すーさんノォト

日々思うこと。
五七五で言ってみる。

花野

2019-10-08 10:52:24 | ひとりごと




 



そろそろ一ヶ月になる。 
小四の孫が、全く元気を無くし、まるで心身を閉ざしてしまったかのようになってしまってから。

下校時の二、三時間と、土日のどちらか一日、娘が出勤のときだけ、一緒に居るだけだが、その変貌ぶりに、心が痛み どう対処、あるいはどんな言葉をかけたら良いのか、わからない日々だった。
この子の両親の苦労、心労は計り知れなかった。いやまだ過去形でもない。

でも、ほんの少しだけ、前進はしてるよう。
回復はしているよう。
蒼白かった顔色が、少しだけ血色が戻った気がした日曜日。
そして昨日、駐車場で待つばあばの車に乗り込むやいなや、「明日、四時間授業なんだ!友達と自転車で遊びに行くけどいい?友達のお母さんは良いって言ってるの!」
一瞬怯む(笑)ばあば。
「それはいいね、でもお母さんとお父さんにも聞かないと。ばあばはいいと思うよ、じいじも、⚪︎⚪︎が、全然自転車に乗らないって心配してたしね。」
頭の中で、色々考える。三人で自転車、それはそれで心配…事故がないよう、四時半からのスイミングスクールに間に合うかなど。後は娘達(子の両親)がどう言うか。
やっと、せっかく こんな風に積極的に外で友達と遊ぼうという気持ちに、前向きに上向いた気持ちを潰すようでは可哀想。
勿論、潰そうなどとは思わないけど、心配のあまり反対するかも…などなど。
でも、どうやら娘達の方がよほど、そういう風になってくれるのを待っていたかのよう。
夜、我が家に子どもたちを迎えに来た娘、すんなりと、承知した模様。
久しぶりの笑顔で、帰って行く孫娘。

どうか、うまく計画どおり、楽しい時間になりますように。
天よ、願いを叶え給え。天気予報は、曇り後晴れ。
今、突然の雨がやんだところ。
あの日以来、様々な催し、行事がキャンセルされ、事細かに計画表を作ってきた孫娘の楽しみを奪ってきたが、そろそろ希望を叶えてあげたい。楽しみはこれから。良いことはこれからが本番だよと、わからせたい。まだ10歳の孫へ。
人生はまだ始まったばかり。



常闇を 離れ蝶々 花野へと




 



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