緑色の宝石のように美しい鉱物です。
化石貝の中にできることが多いです。
カルシウムが含まれている鉱物なので、貝から吸収してできたのかもしれませんね。
ロシアのタマン半島アナパで発見されました。
写真のアナパイトは、ウクライナ(クリミア共和国)のクリミア半島ケルチのものです。
アナパとケルチの間は、海峡を挟んで直線距離で80km程です。
どちらも海のそばなので、貝にできた鉱物なのも、頷ける気がします。
この辺りは紀元前400年頃、ボスポラス王国があり、アテネとの貿易が盛んだったようです。
今も世界遺産の古代都市が残されています。
クリミア半島 ツバメの巣城(1912年建設)