英国ボーディングスクール&ティーンエイジャー&お菓子教室

長女の英国ボーディングスクール留学準備に奔走中。自宅で開いている小さなお菓子教室、子供、愛犬のあれこれも綴ります。

奨学金が決まった!

2019-08-17 21:23:31 | 教育

奨学金を申請するために提出する留学計画書には留学に行ったら何をする、そのためにはこの学校に行きます、まで書かなくてはいけません。この段階では受け入れ校は予定でいいのですが、計画書には住所からカリキュラムから、あたかもその学校に受け入れてもらうことが決まっているかのごとく細かく書かなくてはいけません。

この奨学金、半官半民なので、年度が改まらないと予算が支出できないのか、奨学金が決まるのが4月末から5月上旬なのですが、イギリスのボーディングスクールで人気のあるところは3月にはすでに募集は締め切っています。というより、すでに9月の入学生が決まっています。ということはイギリスに行きたい場合は自ずと学校の選択肢が狭まるということ。海外への留学を後押しする制度のはずなのに、日本の会計年度で運営されているので、欧米の学校へのアプライのタイミングとのギャップがあるのが課題かな、と思いました。

「学校との出会い」で書いたように、娘の演劇を学んでくる、というのが実現できそうな学校にコンタクトして奨学金の結果まで待ってもらえそうという感触を得た後は、ひたすら結果待ちでした。

5月の上旬と言われていた結果ですが、4月22日に在籍校を通じて、無事奨学金が決まった、との連絡をもらいました。日本全国からの応募230人超に対して20人。倍率としてはなかなかでしたが、よく頑張りました。

それから急いでイギリスの学校に連絡を取り、具体的に手続きを進めることになりました。

スカイプでのインタビューはすませていたので、英語と数学のペーパーテストを受けるようにと言われました。在籍校でも留学エージェントでもブリティッシュカウンシルでもいいので、受け入れ校が指定する条件に則って試験を行うのが条件でした。娘の在籍校にお願いして見たところ、留学生を毎年多く出しているので流石に慣れていて、快く引き受けてくれました。ただ、間も無くゴールデンウイークであることに加え、担当の先生が海外出張に行ってしまい5月16日まで帰ってこないことから、テストは16日以降に、という話になったのですが、それをイギリスの学校に伝えると5月3日までにテストの結果をもらわないと席の確保が約束できなくなる、との返事。それをさらに在籍校に伝えたら翌日、翌々日にテストを行ってくれて、結果もすぐに送ってくれました。なぜ2日に分けたかというと娘の負担を考えてわざわざ2日に分けてくれたのだそうです。また、学校の成績と推薦状も英語で用意してもらわなくてはいけなかったのですが、それもすぐにやってくれました。テストや推薦状の中身も結果も私は知らないのですが、無事にイギリスの学校からOffer Letter(受け入れできますよ、という席のオファーの主旨)がきて、それに対してAcceptance Form(オファーをお受けします=入学を希望します、の主旨)を返し、£5500のRegistration Fee(登録料)を払い込んで席が確保できたのでした。Offer Letterはいわば合格通知みたいなものと思うと理解できるのですが、オファーを受け入れます、というAcceptance Formはなんで要るんだろう、こちらが入学を希望してインタビューもテストもしているんだから合格通知までで十分でないの?さすがイギリス、諸々形式張っているのね、と勝手に納得していました。

インタビュー、テスト、Offer Letter, AcceptanceFormと日本の学校では馴染みのない手続きや書類、言われるがままこなして来て一つ一つにあまり意識を向けていなかったのですが、後々、どのプロセスもビザ申請に繋がることを知ることになります。

奨学金が決まってからRegistration Feeを払い込むまでは一つ手続きをするごとに次のステップに進むという、日毎の前進が実感できる時期でした。でも留学の準備はこれからさらに煩雑になっていきますが、この時は入学が決まってやれやれ、とほぼ終わったような気分でした。



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