帽子を被ろう

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久しぶりにシオカラトンボを見た



 

帽子をかぶり始めたのは、50代に入ったころからだと思う。

夏の直射日光が禿頭に降り注いで、赤黒く日焼けして、カミさんが強力に勧めて、ほとんど嫌々ながら同意したのだ。

 

義父も禿げ頭だったが、帽子をかぶることはなかった。

一度被ったことがあったが、近所の小学生達に「禿げ隠し、禿げ隠し」とはやし立てられて、やめてしまったという。

義父は70代の前半、急性白血病で急死した。

近所の広島で原爆に被爆したおじさんは「本家のあーさんは、炎天下でも帽子を被らんかったけえなあ」とその原因に触れた。

 

私の場合は子供たちに囃されるようなことはなかった。

でも、最初に帽子を被って職場に出勤するにはやはり勇気のいることだった。

けれど大人は「よくお似合いですよ」などと優しい。

今では私が帽子を被っていないと「どうしたんですか」と訝かられてしまう。

 

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帽子を被るようになって20年を超える。

持っている帽子もキャップ、ハット、ハンチングなどでそれぞれ夏用、冬用、合い用、色あいなどをそろえて30近くあった。

 

この記事を書いていて帽子の数え方はどうなのかと思い調べてみた。

数え方は一個、一枚とあり、解説として 

 

  • 麦わら帽子やシルクハットなど折りたたみにくい立体的な帽子は個 
  • 水泳帽やニット帽・携帯用帽子のように折りたためるものは枚 
  • 商品としての帽子の場合は点 と数えるとあった。

 

また、白血病の原因はいまだにはっきりとしていないようだ。

白血病は他のガンと同じように遺伝子に異常をきたして発生した病気ですが、その遺伝子異常が子孫に伝わる遺伝病ではありませんし、伝染もしません。どうも全くの偶然によるものらしいです。」との説明があった。

 

直射日光との関係はピカドン原子爆弾による白血病の多発から類推されたようだが、炎天下で太陽光を浴び続けることが遺伝子異常をきたすことはあり得るかもしれないとも思う。

 

いろいろ書いたけれど、とにかく帽子は夏は直射日光を防ぎ、冬は暖かい。

特に禿げてきた人にはお勧めです。

恥ずかしがらずに帽子を被ろう。

 

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