兼平の空と大地

山と川と大地に遊ぶ日記です。

高見山に霧氷はあるのか?

2020年02月09日 | 奈良の山
2月8日(土)
待ってましたの寒波がやってきました。
1月には2発金剛山で不発を食らいましたから、今度こそはの高見山。
この寒波、高見山だったら間違いなしを信じて山友さんと登ってきました。
 
相変わらず奈良交通霧氷号頼りの私です。
4年続けての高見山になりますが、登山口に雪のゆの字もないのは初めて。
 
今日はやはり皆さん期待してるんでしょうね。
8時から順次数台の霧氷号バスが出た模様です。
霧氷号で行くと高見登山口(杉谷)と言うバス停に下ろされます。
帰りのバスはここではなく、たかすみ温泉がある平野からになります。
ようはぐる~っと周回してきてくださいという奈良交通のまごころサービス?
 
 
近鉄てくてくマップ
左下スタート  左上ゴール
 
 
 
 
しばらくは旧伊勢南街道と言う由緒ある道です。
 
 
ところどころに当時の名残り石畳の道が現れます。
 
 
スタートから1時間チョイ、小峠到着。
 
ご覧の通り全く雪は有りません。
ゆっくり休憩したいところだが、吹き抜ける風は超冷たい。
イチゴ大福で精を付けて?すぐ出発。
ここで皆さん進路を悩みます。
大峠回りか、平野からの道に合流するか。
私は個人的に大峠回りは過去2回、平野からの合流は1回歩いています。
今回は山友さんのために平野合流の道を歩きます。
 
 
小峠からこの鳥居をくぐって登ります。
 
で、
何故山友さんのためにこちらのルートを選択したか?
そう、チョットは大峠回りに比べて楽かな?そういう思いからです。
大峠回りは、ここから大峠までは比較的緩やかに登りますが、大峠からは
半端でない急登りが延々と続くのです。ましてや雪があるので歩きにくい。
(今回は雪があるかどうかは?)
山友さんの名誉のために言っときますが、4年前は大峠から雪強風に悪戦苦闘しながら1時間半かけて登り切りました。
 
で、今回は大峠は止めて、比較的こちら平野道合流は楽?であろうと思われるのです。でも合流までは急登が続きます。
小峠から20分急登克服合流しました。
 
まだ雪は登場しません。
 
 
 
 
さらに15分ほど、ついに現れ始めました。
 
 
 
雪のない霧氷も良いねェ・・・
 
 
曇天の空にはせっかくの霧氷も吸い込まれてしまいます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
登るにつれて少々足元にも雪が・・・・
地面も凍てついているのでアイゼン装着。
 
霧氷もだんだん大きなものになってきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
横殴りの風と雪で頂上直下は御覧の通り霞んでます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
頂上は写真撮影の順番待ち。
我々は即パス(>_<)
 
頂上避難小屋は丁度2人分空いてました。
昼食です。
過去三回ことを踏まえて、今回はあったかい汁物カップ麺は止めて通常の冷たい凍ってるような
ごはん、サンドイッチ、バナナ、などで済ませました。
こんな凍るようなときは、ご飯物よりもパンとかバナナなんかがお勧めです。
 
(過去三回のことを踏まえてとは?
 近畿のマッターホルンと呼ばれているここ高見山は常に強風が吹き荒れてる。
 当然この時期は氷点下。そのため食事をする場所が避難小屋に限定されてる。
 座る場所がない人も多く、立ち食いや、座る場所が空くのを大勢が待っている。
 そこで優雅に?お湯を沸かして・・・・・・じゃなくて、
 やっぱりね、ここはさっさと食べて席を譲りましょうと私は思うのです)
 
私たちが食事を始めたらすぐに多くの方が入ってきました。
予想通り、10人以上の方が目の前で席が空くのをお待ちです。
さっさと食べて下山しましょうか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
過去3回より霧氷の出来は小さかったけど、充分に楽しめた高見山でした。
 
 
 
 
 
 
高見山(1248.9m)
奈良県
 
頂上付近は細尾根で、平らなところがありません。
避難小屋と屋根の部分が展望台になってます。
この時期は避難小屋か、かなり下ったところでしか食事は無理と思われます。
 
 
 


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