くまさん流アマトリチャーナ
手間 ☆☆★★★
難しさ ☆☆★★★
ご馳走度☆☆★★★
どうも!くまさんです。
今日作るアマトリチャーナはイタリアはローマの料理になります。これも作り方とか食材とか色々な論争がありまして、各家庭、レストランでも作り方が結構違うようです。
ただ、食材として外せないのが
・グアンチャーレ(豚ほほ肉の塩漬け)
・トマト
・ペコリーノロマーノ(羊の乳のチーズ)
だそうです。
うーーーーん…。
グアンチャーレは結構独特のクセが強くてあまり個人的には好きではないし、手に入りにくい…。ペコリーノロマーノも、パルメザンと比べるとクセがあり、これも手に入りにくい…。
というわけで、グアンチャーレは同じ塩漬け肉でも、バラ肉のパンチェッタに代えて、チーズもパルメザン(例の緑の奴)にしたら作りやすいし、食べやすそう!
くまさん流アマトリチャーナ、作っていきます!
■用意するもの(2人分)
玉ねぎ…中1個
にんにく…3片
ホールトマト…1缶
パンチェッタ…85g(ベーコンでも可能)
塩胡椒…適宜
スパゲッティーニ…200g
塩…適宜
というわけで、材料はこちら!
まずは玉ねぎから切っていきます。
上下端部を切り落とし、真っ二つにします。
皮を取り除いて…
芽の根っこはV字カットします。
そしたら薄切りに
今回くまさんは側面にまな板と平行に切れ込みを入れてからカットしてます。
そうすると面積が大きい玉ねぎが減ります。
別に好きに切っちゃえば良いです。
ただ、火を入れやすくする為に、薄めにスライスがオススメです。
お次はにんにく!
根っこを切り落とし…
包丁の腹で皮ごと潰します。
にんにくの中の芽は取り除きます。
後は粗みじんにします。
にんにくの芽は繊維質なので焦げやすいから取り除きますが、別に入っててもあんまり味は変わりません。
というわけで
下拵え完了!
これより調理していきます!
まずはフライパンを中火にして
温まったら、パンチェッタを投入!
これをカリカリになるまで熱します。
パンチェッタから出てくる油が少なければ
オリーブオイルを少し足しましょう。
オイルに豚肉の旨味を溶かしていきます。
パンチェッタがカリカリになったら
玉ねぎを投入します。塩胡椒も忘れずに!
後はざっと炒めていきます。
オイルが足りなければ都度足していきます。
こんな感じで玉ねぎがクタクタになるまで
炒めたら一旦火を止めて、パスタを茹でていきます。
鍋に水を張って2%の塩を入れます。
目安はスープとして飲めるくらいの濃さです。
沸騰したらパスタを入れていきます。
ばさっと。
これで表示時間通りに茹でます。
そしたら先程のフライパンを中火で再点火して
茹で汁を加えて、フライパンの側面を洗います。
旨味成分をお湯で溶いて、食材に還元するのをデグラッセと言います。覚えなくて良いけど。
デグラッセしたらホールトマトを入れます。
中火でひたすら炒めていきます。
これも10分くらい炒めると味が凝縮されます。
こんな感じになるころに茹でたパスタを投入!
混ぜながら炒めます。
最後に味見しながら塩胡椒で味を整えたら
これにて完成です!
うん、よく絡まりました。
盛り付けるとこんな感じ!
シンプルなトマトパスタって感じですが
粉チーズをかけていざ、実食!いただきます!!
ペコリーノチーズはないのでパルメザンですが。
…
……
うんま!!
ちょっとビックリしました!
シンプルなんだけど、「素材の味」というか、しっかり生きててとっても美味しいです。ペペロンチーノを食べた時の感動に近い、というか。
玉ねぎのよく炒めた旨味が、パンチェッタのコクと合わさって、トマトを極上のソースに仕立て上げてます。うわ、塩胡椒の味付けとは思えん。
これ、グアンチャーレで作る意味が良くわかります。素材の良さがダイレクトに反映されるんだから、野趣味のある食材も相性良さそう。
んー、でもパンチェッタ+パルメザンチーズも美味しかったし、家庭で作るとしたらこれでも全然良さげです。
人間より、美味しかったです!!
↓パンチェッタも売ってねーよ、という方は応援ボタン押していただけると嬉しいです!