ご近所編の二回目です。今回は、千葉県船橋市にある船橋大神宮です。私は最近知ったのですが、ここは伊勢神宮との結びつきもあり、とっても格式の高い神社なんです。船橋大神宮とは通称で、正式には意富比神社(おおひじんじゃ)と言います。
千葉県の地方都市になぜこれほど格式ある神社が存在するのか、大変興味があり参拝に行って来ました。
目次
1.場所
ここです。
2.御由緒と御祭神
御由緒を刻んだ石碑があるのですが、読めませぇ~ん。
ということで、授与所でいただいたパンフレットを見ると、こう書いてあります。
「景行天皇40年(110年)、皇子日本武尊が東国平定の途次、海上の一艘の舟の中に神鏡を発見。その頃、旱天(かんてん)に苦しんでいた住民を救うため、また、東国平定の成就を祈願するため、その神鏡をお祀りされたところ、御神徳の顕現がありました。これが当宮の創始であります。
同じく53年、天皇ご自身が御東行された折、武尊のご功績をご追感なされ「意富比神社の称号を賜りました。この名称が現在でも当宮の正式な名称となっております。」
御祭神は天照皇大御神(あまてらすすめおおみかみ)、つまりアマテラスですね。パンフレットにはヤマトタケルが神鏡を祀ったとあるのですが、HPでは、はっきりとアマテラスを祀ったとあります。まぁ、この方が分かりやすいですね。
このことから伊勢神宮とのつながりもあるのかと思います。詳しくはHPで。
3.ご利益
意富比(おおひ)とは、大日、つまり太陽神なんですね。元々は漁民の信仰が厚かったのですが、前述のヤマトタケルのアマテラスの話があってから、太陽神=アマテラスということが浸透し船橋大神宮という通称が一般的になったようです。
従って、アマテラスのご利益ですからなんでもござれ、オールマイティーですよ。
夫婦円満、家内安全、子孫繁栄、産業発展、諸願成就、勝利祈願、出世開運、
五穀豊穣・・・。あとなんかお望みですか?
4.参道
境内はこんな感じです。
一の鳥居から入りましょう。鳥居の後ろにある社号碑が目立ちません。
参道を進んで行くと二ノ鳥居があります。ここには船橋大神宮の社号碑があります。
ここで私、やらかしちゃいました。家に帰ってから気がついたのです。二ノ鳥居では社号碑や狛犬に気をとられ、鳥居そのものの写真を撮っていなかったのです。(;゚ロ゚)
従って、鳥居の写真はHPから拝借しました。
狛犬は左右とも子取り狛犬ですね。
5.神門から拝殿
参道の先に神門があり、その手前に手水舎です。コロナ対策でしょうか、柄杓は置いていません。神門の奥が拝殿なのですが、一般参拝者は神門から中へは入れません。
なんでやねん?拝殿の前で参拝せなあかんでしょう!と、爺さんは思いました・・・。
神門前の灯籠にハート型猪目を見つけましたよ。
6.境内には神社がいろいろ
常磐神社・・・日本武尊、徳川家康、秀忠、歴代将軍
外宮・・・豊受姫
八雲神社・・・須佐之男命
天之御柱宮・・・護国英霊
大鳥神社・・・日本武尊
船玉神社・・・天鳥船命
摂末社
7.その他境内には
土俵・・・家康公が子供達の相撲を供覧したと言われている。
神輿庫・・・これ自体が神社です
灯明台・・・灯台として海を守る。100年程前までは一ノ鳥居近くまでが海だった。
西の一ノ鳥居と社号碑
8.授与所とご朱印(コロナのため、書き置きのみ)
9.まとめ
さぁ、いかがでしたでしょうか。最後までお読みいただき、有り難うございます。
私にとって船橋という町自体は、昔から馴染みのある所なのですが、これほど格式の高い神社があるとは知りませんでした。今回、千葉県内の神社をいろいろ調べていった中で存在を知り、参拝に行った次第です。
まだまだ知らない所が沢山ありそうです。次はどこに行くかな!?
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