兼平の空と大地

山と川と大地に遊ぶ日記です。

シュウメイギク救出

2019年12月14日 | 自然観察

ここは私が勤務する会社の空き地。
十年以上前までは農貸農園であったところ。
会社が土地を取得し、ず~~~と草ぼうぼうになってました。
定期的な草刈りなども仕事のひとつになってました。

そんな空き地に新たに社屋建設がされることになりました。
最近まで地質調査がなされ、来春から建設が始まるらしい。

この空き地に一輪の白い花が・・・・・・・






今までも草ぼうぼうの中咲いてたのでしょうか?
それとも見晴らしがよくなって何年振りかで目覚めたのでしょうか?
この12月と言う寒い季節になって咲くなんて、なんということでしょう。

これを見つけた私は、
「助けを呼んでるんだ」
そう思ったのです。
社屋が建設される前に救出してほしいと言ってるように思ったのです。
そうでなかったらこの時期に咲くなんて考えられません。

花の名前は「シュウメイギク」
キクと付いていますが、いわゆる菊ではなく、キンポウゲ科と言うことです。
私好きなんですよ。このシュウメイギク。
しかもこの白花が好きなんです。
この秋に近くのホームセンターで売られていたシュウメイギクを見つけました。
しかしそれらは赤系の花だったのです。
白花だったら買い求めていたのに・・・・・・・
この白花の白は、とても深い色を感じます。
薄っぺらな白ではないのです。
厚みを感じる深~い白とでもいうのでしょうか。
しみじみ見てるとたまらなく愛おしい気持ちにさせてくれます。

そんなシュウメイギクをやっぱり救出しなければと・・・・・・

掘り上げて持って帰りました。
鉢植えで育てることにします。


シュウメイギク、京都ではキブネギクとも言われ、京の奥座敷貴船地区に
自生してることでも知られていますし、京都西山の善峯寺に多く咲くのでも有名です。
その善峯寺のシュウメイギク







右側の鉢がシュウメイギク


左の汚らしい?植物はフジバカマ。近くの里山の麓の自生地からこの秋一株移植しました。



フジバカマと言えばアサギマダラ。でも一株では来てくれないな。

フジバカマとアサギマダラ(9月)


田んぼの縁のごみ溜めの中に咲いてたヒルサキ月見草


こちらはネジバナの鉢植え


春にはこんなに咲きました。


と言うことで、我が家のベランダにはその辺の野草が増えつつあります。




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