Mです。
デスクトップ派の小生には全く関係ないのだが、コロナ禍のなか、在宅ワーカーとして仕事している方々に関係のあるだろう、Windows 10更新プログラムでのトラブル報告。
5月25日付のアラームである。
携帯型の極薄ノートが当たり前の世の中になって、オフィス、飲食店内、公園、電車内などなど、どこでもPC作業する人々が目に映る。当然、ネット通信は必須要件で、オフィス内なら社内の無線LANで繋がっていることが多いはずだ。一方、社外に持ち出した時に「仕事」するとなると、ネット接続の手段として、持ち運びできるWiFiルーターや、携帯しているスマホ回線を利用するテザリングで利用することが多かったはずだ。しかし、ネット通信のために別の機器が必要となるこれらの手段に代わるものとして、最近多く使われ出したのが、スマホやパッドで使われている高速ネット回線LTEの機能を組み込んだノートPCである。
スマホに搭載されているように、フリーのSIMがPCに備わっている、と考えるのが妥当で、通信プロバイダーを選んで契約すれば、いつでもどこでも高速ネット回線に繋がる。
いわば会話ができない通信機器の扱いで、Windowsの通信設定だけすれば、よほどの秘境でない限り、スマホと同じように無線通信が可能になる。OSがWindowsなのだから、どこにいても社内のスタッフとデータの相互交換が簡単に行えるし、会社が設定しているクラウド上のデータアクセスも高速に行える。そんなわけで、LTE内蔵ノートは、けっこう人気なのだそうだ。
従来の通信方法との比較が、下図である。(KDDIさんから拝借)
この方法を用いたPCの利点を紹介したものもあるので、興味のある方はPC Watchさんの下記サイトを。
↓ LTE対応モバイルノートのススメ
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/1218362.html
ところが、25日のMicosoftさんからの警告は、このLTEユーザーにとって青天の霹靂である。Win10を更新したら通信できなくなった、ということが起こるかも知れないのだ。 コロナ禍での在宅ワーカーが、最新のWindows10更新を行ったら通信できなくなった!なんて、悲惨です。
自動更新の設定がデフォルトだろうから、該当する方々は、使用しているノートPCのWin 10更新設定を確認しておいた方が良い。既に通信できなくなっているときは、更新前の復元ポイントを探してロールバックするのがよい。それがダメなら、細かな修正を繰り返すより、再インストールした方が早いかも知れない。
まだ大丈夫な方は、Microsoft さんからの更新要請が来ても自動更新しないよう、設定の「更新とセキュリティー」に入って、自動更新を解除しておくことをお勧めする。
ちなみに、Mのデスクトップは、Winodows Updateを手動にしている。時々更新プログラムの確認を行って、ネット上に不具合が報告されていないようなら更新する、と決めている。セコイようだが、OSの更新ってヤツは、以前から結構な曲者で、行ったがために周辺機器やパーツが動作しなくなるということがしばしばだったから、「更新 イコール 良」 とは思っていないのである。
太っ腹なMirosoftさんには日頃から感謝しているが、更新のトラブルもそこそこ経験しているので、PCのシステム更新管理は慎重にしている。
PCに限らず、世の中のもろもろに関しても、他人まかせ、は止めた方が良い!