自宅で行き倒れる | 私も一緒に連れて行って

私も一緒に連れて行って

夫と死別。ふたり家族でした

夫が倒れてから一度も行っていないジムと

定期購買していた化粧品をやめた。

計1万8千円也。大きい。

まったく・・・こんな無駄遣いを1年以上していたとは

何やってるんだ。

ジムは通っているならまだ許せるけど

1年以上行っていないし

化粧品は必要な時に欲しい物を買えば良く

定期購買までする必要は無い。

そのシステムだと安く買えるからそうしただけで

頼んで無くてもどんどん送ってくるなら

結局高くついている様な気がする。

夫のスマホを解約出来ず、料金を極限まで下げたのに

自分に関してはこういう事をやっていた。


とにかく、ずっと気になっていた2つを解約して良かった。

来月からは引き落としが無くなる!と思ったら

急に気が大きくなって

普段買わないボジョレーヌーボーを3本も買った。

うち1本は来月帰省する際に実家へのお土産にするので

間違って飲まない様に、クローゼットに寝かせておいた。

この2本は数日に分けて飲もう。

1本は一昨日、静かに味わった。

もう1本は昨夜飲んで、それで終わりにするつもりが

クローゼットの実家用にまで手を付けてしまった。

結局1本半空けた。

凄い量・・・。怖い。


ハッと目覚めたのは深夜2時近く。

リビングの固くて冷たい床に

着の身着のままで

パタッと倒れ・・・いや、寝ていた。

目覚めた瞬間

 

・・・・・・え??

なぜ床に?何があった。

覚えてない・・・。

 

まさに行き倒れ状態だった。

 


夫が亡くなった日に

私の状態を見た母が「お酒は絶対に飲み過ぎないで」と言った。

その日、特に飲み過ぎた訳じゃ無いのに

身体も精神もおかしくなっていたので

少量のお酒で記憶が無くなってしまった。

そんな姿を見た母。

飲み過ぎないでって言葉は身体がどうというより

こいつ飲んだら何をするか分からないから

という意味が大きかったんだと思う。

私自身も、荒れて突発的に何をするか分からないと思った。

だから、酒量は増えても超えることはしなかった。


超えたとしても、母が心配するような

夫の後を追うなんてことは出来ないと思う。

 

1年以上、泣いても泣いても

 

何も出来なかった。

 

私にはその勇気が無いんだと、去年分かった。

あわよくば夫の側に行きたいと思っていても。

 

 

パパはあんなにも早く行ってしまったのに

私は簡単に側には行けないみたいだね。

 

にほんブログ村 家族ブログ 死別へ