あやかしランブル!の感想・レビュー!王道と泣きゲー要素を混ぜた秀逸なストーリー!

あやかしランブル!の感想・レビュー!ストーリーも光るキャラゲー!

こんばんわ!ありゅー(@aryulife)です!

今回は2019年10月17日にDMMでリリースされた「あやかしランブル!」をレビューしていきます。

このゲームは、神姫プロジェクトのテクロスとDMMが開発したもので、タイトル通りあやかし(妖怪)を美少女化したキャラが登場するRPGです。

擬人化とか美少女化はもうDMMでは当たり前すぎるんですが

「キャラデザ可愛いし、何となく良さそう」

という直感でやりましたw

で実際にやってみたんですが、予想以上にストーリーがしっかり作りこんでありました

ぶっちゃけキャラデザがメッチャ可愛いところだけでごり押しするゲームだと思ってたので、意外に良くて驚き。

むしろキャラの可愛さよりもストーリーがウリじゃないかという感じですね。

バトル面はちょっと不満がありましたが、それでも開発のこだわりが随所に見えたゲーム!

ここからはそんなあやかしランブル!について感想・レビュー・評価を詳しくまとめていきます!

あやかしランブル!ってどんなゲーム?

  • キャラクターの可愛さではなくシリアスな王道ストーリーが一番のウリ!
  • 次々現れる敵を倒していく迎撃型バトルが爽快!
  • 今から始める初心者に優しい仕様!

目次

あやかしランブル!の面白いところ・良いところ

個性あふれるキャラクターたち

本作はあやかし(妖怪)たちが美少女化したキャラクターたちが登場します。

画像を見てもらえばわかるように、あやかし(妖怪)をモチーフにした美少女キャラなんですが、非常に可愛らしくデザインされています。

「擬人化・美少女化なんてそもそもありきたりだろ!」

という方もいると思いますが、まさにその通りですw

ぶっちゃけキャラが可愛いだけのゲームだったならさっさとアンインストールしてましたw

このゲームの特長は可愛いだけではなくキャラの個性をしっかりと描いているのがすばらしいところなんですよ。

特に印象的なのがメインキャラの一人のこの狐っ子のイズナ。

何が個性的かと言うと、とにかくメッチャ弱い・・

狐の妖怪ってどんなキャラを思い浮かべます?

妖狐ってサブカルチャーに限らず色んな作品に登場していますが、基本強キャラを思い浮かべませんか?

中国古典の封神演義とか、それをモチーフにした漫画の封神演義とか、九尾のNARUTOとか。

いずれも、人をだましたりとか人を超える力を持ってたりとか、基本的に脅威的な存在なんですよね。

ですが、あやかしランブル!のイズナはメッチャ弱いです。全然戦えません。

見た目が幼女だけど実は強いとか隠された力を秘めているとかギャップも全くありません。

そんな可愛いだけの弱いキャラなのにマスコット的な立ち位置になっているわけではなく、ストーリーの重要キャラとして描ききれているのがこのゲームの面白いところ。

ぜひ4章まで遊んでみて欲しいんですが、キャラの個性をストーリーと絡めてしっかり描かれているので、「可愛い以外にもキャラの設定・演出にもこだわってるなあ」というのがわかります。

他のキャラもそうなんですが、いわゆる妖怪としての元ネタは引き継ぎながらもひとひねり工夫を加えているんで、めっちゃキャラが魅力的なんですよね。

このキャラを魅力的に描いているのがこのゲームで好きなところです。

シリアス寄りの王道ストーリー

本作は、かなり作りこまれている王道ストーリーです。

「あやかしランブル!」なんてポップなタイトルなので、美少女化した「あやかし」の学園物みたいなのを想像してたんですが、全く違ってましたw

全体的にシリアス寄りですし、一つのストーリーがかなりのボリューム。

同じくテクロスが開発した神姫プロジェクトと比べると1章あたりのテキスト量が全然違いますね。

あらすじ

ゲームの導入としてはこんな感じ。

ヒトの負の感情から生まれる「マガツヒ」と言う異形の存在

かつて人類はその「マガツヒの王」に苦しめられていたが、陰陽師が式神を駆使してなんとか退治

しかし、再び復活するという予言が

そんな中、主人公は新人陰陽師としてマガツヒ退治に立ち上がる

新人陰陽師となった主人公(自分)が、式神を使って人類の脅威になっている「マガツヒ」を倒しその王である「マガツヒの王」の復活を阻止するという目的の物語です。

ストーリーは、各地から受けたマガツヒ退治の依頼や問題を解決しながら、色んな式神を仲間にしていくという物語。

で、このストーリーで特に工夫されているところが、主人公はあくまでも式神を支援できる陰陽師にすぎないというところ。

いわゆるなろう系みたいな主人公が謎の力を秘めているとか「主人公最強!」みたいな場面は一瞬もありません。

各章ごとにキーとなる式神がいるんですが、その式神たちと力を合わせて試練に打ち勝つという構成でストーリーが進むのが個人的に良かったです。

ぜひ5章を遊んで欲しい!

1章から4章までは王道RPG的なストーリーなんですが、5章は恋愛アドベンチャーゲームのような要素があるんですよ。

直接的な恋愛というよりは「泣きゲー」に近い演出なんですが、これがめっちゃ良かった!

90年代や2000年代初期の泣きゲーを思い出しましたね。

KanonやAirのようなkey作品が好きな人はめっちゃ刺さると思いますよ。(CLANNADとはちょっと違いましたが

次々現れる敵を倒していく迎撃型バトルが爽快!

ここからはシステムについての話です。

本作は、迎撃型のバトルシステムを採用しています。

最大6人の式神を前衛、中衛、後衛に配置して次々にあらわれる敵を倒していきます。

「よくわからん」という方は、タワーディフェンス系のバトルをイメージしてもらうといいと思います。

画面左から敵(マガツヒ)がテクテク歩いてくるので、近づかれる前にぶっ倒す感じです。

なお、式神が全員戦闘不能になってもゲームオーバーではなく、その裏に隠れてる自分(主人公)が倒れたら負けです。

霊力を使った式神復活で起死回生!

このゲームのバトルで特徴的なのが、式神が戦闘不能になっても復活できるというところ。

主人公(プレイヤー)には霊力ゲージというものがあり、これが溜まると式神に奥義を撃たせたり、戦闘不能になった式神を復活させたりすることができます。

この式神の復活はバトルで勝つための重要なキーになっています。

例えば、普通のゲームだとタンク役が倒れると一気にパーティーが崩れますよね?

しかし、本作だと倒れても霊力ゲージがあれば瞬時に復活させることができるので、パーティーを維持できます。

なので、霊力ゲージの管理や復活の結構タイミングがバトルでめっちゃ大事。

この戦略的な部分をあれこれ考えるのが面白いんですよね。

霊力を使って奥義ぶっぱなせ!

奥義は敵に大ダメージを与えたり、味方を強化・回復ができる式神固有の技です。

奥義も霊力ゲージを消費して使うことができる技です。

霊力ゲージは戦闘の経過と共に溜まっていきますが、溜まりが結構早いので、ケチらずガンガン使えます。

溜まっていれば同じキャラの奥義を連発させることもできるので、強い式神の奥義を連続でぶっぱするのが強いですね。

ボスだろうが敵のHPをゴリゴリ減らすことが可能なので、爽快感があります。

全員の奥義を一斉に発動させるバースト

他にも戦闘経過とともに溜まるバーストゲージがあります。

バーストを発動すると、登場人物の一人であるナギちゃんの力を借りて、式神全員の奥義を一斉にぶっぱさせた後、霊力ゲージを全回復させることができます。

ただ味方全員の奥義が発動すると使うタイミングが非常に難しい・・

ですが戦闘を面白くする良いスパイスになっています。

低レアキャラが高レアキャラ並みに使える

このゲームは低レアキャラが高レアキャラ並みに使えるというのも大きな特徴の一つです。

キャラクターには「レベル」と「霊力解放」があるんですが、霊力解放の効果がとんでもなく大きいです。

霊力解放は、キャラの基本能力値を上げるアビリティのようなものです。

各キャラ毎にツリー上になっているボードが用意されており、必要な素材を持っていれば、順番に霊力が解放される仕組み。

これの何がすごいかというと、特定の能力値が10%とか20%とか上がるので、低レアキャラでも高レア並みに強化できること。

しかも、上限解放するとボードが解放されるのでさらに強化できるんですよね。

上限解放は例えばガチャをしたときに、キャラのダブりが発生すると自動的に行われます。

つまり、ダブりやすい低レアキャラは上限解放されやすく霊力解放の効果を付けやすいんです。

なので、高レアキャラよりも低レアキャラの方が使えるということがよくあるんですよね。

キャラをレベルアップさせることで個別のエピソードを見ることが可能!

さらに、キャラのレベルを上げることによって個別のエピソードを見ることが可能です。

全部で3つストーリーが解放させるんですがこれが面白い!

☆3以上のキャラは全キャラエピソードが用意されているんですが、中でもストーリーで登場するキャラの場合は、その後日譚が実に良いので是非見て欲しい!

自由に難易度が変更可能なイベント!初心者に優しい!

本作のもう一つの特長が、降魔の戦場という定期イベントでプレイヤーが自由に難易度を変更できるところ。

このイベントは、ボスのドロップアイテムを集めてイベント用装備と交換するのが目的なんですが、イベント難易度が全部で26個存在します。

しかも低難易度でも問題なくイベント装備が取れるんですよw

なので、あやかしランブル!を始めたばかりの初心者という人でも、自分の戦力に合わせてイベントに参加できます。

あやかしランブル!の気になるところ

戦闘のテンポがどうしても遅くなる!けど改善されてきた!

迎撃型バトルというシステム上仕方ないんですが、戦闘のテンポがどうしても遅くなります。

バトルシステムはタワーディフェンス型のゲームと同じで、次々登場する敵を倒していくというスタイルなので、敵が全員出てくるまで時間がかかるんですよね。

そのため、パーティーをいくら強化しても奥義1発で終わらせるとかは無理です。

倍速機能は実装されているんですが、やはりテンポが遅いのが気になるところでした。

3倍速機能が実装された

ただし、現在は3倍速まで実装されました。

流石にターン制バトルのゲームと比べるとまだ戦闘時間はかかりますが、それでも大分戦闘のストレスは減りましたね。

ガチャがちょっと渋い

本作のガチャは、武器とキャラがごちゃまぜになっています。

なので、欲しいキャラが当たりにくいのがちょっと難点です。

ガチャ排出アイテム確率
☆5キャラ2.0%
☆5装備3.0%
☆4キャラ6.0%
☆4装備9.0%
☆3キャラ32.0%
☆3装備48.0%

まあ、他のゲームのごちゃまぜガチャはもっと酷いのがありますけどね・・

ちなみに自分は現時点で2万円ちょっと課金していますが☆5キャラは7人です(1回ダブり)

新規で今始めるならお得

今あやかしランブル!を始めれば新規ユーザー限定で霊晶石が9000個(ガチャ30回分)がもらえます。

自分が始めたときは霊晶石が3000個(ガチャ10回分)配布だったので、先に始めた人よりも今始めた方がお得ですね。

ただし、12/6現在の情報なので、ずっとこの特典があるかどうかはわかりません。

なので、あやかしランブル!に興味のある方は早めにインストールして特典を受け取っておくのがおすすめ。

頂点を狙いたいという人には向かない

あやかしランブル!は、現時点では他のプレイヤーと競う要素がありません。

同盟というギルドのような制度はあるんですが、同盟同士で戦うイベントなどもありません。

なので「あやかしランブル!で頂点を狙いたい!」「他プレイヤーと競いたい!」という人にとってはあまりこのゲームは向かないと思います。

ただ逆に「自分のペースでゲームを進めたい」という人には最適な環境です。

今後、同盟同士のイベントも実装される予定なのでこの点は変わるかもしれませんが、現時点ではこのような感じですね。

あやかしランブル!感想・レビュー・評価まとめ

いわゆる「可愛さで釣る」ゲームではなく、王道と泣きゲー要素が入ったかなり作りこまれたストーリーでしたね。

また、キャラクターも単に可愛いだけでなく個性もしっかり描かれているので、 キャラも光るゲーム!という感じです。

「キャラが可愛ければいい」という人よりも「可愛さだけじゃ物足りない!ストーリーも欲しい!」という人におすすめのゲーム。

ただ、迎撃型バトルという点でどうしてもバトルのテンポはちょっと遅いですね。

よくあるコマンド式のバトルのように、スキル一発とか1ターンで敵を全滅させるということができないので、そこはストレスになる方もいるかも。

とはいえ、全体的に見ればかなりよくできているゲームでした。

あやかしランブル!【あやらぶ】

あやかしランブル!【あやらぶ】

DMM GAMES LLC.無料

タイトルあやかしランブル!
公式HPhttp://games.dmm.com/detail/ayarabu
ジャンルRPG
配信日2019年10月17日
価格基本無料(アイテム課金制)
配信プラットフォームブラウザ/IOS/Android

なお、当ブログではあやかしランブル!の全てのイベントについて概要や攻略法を記事にしてます。

もしプレイするようなら引き続き当ブログを利用していただければと思います!m(__)m

初心者向けの序盤の進め方について▼こちら▼にまとめているので、よろしければどうぞ!

目次