台風10号の影響で15日の航空便は殆ど欠航に！14日中に日本を脱出せよ！ 頑張れタイライオンエア
まいど、GOBYです。
皆さん台風の影響が各所に出ておりますね。15日の航空便はもちろん、新幹線等の公共交通機関も減便されているようです。皆様の盆休みに影響が少ない事をお祈りいたします。
そんな中、実は私既に先日から訪タイしております。
今回は私の数少ないタイフレンド（タイ好きな友達の事）がお盆休みを利用して訪タイするタイミングと私の訪タイが同じタイミングになったのでバンコクで一緒にバーホッピングしようという話しをしておりましたが台風の雲行きが怪しく、どうするか常に連絡を取り合っておりました。
タイフレンドのフライトは8月14日の名古屋⇒バンコク タイライオンエアー SL311（16:50発）です。一週間前からずっと台風情報を確認していた友人は「14日ならギリギリ大丈夫だ」と常々言っておりましたので私も安心しておりましたが、やはりここはアメージングタイランドという事で様々な事件に巻き込まれる事になってしまいました。
結論としては友人は無事タイにたどり着く事が出来ましたが、「タイライオンエアーもっとしっかりしてくれよ！」という事になりました。過ぎた話はネタにするしかないでしょ！？という友人の理念から今回ブログに記録させて頂きます！
同便に乗られた方が見えましたら笑って思い出して頂けると幸いです。
14日当日、登場予定の便は中部国際空港に1.5時間前には既に到着しており、通常であれば問題無く定時で運行が出来る準備が出来ているはずでした。しかし、今回は台風の影響も有ってか搭乗時刻が15分遅延しました。
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待っていると30分遅延しました。
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そのうち3時間遅延するというアナウンスが流れます。搭乗時刻は19:00を予定しているとのこと。この際原因は航空管制の影響の為と言っておりました。
この日、台風10号が既に西日本に迫っている影響で20:00前後発の香港行きや韓国行きの一部は既に欠航のアナウンスが出ております。
それでも具体的に搭乗時刻がアナウンスされたので問題無いだろうと待っているとライオンエアーから500円の食事券が配られます。
ん、おかしいな？というのもLCCは基本的に自社責任では無い遅延に対しては欠航時以外はほとんど保証をしないからです。
ただ、食事券も500円という激安な食事券しか配られず、500円では何食べても追加でお金が必要だなと言う事でその時はまぁしょうがないかな程度にしか考えていなかったようです。
19:00になりました。ちゃんと搭乗時刻にゲートがオープンして客を乗せます。外を見ると台風の影響か既に風雨の勢いが激しくなっております。
ここで出発出来ればタイには当日中に到着出来るので夜遊びも何とかなる時間ですね。
19:40頃搭乗が完了し、機体が動き始めます。300m程後ろに下がったでしょうか。さぁ、機体の向きを変えていざ滑走路へ！
と、思ったら機内にアナウンスが流れます。「航空管制より機体トラブルの為、ゲートへ戻るように指示が入っております。暫くお待ちください」
なぬー！
やっぱり機体のトラブルだったのね。と言う事で機体は元の位置に戻って行きます。さっきバイバイした隣のセブパシの飛行機にまさかのただいまをする事になりました。
エンジニアが点検をするとの事で待ちます。この際アナウンスで10分以上時間が掛かりますと連絡が入りました。これとほぼ同時に乗客全員にしょぼい軽食のサービスが提供されました。怪しさ満タンです。
この時友人は本日の夜遊びが出来ないという現実に覚悟を決めたそうです。その後すぐに私に事の詳細が怒涛の如く連絡が入り私は想像しているだけで現場にいるような気持になり一人でソワソワしだしましたが、夜遊びの誘惑に勝てず夜の街に沈んでいきました。
結局機体トラブル対応には2時間くらい待ったそうです。時刻は22:30頃。たぶんタイライオンエアーもこれくらいの対応になると考えて軽食を手配したのでしょう。
待っている間に刻一刻と台風の影響で天気が荒れていきます。
15日の航空便はほぼ全て欠航が決定しており、時間も既に深夜です。
何人かの乗客は乗務員に対して欠航なのか？本当に大丈夫なのか？と詰め寄ります。
友人は既に腹をくくっているので当日の夜遊び云々よりも何とか本日中に日本を出てくれという願いが強くなっておりました。
やっと機体トラブルの対応を終え飛行機が動き出すと次なるアナウンスが入ります「当機は給油に向かいます」って機体トラブル中に給油しとけよー！と誰もが突っ込みたかった事でしょう。
給油しながら次なるアナウンス
「天候と機体トラブルの都合、御客様の預け荷物は明日の便でドンムアン空港へ輸送させて頂きます」
んっ！なんじゃそりゃ？突っ込みたい事が多過ぎて頭の整理がつきませんね（笑
先ず冷静な御客さんが「明日の便は欠航でしょ？」⇒「確認します」⇒「申し訳ございません、明日の便は既に欠航が決定しているので明後日の便で輸送します」
おいおいおい、随分適当だなとバックパックしか持っていない友人は聞きに回っていると、どうやら御客の中には明後日便で帰ってくる人もいるようで随分もめ始めます。
荷物が飛ばないならキャンセルしてくれやら、荷物は運ばずにそのままにしてくれやら。。。
おいおい、そんなの良いから早く飛んでくれよ。時間が過ぎるにつれ台風の影響による欠航の可能性も高くなります。乗客と航空会社の優先順位がかみ合いません。
1時間ほどスタッフvs乗客の舌戦が繰り広げられました。
挙句の果てには機長から 荷物も全部乗せる！今から出発する！早く席に戻れ！と強気なアナウンスが入りました。
出発直前、機長より最終のアナウンス「今から飛ぶぜ！Let’s Go Let’s Go！」（英語です）。
失笑と共に、最終判断もかなりいい加減やなぁと感じながらもやっと出発する算段が付き友人は ホッと眠りにつけたとの事です。
結局は到着予定時刻21:00前後に対し実際の到着時刻は04:00ですので7時間遅延です。
到着後すぐに連絡が入り、1時間で良いから一緒に飲もう、聞いて欲しい事が山ほどある！という事で、実は私もまだスクンビット沿いの路上バーで飲んでいたので合流して事の顛末を詳しく聞いたという事です。
私は既に酔っ払っていたので楽しく聞く事が出来ましたし、タイフレンドも の性格も有り、既にネタにするしかないという事でしたので楽しく喋ってくれました。
私は何度も利用しているのである程度理解しておりますが、タイライオンエアさん、もう少し顧客の声を聞いて頑張って欲しいですね。危機管理力と各判断に対する責任感が弱過ぎます。
この会社は正直色々な点が雑だと思います。
ドンムアンのチェックインカウンターを見ればわかりますね。乗客が多いと列になりません。
言い方としては上司にしたくないLCCNo. 1！みたいなイメージです。
タイライオンエアさんLCCですが頑張って質を上げてください。
教訓としては夏場の航空券は日程に余裕を以って買っておこうという事くらいですね。
私でしたら台風でもタイを諦める事は出来ません。連休も後ろに休み伸ばしてやる！くらいの気持ちが無いと今回のような件は人によってはトラウマになってしまいそうです。
皆様のタイに対する印象が今回の台風の影響で悪化しない事をイタイイタイ病患者の私、心よりお祈りいたします。
まとめ
タイライオンエアや上海の空港等を利用する頻度が高い方は「遅延保証」の保険が付いたクレジットカード保有をお勧めいたします。補償内容はカードにより異なると思いますが、最後の砦として自分を納得させる事が出来ると思います。参考のページを適当に貼りつけておきます。
※ここで紹介されているクレジットカード以外にもダイナースクラブプレミアム等、高価なクレジットカードに付帯する保険というイメージですのでクレジットカードにお金をかけたくない方は精神力の修行をしましょう！
