クルマ・バイクの工具選びに悩んだら「KTC」がおすすめです。

自動車やオートバイいじりが好きなあなたは、様々な工具をお持ちだと思います。

私がDIYに目覚めた頃、カー用品店やホームセンターなどで必要な時に必要な物だけを少しずつ間に合わせで購入していたので、安物ばかりでメーカーもバラバラでした。

安物ってね、例えば10mmのナットに10mmのスパナを使用しても微妙にサイズが合わなくてナットの角を潰してしまったり、ネジの場合は、プラスやマイナスの溝に合わないドライバーを無理やり使って溝を潰したりするんです。

そうなると、少しはマシな工具を揃えたくなるのが人の性(さが)ですよね。(笑)

では、どのメーカーを揃えるかとなります。

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1.絶対王者 Snap-on(スナップオン)

工具知識がない私でも知っていたのは世界に名だたる「Snap-on(スナップオン)」でした。

スナップオンはアメリカの大手工具メーカーで、ソケットレンチを発明したことで有名です。
自動車ディーラーやモータレースの「F1」「Moto-GP」のメカニックが絶大な信頼を寄せている工具メーカーです。

中嶋悟や片山右京が活躍した198090年代のF1にハマっていた私はパドック内に置かれたスナップオンの巨大な赤い工具箱に憧れたものです。

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で、値段を見ると驚くのですが、上の画像の工具箱だけでも170万円を超えるんです

そんなに高いの

私のような素人には多くの種類は必要ないので小さな工具箱で十分なのですが、それでもメチャメチャ高額です。

例えば、並行輸入のレンチセット10点セットだけでも56万円するので、私なんかが購入したら使うのが勿体なくて床の間に飾っておきたい代物です(笑)

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高額には理由もありまして、消耗品や計測機器等を除いてスナップオンの工具は無制限保証なんですよね。(正規販売店から新品購入した場合)
 

2.世界が認める日本工業製品 KTC

スナップオンに限らず、名のあるメーカーの工具は高額ですし、腕と知識があるプロが信頼して使用できるからこそ高額には納得なのですが、「プロが認める製品力があり、素人でも購買欲をそそる金額の工具はないものか」と、私が行きついたのが「KTC」です。

 
京都機械工具株式会社 Kyoto Tool Co.Ltd.略してKTC)は、日本を代表するハンドツールメーカーです。
KTCは、製品の品質を維持するため、下請けを使わない自社工場での一貫生産方式で熱間鍛造技術(素材の変形を無くすため高温加熱で良質で不純物の少ない物質へと成長させる操作)は世界でもトップクラスであり、メイドインジャパンならではの高い品質管理に定評があるメーカーです。
 
そんな素晴らしい工具が安いわけないじゃん!
 
と思いますよね
 
高い安いを決めるのは購入者本人なので、「安いです」とは言えませんが、私が所有しているのは「KTC ツールセット ツールチェスト 」という工具セットです。
 
 
この商品、参考価格は14万円近いのですが、ネットで調べると半額以下と、凄くリーズナブルなんです。
これだけの工具を単品で揃えると参考価格を超えるから、セットをネットで安く購入するというのはありだと思います。
 
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ちなみに、私の場合、購入当時はヤフーショッピングしか利用していなくて、その時は「安く買えた」と思っていたのですが、こうやって比較すると、もっと安く買えました。(汗)

3.おすすめ品のセット内容

セット内容を紹介します。ソケットレンチなどの差し込み角は全て「9.5sq.」(9.5mm)です。

差し込み角とは
ソケットレンチやボックスレンチの四角い穴です。四角は英語で「Square(スクエア)」で、この最初の2文字「sq」でサイズを表すことが多いです。

それでは、4段に分けられた工具箱の中身を紹介します。

(1)上段

<ラチェットハンドル> BR3E

<スピンナハンドル> BS3E

<六角ソケット>(9サイズ)
B3-08・B3-10・B3-12・B3-13・B3-14・B3-17・B3-19・B3-21・B3-22

<六角ディープソケット>(4サイズ)
B3L-08・B3L-10・B3L-12・B3L-14

<エクステンションバー>(3サイズ)
BE3-050・BE3-075・BE3-150

<クイックスピンナ> BE3-Q

<ユニバーサルジョイント> BJ3

<ショートヘキサゴンビットソケット>(4サイズ)
BT3-04S・BT3-05S・BT3-06S・BT3-08S

<板ラチェット差替えドライバセット> TMDB8

<樹脂柄ドライバ マイナス貫通タイプ>(3サイズ)
D1M2-5・D1M2-6・D1M2-8

<樹脂柄スタッビドライバ マイナス> D1MS-6

<樹脂柄ドライバ クロス貫通タイプ>(3サイズ)
D1P2-1・D1P2-2・D1P2-3

<樹脂柄スタッビドライバ クロス> D1PS-2

(2)2段目

セットとは別に私が購入した星型トルクスビットソケット等も入れておりますが、2段目はメガネレンチが収納されております。

<ロングめがねレンチ>(7本)
M5-0810、M5-1012、M5-1113、M5-1214、M5-1417、M5-1719、M5-2224

サイズの見方は0810の場合は8mm×10mm。
2224の場合は22mm×24mmです。

(3)3段目

私の工具の3段目はスパナとメガネのコンビ(8、10、12、13、14、17mm)が入っておりますが、目次2番で紹介した工具箱はコンビではない両口スパナが入っているので、一応そちらの商品も紹介しておきます。

<スパナ>(6本)
S2-05507・S2-0810・S2-1012・S2-1113・S2-1214・S2-1417

サイズの見方は、05507の場合は5.5mm×7mm。1417の場合は14mm×17mmです。

<コンビネーションプライヤ(ソフトグリップ付)> PJ-200

<ニッパ> PN1-150

<ラジオペンチ(スタンダードタイプ)> PSL-150


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(4)下段

下段は、深いので色々な物を収納できます。私も詰め込んでおりますが、セットされている工具を紹介します。

<ボールポイントL型ロング六角棒レンチセット>(9本組) HL259SP
(サイズは、1.5、2、2.5、3、4、5、6、8、10 です。)

<コンビハンマ> UD7-10

<マグネット付パーツトレイ> YKPT-RM

<マグネタイザ―> AYG-1
ドライバの軸などの鉄製品の着磁・脱磁(磁力を持たせたり取り除いたり)が出来ます。

<アクティブバディ ミニ> EK-25PH
掌に収まるサイズで小さなパーツを収納するケースです。

あとは、工具を納める専用トレイもセット品です。

私が購入した時は、「マグネタイザ―」と「アクティブバディ ミニ」は付いてなくて、デジラチェのページで紹介している「ミニ ラチェットハンドル」が付属されていたと思います。

この「ミニ ラチェット」ポケットに収納出来ますし、かなり重宝しております。

4.まとめ

10年以上前に購入して、錆びることもなく、美しさと精度を保ち、それなりに使い込まれた味が出てきております。(室内作業オンリーの場合です。)

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これだけの種類を全て使い切っているわけではなく、逆に整備をするのに足りない工具は買い足しいるのでセット商品を購入すれば完璧というわけではありませんが、でも、整備DIY派にとって、価格と精度や信頼度から考えても、このセットはおすすめだと思います。

もし、工具選びで悩まれているのならば、候補に入れて頂ければと思います。

それではまたっ

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