お立ち寄りいただきありがとうございます。
心とからだの研究室『ここ・からラボ』代表の かたおかのぶえです。
毎週日曜日はわたしが読んだ本のご紹介をしております。
今日ご紹介するのはこちら。
罪の声 (講談社文庫)
1,012円
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小説です^^
いつも心やからだの本ばかり読んでるわけではありません。
本当はフィクションの小説が大好きです♡
この本は、昭和の大事件、あの言わずと知れた「グリコ森永事件」を題材として書かれた本です。
事件後30年以上たって、すでに時効を迎えた未解決事件。
もしや自分はこの事件の関係者かも…と感じる男性と、ひょんなことから担当外部署の仕事を任された新聞記者の二人が、それぞれの視点・ルートでこの事件の真相を追っていく、というストーリー。
本当にあった事件を題材にしているので、どこまでがノンフィクションでどこからがフィクションなのかわからない…
ってくらいの臨場感あふれる物語でした。
事件を起こした犯人グループを追っていくうちに、グループメンバーやそれを取り巻く人々への影響力というものにフォーカスされていく中で、大事なのは犯人を明らかにすることではなく、これからの未来へと進めていくことだ、と気づくシーンが印象的でした。
過去を追うのはなぜなのか。
わたし自身、カウンセリングをする中で過去を見直す作業をしますが、大切なのは過去の事実ではなくて、それを踏まえた「これから」の方なんだと思っています。
未来のために過去を見る。
過去に執着せずに、これからを大切にする行動の方が大事。
なんてことを感じた一冊でした。
(結局「心」かよーっ!ってツッコミはご容赦ください^^;)
来年映画になるんですよね、この話。
映画で観るのも楽しみです^^
また明日。
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