兼平の空と大地

山と川と大地に遊ぶ日記です。

ポンポン山(川久保渓谷)

2020年09月25日 | 京都の山
9月21日(敬老の日)
我が山岳隊の次の出番はポンポン山。
ポンポン山と言えば2015年にも我が隊は登頂済み。
その時は神峰山寺からの言わば王道でした。しかしアスファルト歩きが長くなんかしんどかった。
そこで今度は川久保渓谷沿いから登る計画をたてました。
色々情報収集をしていたら、どうも通行止めらしい。ところがそこを歩いた方のブログなどを読むと通れると書いてある。しかし現実はどうなのか?
下見をする予定はなかったが急遽歩いてきました。
 
 
スターとは川久保バス停
ここで下車したのは私と女性ハイカー2名。この2名が先行しました。
 
住宅地を抜けると川沿いの道に入ります。
 
 
最近は秋らしくなってきて、この時間(8時)はひんやりした空気に中の歩きです。
 
 
20分ほど歩くと・・・・
 
 
 
先行した女性二人はたぶんここから本山寺経由に迂回したようです。
私は通行可能だったというブログを信じまっすぐ進みます。
 
確かに倒れこんでたと思われる木々は整理されてます。
 
しかし重機があちこち何台も止めてあり、作業中だったら通れないと思います。今日は祝日で作業は休みのようです。
 
しばらくすると前方に人が・・・・
 
あれ?バスには乗ってなかったし・・・・
何処から来たのだろう?
 
追いついてお話を伺うと、環境ボランティアの方でした。
あの台風21号の後、この方たちはのこぎりやチェーンソーをもって最低限通れるようにしたそうです。頭が下がります。
そしてやはり今日は作業をしてないから通行できたが、平日は全く通してくれないそうです。土曜日は作業する日としない日があるそうです。
お気を付けを…
 
しかし先に進むにつれまだ手付かずのところもあります。
 
 
作業工期は来年2月までのようです。
 
ボラさんとお別れしていよいよこの堰堤から登山道に入ります。
 
 
 
こんなものが目に入りました。
 
クリンソウですね。
昨今京都の山のクリンソウはあちこちで鹿害で絶滅寸前。
ここは無事なのか?
っと思ったら近くには・・・・
 
 
やっぱりね。ここもかぁ・・・・・
 
 
大杉分岐到着
大阪環状自然歩道と出会います。
 
やはりこちら側には通行止めのテープが。
 
 
 
 
 
ちょっとパワーをいただきました。
 
 
 
大杉から15分ほどで善峯寺からの道に合流。
 
 
さらに数分で釈迦岳(631m)到着。
ベンチとテーブルがありますが、木々に囲まれ展望は無し。

 
 
 
秋空はやはり高くていいねェ~。
 
 
金網に囲まれたこの中にはいったい何がある?
カタクリの生息地ですね。やはり鹿害を防ぐためなんですが・・・・
でも何か小さい木々がかなり茂りだしてますね。
カタクリは大丈夫なのか?
 
 
スタートから2時間10分
 
なんかこの頂上プレートも文字が見えにくくなってきてますね。
 
ほぼ360度の展望がご褒美。
ほぼとは・・
回りの木々が育ってきて展望が邪魔されつつあります。
数年前この木々を切った方がいて問題になりました。展望を良くするためだったのでしょうが、私有地の木と言うことでしたから。
 
大阪方面。ちょっともやってはいますが肉眼でも大阪の高層ビルが見えます。
 
 
京都方面
こちらも京都タワーが肉眼で確認できます。
 
ここで大大大ズーミング
ここは何処でしょう?
 
滋賀県です。
っと言えばこの薄っすら見える山は・・・・
近江富士「三上山」ですね。
っということは下の街並みは野洲?
残念ながら琵琶湖はギリギリ見えないようです。
 
時刻はまだ10時30分。
この頂上広場もまだ空いてます。早くも家族連れがご飯食べてますが…
 
さあて、私はどうしよう?
我が初心者山岳隊では川久保の道が使えそうもないので、別なルートを探したいが・・・・・
大阪環状自然歩道もどこかで通行止めらしい。・・・
公共交通利用の我が隊は選択肢が少ない。
JR山崎駅からだと4時間以上かかるしなァ・・・・
 
大原野はどうだ?
小塩山経由だとちょっとしんどいが、東海自然歩道を使えば・・・・・
っということで大原野向けて下山しました。
40分ほどで杉谷の集落に下りてきました。
 
ここからは初めて歩くルートになります。
 
いやぁ、東海自然歩道とはいえやっぱし、全線舗装路かぁ・・・・・
 
適当な場所で昼飯とします。
 
本日はこんなん持ってきました。
 
山専用ボトル。
山の専門家とメーカーが協力して作った保温力抜群のボトルだそうです。
朝入れてきたお湯で昼になってもカップ麺が充分食べれますだって。
だそうですと言うのは、今回初めて使用します。
っということはカップ麺。
 
はいはいはい!
ばっちりです!
3分後にはこの通り。沸かしたてと何ら遜色ないくらいの出来です。
このボトル900㎖ですので3人分賄える。一人だったら500㎖ボトルで良いけどね。
 
さてさて、舗装路歩きは続きます。
 
ここから金蔵寺方面へ。
やっと山道に入りますが、急下りで滑るのなんのって・・・・
滑ったら2~3mズルズルズルーだもんね(笑)
2回ほど滑りを楽しんで?みました(>_<)
 
 
金蔵寺からはさらにクネクネ舗装路を直下で下りる道があり、
ズル~~~(笑)
 
やっと下の集落に下り、休憩がてらバスの時刻を確認。
1時間に一本。
オッと、20分後にあるな。
でもでも間に合う?
間に合わなければ1時間待つ?
いやいや間に合わなかったら私のお気に入りの大原野神社があるさ。
 
13時4分発に2分前到着。
おつかれさん・
 
しかしこの道も我が隊には使えないな。
長いだけで面白みがない。
さてどうしよう?
 




おつかれ山






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