迷い猫の子猫はウィルス性鼻器官炎に感染していた
迷い猫の子猫の顔を見たら、目が目ヤニと涙で汚れていて、
ウィルス性鼻器官炎に感染していることは明らかだった。
ちょうどチビが拾われた時と同じような状況で、
チビの場合は、その上、目が目ヤニで塞がっていて開かない状態だった。
母親猫が一緒なら、舐めてあげることで目が開くんたけど、
眼が塞がったまま捨てられていたので、飼い主さんの奥さんが必至に拭いて
3時間おきに動物用ミルクを哺乳瓶で飲ませて何とか育てたんだよ。
でも、この迷い猫の子猫をこのまま家に入れてしまうと、
今、家で飼われているチビ太君に感染してしまう事は確実だし、
一時的に母親猫とはぐれただけなら、母親猫の所に戻してあげる事が
子猫ちゃんにとっても一番幸せだと飼い主さんは考えた。
だから、恐らく迷い出てきたのであろうお向かいさんの庭の中へ
この迷い猫の子猫を返してあげたんだ。
その後、この子猫を見かけないけど、どうしているのか
ちゃんと母親猫と出会えたのか、飼い主さんは今でも心配している。
帰してあげた事が正解だったのか、今でも思い悩んでいるけれど
仕方ないとマイにゃんは思っています。
誰だって全ての命を救う事はできないんだもの。