たなごGo!

初心者向けアクアリウム情報を配信してます!

 本サイトはプロモーションが含まれています

シュリンプの稚エビ1ヶ月の成長過程を写真付きで紹介!生存率は◯%


こんにちわかつやんです!


シュリンプが孵化して1ヵ月の成長・変化の様子を紹介したいと思います。

今回は産卵ケースを使って孵化させたので、成長の様子の他に生存率等も確認する事が出来ました!
※水槽内で孵化していたら同個体を毎日撮影したり水槽内の海老の正確な生存率などは確認が難しいです。


産まれてから1ヵ月の成長の様子を撮りためたので成長の過程や気になる生存率等も紹介します!

1ヵ月で驚くほど成長を感じます。殻が厚くなり色がしっかり出て成長を感じます。

稚エビは本当に小さいので画像も拡大撮影したものを引き延ばしています。
画質は荒めですが、稚エビの成長過程や生存率が気になる方は是非お読みください!

※ちなみに私はピントの他にビーシュリンプやシャドー・ギャラクシー・ミナミヌマエビなど様々なエビを繁殖させてますがおおよそ成長過程は似ています。


シュリンプの稚エビ 生後1カ月間の成長過程

今回我が家で孵化したのはレッドピントシュリンプです。
初抱卵のせいか卵が元から少なく8個しかありませんでした。

同じく孵化したばかりの方やこれから孵化予定の方に参考程度に見て頂ければと思います!

因みに1カ月間産卵ケースはサテライトスリムを使用して観察します。
中で2分割できるしキチンと水が循環するので便利です!



生後1日目

1日目 稚エビの様子■ 外観 ■
まずは産まれた初日の様子です。
0.5~1㎜位の大きさです。小さいけどエビの形をしています。
赤はぼんやり発色していて恐らく白くなるであろう部分は透明です。
レッドターコイズと思われる個体はほぼ透明です。
お父さんルリーシュリンプなんやないの!?って思うくらい透明です。


◆行動 ◆
ほぼじっとしていて動く気配はありません。
水槽内に赤い点が見えるな位。
1日目は6匹程孵化しました。母エビに卵がまだ2個ほどついていて、何日かかけて孵化する模様。




生後3日目

3日目 稚エビの様子■ 外観 ■
写真を見てわかる様に白の柄が強く出てきました。
そして明らか大きくなってます。
肉眼なら脚の動きまでしっかり見えるレベル。
柄の違いが鮮明にわかってきます。

◆行動 ◆
脚が見え、ツマツマしてるのかが見えます。
後ろ足はほぼ動きません、同じ場所でずっとツマツマしています。

◆稚エビの生存率◆
7/8匹 生存率は約87.5%
卵は確かに8個あったのですが稚エビは現在7匹しか確認出来てません。




生後1週間目

1週間目 稚エビの様子■ 外観 ■
1週間でこんなに成長します!
半透明だった部分も殻がつくなり、白がクッキリ出てきます
1週間目はどの海老も目が赤い色をしています。

大きさは0.5~1㎜→2㎜ 1週間で倍の大きさになりました。
色や柄は赤や白が明確に 柄の違いも解る位になります。

◆行動 ◆
長い距離は泳げませんが、水草と水槽壁面を泳いだり水草を上下に行き来し始めます。
因みに1週間目は人工飼料に全く興味を示しません。

◆稚エビの生存率◆
7/8匹 生存率は約87.5%
1週間様子を見ましたが産まれた子供は全て生存しています。




生後2週間目

2週間目 稚エビの様子■ 外観 ■
柄がくっきり見える様になりました!
そして目が赤くてカッコいい!1ヵ月目辺りまでは赤いみたい。
髭も伸びて見える様になりました
大きさは2~3㎜ 1週間で1㎜程大きくなります。

◆行動 ◆
普通に水草から水槽壁面に泳いだり小さい癖にチョロチョロ動きまくるもんで数数えるのも大変!
ひげが動いてるのも確認できました!
エサは相変わらずシュリンプフードを食べないのでインフゾリアを少量与えてます。

◆稚エビの生存率◆
5/8匹 生存率は約62.5%
2週間で3匹☆に、生まれつき1番小さい個体、じっとしていて動かなかった個体が☆になってしまいました。




生後3週間目


3週間目 稚エビの様子■ 外観 ■
日に日に赤と白の発色がつよくなっています。
柄がくっきり分かる様になりました!
大きさは5~6㎜ 成長のスピードが速くなった。

◆行動 ◆
大きくなったせいか常に足を動かして餌を求めます。
ようやくシュリンプフードを食べるようになり、成長も加速しています!

◆稚エビの生存率◆
4/8匹 生存率は約50%
3週間で半数が☆に、、元々の数が少ないせいで減りが早い様に感じますが20匹産まれてたら『生存率』は多少違うと思います。

 






生後1ヵ月目

1ヵ月目 稚エビの様子■ 外観 ■
殻が厚くなり発色が非常に強くなります。
身体に立体感が出てきて!ほぼ親エビと同じ形になりました。
大きさは5~8㎜ 餌を与えてる事もあり成長のスピードは差が出てきます。

◆行動 ◆
小さいながらに脱皮シーンも確認できました。
シュリンプフードを与えると飛びついてきます。

◆稚エビの生存率◆
4/8匹 生存率は約50%
元々が8匹孵化なので何とも言えない結果ですが、1ヶ月で4匹しか☆が出なかったのは良い方だと思います。
1ヵ月経つと☆になる数は激減します。
より稚エビの生存率を高めたい方はコチラの記事をどうぞ
www.tanagogo.work




1ヶ月経つと雄雌もおおよそ解る様になる

シュリンプは胴回りや頭部の太さ以外にも髭の長さでも判断が出来ます。
右はおそらく雄、体長より長よりい髭があります。
左はおそらく雌、髭は体長の半分ほどです。




母エビは一緒に入れといて平気?

母エビは稚エビを食べたりする事はありません。
稚エビの飼育環境に入れておいても問題ないです。

ハッチアウト後(出産後)は体力をとても消費しているので1,2週間は産卵ケースで体力を回復させてから飼育水槽に戻す方が良いです。

因みに母エビは再度抱卵出来るようになるまで約3カ月程かかります。






一カ月の稚エビの外観・餌・生存率

稚エビの外観

1ヵ月で体長は大きな個体は8㎜程に成長します。
赤白の発色が良く解り、柄まで鮮明にわかります。

1週間目は透明だったり目が赤かったりと親海老とは別の種類の様な外観ですが、1ヵ月もする頃には親エビとほぼ同じ形になります。

生後初日から1週間の様子はコチラで紹介しています。
www.tanagogo.work




稚エビのエサ

2週目以降は人工飼料を食べ始めます。

人工飼料は非常に栄養豊富で稚エビが自然環境から取り入れるのが難しい栄養素を補う事も出来ます。
与えすぎは水質悪化を招くのでNGですが、成長促進・色上げに与えた方が良いです。
稚エビにおすすめの餌はコチラの記事にまとめています。




稚エビの生存率

稚エビが8匹孵化して、1ヵ月で4匹になりました。
生後1ヵ月で4/8匹、生存率は約50%ということです。

今回に関しては、初抱卵で稚卵の数が8個と少なかった為、何とも言えない結果になりました。

1ヵ月で50%という表現では決して良いスコアとは言えませんが、1ヶ月で4匹しか☆が出なかったのはかなり良い方だと思います。

今回☆になってしまった4匹は1匹は孵化直後に☆残り3匹は特に小さくじっとしていてあまり動かない個体が☆になる傾向が強かった。

海老も魚も生まれた生体全てが無事大人に成長する事はまずありえません。サテライトボックスは外敵や環境における死因を下げる事が出来る為、非常に飼育環境としておすすめです。



まとめ

今回は1ヵ月の様子を紹介しました!
シュリンプは環境が整っていれば水槽内でも繁殖出来ますしどんどん増えます!
下記の関連記事にもお役に立てそうな記事をいくつか用意したので宜しければご覧ください!