Sh 4 ー 0 G

前戦のような乱打戦にはならないとは思っていたが、サンチェスには予想外に苦戦をしてしまった。

 

ただ、ムーアはそれ以上に素晴らしい投球を見せ、流石のメジャー投手という姿であった。

同じ年俸三億円投手だが、経験の差は大きかった。

150kmのストレートをシーズン中にはなかったくらい徹底的に右打者懐に投げ込んだのが印象的である。

甲斐も右投手の時にもこれが出来れば、少しは叩かれる事もないのだが。

 

緒戦の8回にも同じコンビで二死から追加点を挙げたが、今日も3回に二死から周東がラッキーなシリーズ初安打で出塁のあとの中村の2ランである。

この先制は僅かに2点であるが、何が何でも先制をしたいGには点数以上にダメージを与えたはずである。

初見ムーアの出来を見ていれば、今日もダメかという想いが選手に湧いたはずである。

 

 

ムーアは今シーズンすぐに故障をしてまるまる1ヶ月半登録から外れていたが、9月10月で5勝2敗、来シーズンもホークスに留まってくれれば確実に二桁勝利、最多勝も狙えると思っている。

 

最後はいかにも森らしい演出もあったが、相手を弄ぶような1安打完封、盤石の白星であった。

 

明日はテクニックの和田と力の畠、今までとは逆に、強い球で抑えてきたG打線を和田がどれだけタイミングを外せるかが勝負所になりそうだ。

なんとか5回まで2点位に押えてくれれば、あとは豪華メンバーが余るくらいブルペンにスタンバイしている。

畠はあまり見たこともないが、今日のサンチェスくらいの球を投げるらしいが、パリーグで多くの速球派を相手にしてきたホークスでは、それほど苦にはしないように思っている。

 

ここまで来れば一挙に叩いて菅野の出番も消してしまいたい。