妻の入院中にする事②エアマット消臭&拘束具洗濯 | ハンチントン病の病名に笑った日から始まった

ハンチントン病の病名に笑った日から始まった

24歳の時にハンチントン病を発病した同い年の妻。結婚生活 = 自宅介護を約15年続けてきた体験談や感じた事を綴っています。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

九州宮崎県を含む広範囲に被害を出した台風10号。

早い段階から西に逸れて移動速度と衰えが進んだお陰で、当初言われていた程の影響はありませんでした。

ただ、あれぐらい離れていても近年の台風よりも大きな被害が出てしまった事は、本当に恐ろしいです。


また、ウェザーニュースさんへの投稿も趣味なので、個人的に簡易の観測道具で見守っていましたが、本当に怖かったです。


そんなイレギュラーな災害もありましたが、妻の帰宅準備は粛々と続いています。

特殊エアマットの消毒&消臭
入院当初にコインランドリーで洗濯しておいた特殊エアマットの専用カバーを乾かしながら本体の方も処置をしていました。

本体のエアチューブやマットレス部分は洗濯出来ないので、介護臭用のスプレーを吹き掛けるのですが、その際にひと手間掛けています。


まず、本体全体に吹き掛けます。

その後に、90Lや120Lといった大きめのゴミ袋を切り開いて液がすぐに乾かない様にラップをする意味で吹き掛けた箇所に貼り付けました。



本当は、ゴミ袋を切り開かずに上下だけ切ってチューブ状にして空気を完全に閉じ込めた方が効果があると思います。

この状態で1~2日放置すると、ただ吹き掛けるよりかは効果がありました。

拘束具の洗濯
拘束具自体に色々とご意見があるのでしょうが、うちでは常用しています。

自宅にいる間は、24時間。

拘束をしていない = 本人の自由 と言う公式が当てはまらず、自分の手が意思を無視して自分の顔に向かって飛んでくる事に恐怖していた妻そして私にとっては安心の象徴になっています。

勿論、これを着けない日を夢見ていますし、早くそう言う薬が開発される様に治験などにも協力していますが、今現在でもこれが無い生活を送る事は出来ていません。

そんな拘束具も妻の力に負けてベルトに亀裂が入っていたり、シーツや柵に当たっている部分は擦れてボロボロになっています。


今回の入院に併せて新しい物を注文したのですが、残念ながら退院までに届きませんでしたので、洗濯をする事にしました。

拘束が弱くならない様に洗濯ネットに入れて洗濯。

乾燥後はマジックテープ部分に付いている毛玉などを丁寧に取ってからマグネットキーとセットで迎えに行く用の手提げバックに入れて置きました。

早く戻って来ます様に。

面会禁止中に、不随意運動で怪我をしていません様に。。


心の声
・妻がいない時が、大掃除日和。

・どうせならいい匂いがするベットに寝かせてあげたい。

・添い寝中、悪意の無い?攻撃で受けて私のお腹に付いていたミミズ腫れも治った。