私の預金と体重がなかなか減らないのは食材を半額ゲットしてるからに他ならない。
スーパーマーケットで買い物をするのは嫌いじゃない。
別にストレス解消とまではいかないが、苦ではない。
ほぼ毎日のルーティンとはいえ、主夫として最大の仕事でもある。
半額ゲッターによるスーパー店舗時間帯と割引見切り戦略
好きな言葉は「半額」
大概購入する商品は毎回同じような物にはなるのだが、食材総菜に関しては食べたい物よりも半額になってる物を優先してカゴに入れる。
個人的な好みで選別してしまうと毎日同じようなメニューになってしまうので、その時半額である物を手に取る事でバリエーションも生まれる。
時計を見てそろそろ半額タイムかな?と思うとなんだかムズムズしてくる。
別に必要ない時でもスーパーに出向きたくなる衝動に駆られる。
日によって品数の多い時少ない時があってほとんど何も買えなくてガッカリする時もあるのだが、それがあるからメリハリがあって楽しいのである。
品数が多い時はついつい買い込んでしまいがちだが、翌朝の分と考えれば多めに買っても損はない。
食中毒を起こしたことは人生で一度もないし、時々腹を下すのが半額総菜のせいだとは特に思い当たらないので、そのへんのリスクはほぼゼロと言える。
美味しさの劣化に関しては正規価格の総菜を購入する事がほとんどないので比較はできないが、当日中であればほとんど変わりはないのではないか。
でもおにぎりを翌日に持ち越して食べたらパサパサでまずかった。
おにぎりに限らず翌日まで冷蔵保存してると味の劣化は否めない。
なのでやはり当日中に食べきれる分の購入に留める事が肝心である。
半額タイム
スーパー店舗によってその時間帯は当然異なるが、概ね閉店一時間~二時間前が半額シールを貼られる目安ではなかろうか。
もちろん当日の天候や売れ行きによっても誤差が生じる為、確実に何時になったら必ず貼られるという保証もないところがミソだ。
雨の日は客足が少ない為に早めに貼られる傾向があるし、逆に朝から雨が降り続いてるような日だと総菜を作って陳列する数を最初から絞る可能性が高いので、残っていないケースもある。
売れ行きが良くて閉店1~2時間前の商品棚に残りの品数が少ない場合は半額タイムがきてもそのまま半額にしないで放置する場合もある。
そのへんの一喜一憂微妙な駆け引きと予想の当たり外れも面白い。
でも大概はいつもの半額タイムに多くの総菜に半額シールが順次貼られるのである。
それを見越してくる半額ゲッター達がわらわらと押し寄せるのもその時で、その30分前などは嵐の前の静けさの如く店内の客数は非常に少なく、ちょっと早かったかという時は先に飲み物やお菓子や冷食やレトルト即席麺などをカゴに入れてその時を待つ。
店員がシールを貼りだしたらすかさず総菜コーナーへGOだが、まだ貼られていない商品を先取りして店員に貼ってもらうという行為はダメではないが、個人的にはしない事にしている。
品性とプライド
あとわらわら半額ゲッター達が押し寄せてきた場合はその中に入って弁闘する事もせず、波が引いた後に残り物をチョイスするようにしている。何故なら人としてなんか恥ずかしいからだ。乞食なりのプライドというものがある。
椅子取りゲームのように何かを奪い合う人間(ケモノ)の姿というものは醜いものだ。
電車でも文字通りの椅子取りゲームが行われるが、私はそれに参加しない。
気取っているからだ。
一瞬とはいえ下品な醜態を晒したくはない。
競争は勝者と敗者を生むので自分が勝者になっても素直には喜べない。
こんな感覚で生きていたらそりゃ人生の敗残者になるのは必然だろう。
しかし品性を失くしてしまったら自分を愛せなくなってしまう。
タキシードを纏いながら半額商品を優雅に選別する紳士でありたいのだ。
自意識過剰ですね、ただのケチな貧民のくせに。
3割引きでも熟考の末、買わない
1割引き2割引きは論外であるが、3割引きでも買わないようにしている。
本当に欲しくて残り一個の場合は悩んだ末にカゴへ入れる場合もあるが、そうでなければスルーだ。
あと総菜ではなくパック飲料とか冷蔵商品等で消費期限が翌日切れの為に半額になってるような物も買わない。
基本的には出来合いの総菜と生の魚肉類だけがターゲットだ。
しかし昼間から肉や冷凍食品が常に半額のスーパーもあるので注意が必要だ。
値段(値札)をよく見ると最初の価格に高値を設定していて、そこに半額シールを貼るという目くらまし作戦なのである。
半額だからと考えずにカゴに入れてしまうと店の思う壺になる危険があるので、商品の相場を頭に入れておくのも重要だ。
バーゲン衣類
食品に限らず季節終わりに衣類が半額になったりもするので、季節の変わり目はその辺のチェックも怠らない。
例えば息子は現在130cmなので来年着用する140cmのものを先に購入しておいて一年押し入れにしまっておくのである。
夏物を秋に買い、冬物を春に買うのである(笑)。
生活の知恵とはいえなんだか泣けてきました。貧乏って悲‥楽しいな♪
注意喚起
とはいえ夜の19時や20時に買い物に出掛けても家族の夕食時間帯にはちょっと間に合わないので普通に生活してたら難しい面もある。
ただ弁当や総菜は閉店一時間前だが、生の魚肉類は3時間前くらいから半額になっている事が多いので、煮たり焼いたりする程度の調理ができるならそちらをメインに狙えばギリ夕飯に間に合うのではないか。
なのでうちも子供の夕食時間帯が18時頃なのでそこでは普通に調理した食事を与え、半額総菜は自分の夜食にまわすものとなっている。
私が長年夜型なのも半額生活に合わせているからなのかもしれない。
つまり夜型の方がコスパが良いという事は確かなんですね。
なので仕事の帰りが少し遅くてたまたま買い物に立ち寄る時間帯が半額タイムの人とかが一番お得ですね。
でも独り者だったら外食で済ませた方が早いしそんなにコストも変わらないですね。
ただコンビニで物を購入する事はほとんどなくなりました。
あとコンビニの値引きは本当に期限間近な物なので買わない方が良いです。
半額が妥当な廃棄直前のおにぎりをポイント10%引きで売ってる某コンビニは経営の勉強をし直すべきでしょうね。買うバカいるのか?
半額でも店は儲かる仕組み
半額は店にとっても利益が薄いのでできるだけしたくないのが本音でしょう。
しかしそれでも廃棄よりマシだし、半額でも少しの利率はあるはずなんです。
よく赤字覚悟ですとか言う店主がいるけど、赤字でお店は経営できませんから。
必ずカラクリがあるのだから、「お客様が喜んでくれればそれでいい」なんて嘘をカメラの前で善人顔で平気でのたまう店主は信用できないですね。そんなわけないだろ、と。
店が赤字覚悟の売り捌きというのは7割~8割引きの場合でしょうね。
でも不思議なもので見切り品食材であっても10円や無料だとなんだか怖くて欲しくないんですね。
消費する意識
以前知り合いの風俗嬢が仕事を始めてから商品の値段を見ないで買い物をするようになった(あと気軽にタクシーに乗るようになったとも)と言ってたのが印象的なんですが、私もセレブになってそのようなショッピングができればそれはそれでまた買い物が楽しくなるのかななんて思いますけど、それだったらネットスーパーで買った方が楽だし、そうなるとスーパーに出掛ける事もなくなるのかなと思うと少し寂しいので、まだとうぶんの間は半額ゲッターを卒業する事はきっとないのでしょう。
でも半額総菜をカゴに入れてる老人を見るととても切ないので貧相な老人にはなりたくないですね。人は時として見栄を張るのも必要なのかもしれません。
因みに毎月の食費は約4万円で、節約もあまり意識してません。
半額で買ってなかったら毎月6万円になってるかと思うと2万得してる計算です。
それよりもカロリーの計算もしないといけないなと思い始めてるところです。
↓ ネットスーパーは便利でいいよ♪