先生の仕事  生徒との関係がおもしろいほど腑に落ちる考え方


生徒の人間関係の構築。これが教育活動の土台となっていきます。ここに信頼が醸成されるとすべてのことがうまく回りだします。ただ、それが結構難しい。なぜだろう???と思うことが多いです。しかし、この考え方で見ると、なるほど!と腑に落ちることも多いです。


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みなさん、こんにちは。鑑 樹一(かがみ みきひと)です。ここでは、コーチングや教育のことについて考えたことを書いています。
予想外に多くの方に読んでいただき、大変うれしく思っています。心より感謝申し上げます。
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先生の仕事  生徒との関係がおもしろいほど腑に落ちる考え方



先生の仕事―あなたと管理職との関係


答えを先に言います。管理職とあなたの関係をしっかり振り返ってみてください。そこから、自分と生徒との関係を考えてみてください。


ハイ!答えはこれだけです。終わり。

本当にこれだけなのです。



私は、あまり人の好き嫌いにこだわりません。それでも、振り返ってみると何度かうまく関係の築けない管理職の先生もおられました。

こんなことはめったにないのですが、視界に入れたくないのです。近づきたくないのです。話したくないのです。本当にいやなのです。そんなこともありました。


そんな時に、ある大事な情報が耳に入り、本当ならすぐに管理職に報告し、情報を共有する必要があるのですが‥

そのことはよくわかっているのですが……

身体が動こうとしないのです。

そして‥‥、

その情報は結局あげることができなかったのです。

幸い何の問題もなかったので良かったのですが……



そう、何か起こった時には、報告を怠った責任が問われるでしょうし、学校の信頼も疑われるでしょうし、何のいいこともありません。

でもそれがなぜ発生したか、その根元は?

さぐっていくと、その管理職の先生と接したくない、

ただそれだけのことです。

ただ、それだけのことなのです。


先生の仕事―生徒の反応


〇朝礼中、絶対に視線をこっちに向けようとしない。


〇廊下の向こうに姿が見えたが、教員の姿を目にしたとたん踵をかえす。

〇放課後に来てください、呼んだのにスルーして帰る。

こんな経験をたくさんしてきました。ここには信頼関係が、どうでしょう、いっぱいあるといえるでしょうか。

ないですよね。

その生徒は、もしかしたらこうだったかもしれません。

そう私を、視界に入れたくないのです。私に、近づきたくないのです。私と、話したくないのです。私なことが本当にいやなのです。

こういう関係を結果的につくってしまったこと。ここは大いに反省しないといけませんよね。


先生の仕事-生徒はよりデリケート


席替えをして、嫌いな生徒が近くにいる。中学の時自分をからかった生徒と高校生で別のクラスではあるが廊下ですれ違う。


そんなことで心身が不調になる。そんなことが、たびたび起こります。


そんなデリケートな面を持った生徒たちと、どういう関係を築いていくか。ここは本当に慎重に考えていく必要があると思います。


先生の仕事-あなたの管理職はどう接してくれていますか?


〇あなたの机の整理整頓ができていない時


〇あなたが提出書類未提出だった時、提出期限が遅れた時

〇あなたの服装が乱れていた時


〇あなたが大きなミスをしたとき
などなど



様々注意をうけたとしても、この管理職の先生は好きだなあ、この管理職の先生は信頼できるなあという場合と、



それとは真逆の場合との

違いをしっかり考えてみてください。




そして、それをそっくりそのまま、自分と生徒たちとの関係に当てはめて考えてみてください。



いろんなことが見えてくるのではないでしょうか。