腫れた喉に「ガーグル」でなくて「のどスプレー」

ガーグルでうがい

Betadine Sore Throat Gargle

オーストラリアの高校に通っていた時(大昔)は高校の寮に住んでいたのですが、風邪をひくと、しきりに寮の看護資格のあるスタッフに『Betadine Sore Throat Gargle』を渡されて喉をうがい(Gargle:ガーグル)しろと指示されていた記憶があります。

「Betadine」は会社の名前で、「Sore 」は「 痛い」、「Throat」は「 喉」という意味なので「Sore Throat」は 痛い喉 つまり、「炎症した喉」、「イガイガした喉」の意味になります(注1)。 「Gargle (ガーグル)」は「うがい (Gargling)」の意味ですが、「うがい薬」の意味もあります。つまり、『Betadine Sore Throat Gargle』は喉を消毒するうがい薬で、ポピドンヨードが主成分で日本のイソジンのうがい薬とほぼ同じものです(注2)


注1) 喉が痛かったり、扁桃腺が腫れた場合は 英語圏では「I have a sore throat.」と言えば通じます。
注2) オーストラリアの薬局には、イソジンのうがい薬はまず置いていません。

効果はあると思うのですが、うがい薬の原液なので、洗面所で専用のカップに適量の原液を入れて適量の水で薄めないといけないので少し面倒臭いのと、イソジンうがい薬も同様ですが味もあまり良くありません。 ヨウ素の色が残るので、うがいの後も洗面台を綺麗に流さないといけなかったり。。


日本の喉スプレー

日本にいた頃は「のどぬーるスプレー」とか「フィニシュコーワ」などのヨウ素系の『のどスプレー』を使っていたので、スプレーをシュッシュッとするだけで簡単でしたが、この時代(大昔w)はまだオーストラリアの薬局には『のどスプレー』が売られていませんでした。


オーストラリアの喉スプレー

Difflam Sore Throat Spray 30ml

で、ここ2~3年ほど前からだと思うのですが、オーストラリアの薬局でも薬用の「のどスプレー」を見かける様になって、今年の風邪で使ってみたのが:

Difflam Sore Throat Spray

主成分はヨウ素ではなく、「ベンジダミン (Benzydamine)」? 喉の炎症を抑える効果があるみたいです。

主要成分がヨウ素/ポピドンヨードだと殺菌効果があるので予防効果があるみたいですが、これだと症状がないと効き目が期待出来ないみたいですね。 でも、ヨウ素にアレルギー反応が出る人もいるみたいなのでそういう人には最適なのでしょうか。

使ってみた感じでは、のどスプレーなのでうがい薬よりも簡単でした。でも、日本のヨウ素系の『のどスプレー』と使い比べた訳ではないので正確な事は言えないのですが、個人的には即効という感じではなかったので、就寝前にBetadineのうがい薬でのうがいも追加して喉の痛みを完治しました。


結論

薬剤師でもないのでこの「Difflam Sore Throat Spray」が絶対に良いですよとかという記事でもないのですが、こんな物があります。。というか、オーストラリアの薬局ではヨウ素系のどスプレーが (いまだに) 売ってないという記事です😅😅。



コメント

  1. 日本から持ってきた喉スプレーがなくなったので、これを買いました。でも、なんだか今ひとつです。味も好きじゃないけど、効いてるの??という感じ。次に買うときは別のブランドのものを買ってみようと思います。
    私はやっぱりヨード液でさっぱりする感じ(喉の枯れが消える感じ)が好きです

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    1. オーストラリアの薬局で探してみたのですがヨウ素の喉スプレーは見つけられず、他に見つけた喉スプレーはマヌカハニーとかの天然エキスのスプレーでした。。。
      やっぱり、日本の喉スプレーは効果てきめんな気がしますよね。

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