最近注目されている「非認知能力」をどのように伸ばすか、その2になります。
「非認知能力」って何?という方はこちら↓
その1ってどうだったの?という方はこちら↓
一応、復習もかねて、「非認知能力」の伸ばし方、五つを挙げておきます。
1、ルールを作る。
2、対話する。
3、遊ぶ。
4、子どもと自分を受け入れる。
5、「好き」を見つける。
その2の「対話する」ことによって、
1、コミュニケーション能力
2、共感力
3、自己肯定感
4、自制心
5、語彙力、思考力
などを伸ばすことができるそうです。
ただ「対話する」のではなく、どのように対話するかが重要になります。
具体的には、年齢別に1〜3歳ぐらいまでは、情報を教えてあげる対話を行います。
お散歩中に車を見たら、「赤い車だね。」とか、「タイヤが4つ付いているね。」など、
いろいろな表現や語彙を増やすための対話を心がけます。
3歳を過ぎて、「なぜ?」が出てくると大チャンス到来です!
我が家では、わかる範囲で正確に答えるようにがんばっていましたが、
ボークさんの本では、
「どうしてだと思う?」の質問返しが推奨されています。
大切なことは、子供の答えが全く的外れでも、否定せずに
「どうしてそう思ったの?」とか、
「自分でよく考えられたね。」と返して、
答えを認めたり、もっと深い思考への入り口とすることだそうです。
自分の考えを認めてもらうことで、自己肯定感が高まり、自分で考えることで、思考力や発想力がもっと深まっていくということでした。
小学校に入ると、イエス・ノーで答えられない「オープンエンドの質問」が効果的です。
「今日の幼稚園はどうだった?」とか「今日はどんな一日だった?」などの質問をして
「あなたのことを気にかけているよ」という気持ちを伝えることで、
子どもに「自分は愛されている。必要とされている。」という感覚を持たせることができます。
食事や、買い物など子供と一緒にいられるわずかな時間を大事にしたいですね。
オープンエンドの質問のもう一つの目的は、子供に「自分の頭で考える癖をつける」ことだそうです。
質問を重ねて、自分で正解を見つける手助けをする。
その中で、問題解決能力が育っていくということでした。
「どんな方法があると思う?」
「自分だったらどうすると思う。」
などの質問で自分で考える癖をつけさせていきましょう。
今回は年齢別の対話についてまとめました。
0から3歳は、言葉を与える対話で語彙を増やす。
3歳以降、なぜなぜ期では。「どうしてだと思う?」の質問返し、+「自分でよく考えたね。」で認めて、自己肯定感を高める。
小学校以降では、イエス・ノーで答えられないオープンエンドの質問。「~はどうだった?」で自分で考える癖をつける。
少しづつ、取り入れて頑張ってみましょう!
続きが書けたので、リンク貼っておきます。↓
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