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深海生物「ユメナマコ」とは?生態・特徴を徹底解説!

こんにちは!ラブカ君です♪

 

今回は、綺麗で面白い深海生物「ユメナマコ」について

詳しく紹介していきたいと思います。

 

深海生物「ユメナマコ」とは?何目何科に分類されるの?

ナマコというのは円筒状で左右対称の体形をした無脊椎動物で、

日本近海には約200種が生息しています。

 

一般的なナマコは食用として知られており、主に食用になるのはマナマコで、

体表の色からアカナマコ、アオナマコ、クロナマコの3種に区別が可能です。

アカナマコは国内の生食向けに1キロあたり500~1000円程度で取引されています。

 

食用ナマコのほとんどが浅い海に生息していますが

これらとは真逆の深海に生息している特徴的なナマコが存在していて、それがユメナマコです。

 

板足目クラゲナマコ科の深海性のナマコの一種で、

全長は最大25cm程度で,腹面は扁平,背面は盛り上がって前部の高さは4cmほどになります。

 

生きているときは鮮やかな赤色ですが,捕獲後,時間がたつにつれて色があせていき,

ところどころにうす赤や緑色の斑点が現れてくるそうです。

また口は腹面の前端付近にあり,その周囲に20本もの触手があります。

 

「ヘッドレス・チキンモンスター」というニックネームがつけられていて、

その由来について確かなことは不明ですが、おそらくニワトリのような外見と

目的もなくさまよっているような姿に関係しているのだと考えられます。

 

ほとんどのナマコには脳が存在せず、

きちんとした感覚器官も持っていません。

しかし皮膚に神経終末があり、これで触れたものや光に対して反応します。

 

深海生物「ユメナマコ」の一番の特徴って何?

ユメナマコの大きな特徴はワインレッドの体です。

鑑賞用としても使用できそうなくらい鮮やかな赤で多くの人を魅了します。

 

小型の個体はピンク色ですが、成長につれて濃いワインレッドに変化し、

体は中の消化器官も透けて見えるほど透明です。

透明にすることによって深海の闇に紛れて身を守っていると考えられてます。

 

それ以外の特徴や面白い生態は?

外皮には無数の発光器が散在しており、

これは強い機械的刺激によって発光することが示されています。

 

また、外皮は非常に脆弱で、少しの刺激でも剥げ落ちてしまうそうです。

この理由は外敵から攻撃を受けた際には、

脱落した外皮を発光させながら漂わせるためだと言われていて、

これには捕食者を惑わす効果があると考えられています。

 

さらに、脱落した外皮は急速に再生します。

本来のナマコであれば敵などに襲われた場合、

内臓を放出することによって天敵を惑わしますが、

ユメマナコは深海性特有の発光器を用いることによって

身を守っているため自分たちの環境に合わせて進化をしたのだと感じられますね。

 

深海生物「ユメナマコ」の餌は?捕食方法は?

ナマコは基本的に不活発な動物で、

デトリタスという海底に降り積もって堆積した有機物を主な餌です。

 

食べ方は種によって異なり、

海底表面のデトリタスを舐めとるように食べるものと、

砂と共に口にかき集めるものが存在します。

 

または水中に触手を広げ、海中を漂う有機物を集めるナマコもいるそうです。

今回のユメナマコは普段浮遊して生活しているため

餌を食べるときのみ海底に着陸します。

 

着底後、背面のヒレを前に向けた姿勢をとって、

大量の砂泥を消化管に詰め込むことによって餌を食べます。

 

食事は最大でも1分ほどしかかからず、

すぐに海底を離れるのは、海底のほうが海中よりも天敵が多いからではないでしょうか。

 

また、魚などを食べる肉食動物に比べ、長い腸を持ちます。

これは魚などより栄養分の少ない泥などをユメナマコが食べるためです。

 

腸が長いと、食べたものが腸内にとどまる時間が長くなります。

消化しづらいものもゆっくりと消化して、

泥の中にある栄養分を出来る限り吸収するのです。

 

 

 

深海生物「ユメナマコ」は深海何mに生息し、世界の分布はどうなっているの

駿河湾,紀伊水道,ニュージーランドの水深300~2000mから採集されています。

 

ユメナマコは深海の砂泥地に生息していて、

帆や脚が進化したヒレを使っての浮遊が可能で、

ナマコの中で最も遊泳性に優れた種のナマコ界のエリートです。

 

通常は海底の直上に、体後部を下にして浮遊しています。

ヒレは体の前方背面と後方側面にありますが、

推進力を生み出すのは前方のヒレで、

後方のヒレは姿勢制御に用いられているようです。

 

 

というわけで、

本日は以上!

それでは次回もお楽しみに!

 

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