生きる「質」を考える

 最近のマイブーム?

人間幸せに恵まれるとどうしても怠惰になりがちです。

そんな僕は最近、出勤時間までに家でグダグダしそうな時はPC片手にネットのできる飲食店へ


家にいると心地よくて、ついつい、時間を浪費してしまいます。


「浪費」「無駄」と考えることが現在の時間軸と平行進行できる人は良いと思うのですが。


僕はどうしても「過ぎてから後悔」してしまいます・・・泣


いわゆる「作業効率」が低下してしまう。


テレワークでいうところの「使えない人」になってしまいます。


仕事を一気に終わらせて自分の時間に充てることのできる人は本当に憧れで目指すべき「理想像」なのですが、どうしても、青春時代手前まで身についた「怠け癖」がなかなか抜け落ちててくれない・・・


そこで、平日も時間を上手く使って来て下さるお客様を見習って「やる気」スイッチを入れるために先ずは「行動」するようにしています。


僕以外のスタッフもタイムスケジュールが本当に上手くて見習うべきことがたくさんです。


効率の良し悪しの例を挙げるなら、受験勉強・・・結局、合格できる子は週に1回でも必ず習い事を続けてくれます。


理由を聞いたら「たった90分を続けられない人は何をやっても上には行けない」「気分の切り替えをした方が作業効率があがる」と言ったもの、結局、その物事を受験勉強の時間にあてたところで、やらない子はやらない、しかも、余分な時間を過ごしているのに、いつもやるべき習い事を「やっていない」という事実を「勉強している時間」と錯覚してしまう、そしてなお悪いことにやらなかった事実を忘れてしまい「できない」と自分自身の自己肯定感を下げてしまう。


試験勉強や受験の前に休む人は2パターンある。

「本当に集中したい人」と「やっている振りをしたい人」だ。

おおよその人たちは何故か後者に終わることが多い。

だから、結果も芳しくなくなってしまう。



先日、ひさしぶりに18年来のお客様から連絡があり「2時間プライベートレッスンを受けたい」と依頼された。

吉川選手がOKだったのでお願いした。

お客様からは「コーチを独占できた方が、“あともう少し”と感覚を掴める時に“交代”になる事を考えると、それだけの値打ちがある、自分と1対1で話ができるので、理解が深まる」とお話を頂いた。


勿論、考え方はそれぞれだが「なるほど」と腑に落ちた。


「質」と考えると確かに「対価」である。


むしろ、そっちのほうが広義の意味で「お得」なのかも知れない。


ましてや現役のプロ選手、「生」のテニスの技術を吸収できる。


言葉の上で同じことをアドバイスしても伝わり方が大きく違う。


これは子供を叱ったり、注意を促すときに、心に響くか否かは、言葉を発する大人の「歩んできた人間性と、それに見合った言葉」かどうかという点によく似ている。


時間の「質」を追い求めることは人生においてかなり重要なファクターだと思う。


大切なのは未来においてどのように「ありたいか」と問い続けること。


無駄な時間は「無駄」と思うことが、その時にできれば無駄でなくなる。


暇な時間は「暇」を思えば「休暇」にもできるし「余暇」にも出来る。


僕は恵まれた環境を与えてもらったことから「余生」なく「人生」を「生涯」にしていきたい。


きっと皆、同じ心持ちだと思う。


そして、1つに打ち込める人は必ず「成功」する。


趣味は趣味だと周りから見えないことに本当の意味があるのかも知れない!


ストロークを「超」細かく分解