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光の子育て
生きる力のたっぷりな子になーれ!
お母さんの光

体罰について

あるお母さんから「体罰」についてのお問い合わせを二件いただきました。

「子どもはまだ理屈で言ってもわからないのだから

身体で痛みを味わうことで学ぶのでは?」

体罰は子どもに「恐怖」を植えつけます。

「恐怖」は「不信感」や「自身のなさ」につながり

結果として子どもの「生きる力」を弱めてしまうので気をつけましょう。

物事の良し悪しを教育するのには

「良心」と「道徳心」を育てることが大切。

悪い行いを罰するよりも

良い行いを認めてあげることです。

 

親御さんが「怖い」から悪いことをしないのではなく

「良い行いは気持ちのいいものだ」という感覚を育てる。

そのことをぜひ覚えておいてください。

「以前に子どもを叩いていたことがあります。

先生のブログに『子どもは寛容で過去を許してくれる』とありますが

それもゆるされますか?」

この場合でも

「過去のことで思い悩み続けるより、今を変えるべき」は

はっきりと当てはまりますので、

「これからは、子どもに絶対に手を上げない。」と

今、しっかりと決断することが、何よりも大切。

 

そして今までを補うように

お子さんとの関係を見直し、

意識してお子さんとの信頼関係を築いていってください。

お母さんの決心は必ず子どもに伝わります。

 

子どもに「体罰」を与えてしまう親御さんの多くは

大抵それが良くないことだと知っていても

どうしても手が出てしまうという特徴が見られます。

 

そのため「体罰」が「一度の過ち」で終わらずに

「習慣」になってしまう。

知らぬ間にエスカレートしてしまう。

という傾向を持ちますので、注意が必要です。

習慣化した

または、エスカレートした「体罰」は

親子関係に深い傷を残し

子どもの「光」をさえぎってしまうことを

ぜひ覚えておいてください。

 

子どもが他の子や兄弟(もしくは自分の子)に手をあげるようになる。

過ちを親に隠すようになる。

嘘をつくようになる。

本当に助けが必要な時に、親に相談できない。

思春期に心が閉鎖されてしまう。

自尊心を失う。

自虐的もしくは他虐的になる。

 

などの原因になりかねません。

 

「よくないな」と思いながら

どうしても子どもに手をあげてしまう。

ストレスなどでお母さんの「光」が忘れられてしまってるのではないですか?

 

大きく深呼吸して

生活のペースを変えてみるとか

こころの洗濯をしてみるとか

ヒーリングを取り入れてみるとか…。

 

経験のあるセラピストが助けになるかもしれませんね。

一人でなんでも解決しようとせず

相談できる人を探すのも大切なこと。

 

お母さんが幸せで、ご自分の人生を認めていきているということが

お子さんにとっての大きな力になるのですから。

 

プレッシャーをちょっと緩めてみませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ABOUT ME
内山千晶
オレゴン州ポートランドのシュタイナー学校で、小・中学生に23年間日本語を教えました。今は校長として、ポートランドワルドルフ学校で幼児から高校までの生徒たちだだけでなく、親御さんや先生方、学校、地域、そして米国ワルドルフ教育全体のサポートをしています。 ポートランドワルドルフ学校教頭。 アンティオック大学教育学部博士課程。 アンティオック大学教育学修士。 上級ワルドルフ教師のための治療教育課程修了。 北米ワルドルフ学校協会、学校代表。 北米ワルドルフ学校日本語教師のための研修主催者 人智学精神科学・教育学部門・天文学部門会員。 空間ダイナミックコース終了。 星智学のワークショップ、研修主催。 星智学リーディング。

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