カプチーノ・チョコ

冬と言えばチョコレートの季節です!

それがお菓子業界の陰謀なのか、それとも人間の本能なのかは分かりませんが、とにかく冬場はチョコレートが沢山売れると言われており、当然のことながらコンビニやスーパーの商品棚は冬季限定のチョコレートで埋め尽くされます。

でも、それはお菓子業界に限った話ではありません。
煙草業界でもチョコレートが関われば間違いなく冬に発売されるのです。

そのひとつが――。
カプチーノ・チョコです!

価格は1220円(40g)。
今回もカプチーノシリーズです。
価格は……もう言うに及びません。

なので当然、このシャグを買わずに我慢すれば節約になるのでは?
――と、ミジンコほどの小さな自制心を少しだけ働かせてみたものの、新発売の煙草ですし、カプチーノ・バニラと吸い比べもできますし、どうせなら一緒にと言う結論に達し、結局買ってしまいました。
我ながらまったく役に立たない自制心です。

でも、冬に発売されるチョコレート味のシャグですので、今から嗜むのが楽しみで仕方ありません。

価格:1220円
内容量:40g
グラム単価:30.5円

外観

美味しそうなミルクチョコ色のパウチに「Choco」の文字。
なぜチョコレートではなくチョコにしたのでしょう――とパウチを眺めながら考えているうちに段々と可愛らしく見えてきました。
きっと語感が可愛いからチョコにしたのかもしれません。

ちなみに、カプチーノにチョコレートやココアパウダーを入れた飲み物を「マロッキーノ」と呼ぶそうです。
意味はイタリア語で「モロッコ風」。
でも、なぜモロッコ風なのか誰も由来を知らないのだとか……。

喫味

それでは早速、巻き巻きして嗜んでみたいと思います。

煙草に火をつけ、軽く吸い込むと――。
ずっしりとした煙がほんのりと甘いチョコレートの香りを口に運びます。
フレーバー名に「チョコ」と可愛らしく書かれていましたので、もっと駄菓子感のある喫味を想像していたのですが、実際は駄菓子感とは無縁のとても上品な喫味です。

これは――。
とても美味しいです!

ミルクチョコほど甘くもなく。
ビターチョコほど苦くもなく。
どちらかと言えばお砂糖を控え目にしたココアのような喫味を楽しむことができます。

ただ……。
カプチーノ感はよく分かりませんでした。
カプチーノ・バニラよりもカプチーノの香りがしているような気もするのですが、強いチョコレートの香りにずるずると引きずられてよく分からなくなってしまうのです。
喫味が複雑すぎます。

でも、この複雑さがあるからこそ、この喫味が出せるとも言えますので、これはこれで良いのかもしれません。
最後まで美味しく嗜むことができました!

結論

カプチーノ・チョコとバニラ。
この二銘柄を続けて嗜んだのですが、どちらも甲乙付け難いほど楽しむことができました!

価格のことを考えずに喫味だけで判断するのでしたら、バニラは常喫に向いており、チョコはゆったりとしたときに嗜む――と言った感じでしょうか?
やはり毎日嗜むとなると王道のバニラに軍配が上がってしまいます。

とは言え、これからはチョコレートの季節です。
今年も冬季限定のチョコレートが沢山発売されると思いますので、それに合わせてカプチーノ・チョコを嗜んでみるのも面白いのかもしれません。

着香系の煙草が好きな方はもちろんのこと、少し重めの変わったフレーバーに興味のある方は是非一度試してみてください。
すこしだけ心が温まるかもしれません。