食べても太らない人、食べたら食べた分だけ太る人。
人は食べたら太る。
食べなかったら太らない。
けれども、例外的に、病気の人、ホルモンの分泌異常、体質的に「どんなに食べても太らない人」は存在する。
私は「食べたら食べた分だけ太る人」だ。
体質、食の傾向・嗜好的にも、
- 食べるのが好きで、好き嫌いもない。
- それなりの量を食べないと体と脳みそが満足しない。
- 魚より肉、葉野菜より根菜が好きだ。
- お米麺もパンも甘いものも好きだ。
- 味付けは基本普通。濃い味も好き。
- 日常的に口にする飲み物に水やお茶は含まれない。コーヒーや紅茶には砂糖は入れないが牛乳をいつも入れている。
等といった特徴がある。
例外もあり、「食べてなくても太る人」もいるらしいが、どちらにしろ体型について第三者からとやかく言われる機会は「痩せている人」よりもずっと多い。
常にだらしがない、自分の欲望をコントロールできないなどの、マイナスイメージが付きまとう。
一方、「食べても太らない人」はどうだろう。
私の身近に「食べても太らない人」が何人かいる。
けれどもこの場合の「食べても」は本人の自己申告であり、私には物足りない量だったりメニューだったりすることが多い。
体質、食の傾向・嗜好的にも、
- 食べるのが好きではない、好き嫌いがある。
- 少しの量ですぐに体と脳が満足する。
- 甘いもの、脂っこい物を体が欲しない。食べても時として体調を崩す。
- 味付けは基本薄味。濃い味は舌が受け付けない。
- 口にする飲み物は水やお茶で、コーヒーや紅茶には砂糖もミルクも入れない。
等と言った特徴がある。
例外もあり、「大食漢で脂っこいもの、甘いものを好んで食べても太らない人」もいるらしいけれども、結果体型に表れないので、太っている人ほど、第三者に体型をとやかく言われる機会は「太っている人」よりも少ない。
上記のエントリーで、どうして自慢に聞こえてしまうんだろうと逆に考えてしまった。
間違っても、
「決して自慢ではありません」食べたら食べた分太ります。もっと言えば、食べたら食べた以上に太ります。
と言っても誰も自慢とは受け取らない。また、同情はしないだろうし、心配もしないだろう。
おそらく、私達の中にある「極端な痩せ信仰」と、飽食の時代なら出羽の悩みである「自分が美味しいと思えるものを、健康を害しない範囲で適量食べる難しさ」が関係しているのだろう。
女性にとっては特に、痩せていることはよい事だとされる。
数字と先入観だけで判断し、標準体型の女性の身長と体重をだけを見て、「デブ」「太りすぎ」と揶揄する人すらいる。
普通、食べたら食べた分だけ人は太る。
とは言え、食べても太らない人、もともとの体質、食の傾向・嗜好が太りにくい人が「他人の体型」や「ダイエット」についてとやかく語っている姿を見ると、どうしても突っ込みたくなる自分がいる。
ダイエットは常に私の興味関心を引く話題ではあるのだけれども。
こういう体質、食の傾向・嗜好などの根本的なところが違う人間と、同じ指標・土俵で色々と体型をジャッジされるのって不公平だよなぁ、とつくづく思ったエントリーだった。