。

コンシェルジュといわれる方々。

常時2人いるんだけど

一体いつも何をしているか分からない。

 

管理人さん達も今ひとつ。

 

警備員は夜のみ。

 

だからこの人達もドアガードも安心出来ない。

そしてうちの小型犬も然り。

 

うちには盗る物も無く、

侵入される危険性は無いだろう・・・と思っても

頑丈に家を守り安心していたい。

 

と、夫がいた頃もそう思ってたけど

 

自称腕っ節が弱く、暴力は絶対に「無理無理ー」という夫が

 

侵入者と戦うことは、まず期待できなかった。

 

私の方が夫より強く出られるかもと思っていた。

 

 

誰もいない家で聞えるラップ音はなんだか嬉しく感じ

小さい犬娘が何かを感じて吠える姿も全く怖く思わない私。

 

そういえば去年、寂しくてラップ音でも聞きたいって書いた覚えが。

 

今も同じなのね・・・。

 

生きている人と、避けられない災害が怖い。

 

目に見えない現象は怖くない。

 


さぁ・・・

 

今日も玄関ドアを確認してから

お風呂に入ろう。

 

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