フィリップモリス・ロードスター・ブルー

一カ月程前に地味な復活を遂げたフィリップモリス!
どれほどの話題性があったのか見当も付きませんが、とりあえずその時流を逃すまいと新商品を投入してきました。

それは――。
フィリップモリス・ロードスター・ブルーです!

価格は330円。
本家本元のフィリップモリス・14・KSボックスは紙巻煙草でしたが、ロードスターはリトルシガーになっています。

あまり実感はありませんが、煙草代を安くするためにリトルシガーに移行している人が多いのでしょうか。
各社こぞってリトルシガーを発売しているような気がします。

どのような理由があるのかは分かりませんが、わたしとしては面白い煙草を試すことができるので嬉しい限りです。
しかも、今回はフィリップモリスのリトルシガー!
フィリップモリス・14・KSボックスは価格も安く美味しかったので、この煙草も美味しいに違いないと大いに期待しています。

外観

低価格ながらもフィリップモリス・14・KSボックスがキングサイズだったので、こちらもキングサイズに違いないと高を括っていたのですが、箱の厚みが半分になっています。
つまり、スーパースリムサイズ。
一般的なキングサイズの煙草と比べるとあまり満足感を得られません。
なので、気が付くと嗜む本数が増えてしまうという欠点があり、これを嗜むには慎みと謙虚さをもって向き合わなければならないのです。

ちなみに、ロードスターの綴りは「Roadster」です。
星の「Star」ではありません。
意味は「道の星」ではなく「道を作る人」と言った感じでしょうか。
まさに「僕の前に道はない。僕の後ろに道は出来る」と言う意気込みで付けた名前なのかもしれません。

スーパースリムサイズです。
太さの関係からからフィリップモリス・14・KSボックスのフィルターに描かれていた紳士はいません。
ほんの少し期待してたので残念です。

煙草を嗅いでみますと、ほんのりと爽やかで瑞々しい若葉のような香りが鼻をくすぐります。
これは爽やかな喫味の煙草なのでしょうか?

喫味

それでは早速、嗜んでみたいと思います。

煙草に火をつけ、軽く吸い込むと――。
煙草葉の香りというよりもココアのような甘い香りが口の中を満たします。

これは……。
まったく言ってよいほど自分の味覚に自信が持てません。
でも、例えるのでしたら間違いなくココアだと思うのですが……。どうなのでしょう。

でも、美味しいです!

純粋な煙草葉の味とは思えませんが、ほどよく吸い応えがありココアのような甘さを堪能することができます。

ですが、やはりスーパースリム。
あっという間に吸い終えてしまうのです。
これでは心行くまで堪能することはできません。

かと言って、二本目に手を出すほどでもありませんので、なんとも中途半端な気持ちになってしまいました。

結論

喫味はとても美味しいです。
でも、満足度が低いような気がしました。
あと少しという所に手が届かない歯がゆさとでも言いますか、どことなく不完全燃焼な感じがしてしまいます。

とは言え、わたしが最近嗜んでいる煙草はJBRやアルカポネなど重い喫味のものばかり。
もしかしたら、そちらに慣れてしまったのかもしれません。
なので、軽めの煙草を嗜んでいる方でしたら満足できるような気もします。

価格も安いですし、コンビニでも売られていますので、興味のある方は試してみるのも面白いかもしれません。