2019年4月に私はキラウエア火山へ行きました。
私は約10年前の2009年3月にも島内観光オプショナルツアーでキラウエア火山を訪れています。
その時にもハレマウマウ火口を見ていますが、2018年の大規模噴火で火口の様子はどうなったのか、とても気になっていました。
今回は大規模噴火後のハレマウマウ火口をご紹介します。
キラウエア火山の服装
キラウエア火山への観光で最も注意すべき点は服装です。
キラウエア火山国立公園に最も近いボルケーノの街の標高はおよそ1200m。
これは夏の避暑地として有名な軽井沢よりも標高が高いのです。
↓ボルケーノについての記事はこちら↓
↓ボルケーノでは日曜朝にファーマーズマーケットをやっています↓
キラウエア火山での観光客の服装は様々ですが、おそらく多くの日本人はどの季節でも半袖半ズボンだと寒さで震えるような気温です。
ですから夏場でもカーディガン、1~3月の雨季ならパーカーもしくはウルトラダウンを携帯してください。
また、半ズボンやスカート、サンダルやハイヒールの着用はおススメしません。
溶岩の上は滑りやすく、かつガラスのように鋭い部分があるので怪我をしやすいです。
ですから、歩きやすく動きやすい服装がベスト。
さらに、ハレマウマウ火口付近は天気が変わりやすく雨が多いので、傘やポンチョなどの雨具も持参してください。
キラウエアビジターセンター
まず最初はキラウエアビジターセンターへ向かいます。
車を停めると、下の写真中央に人が集まっているので行ってみました。
そこではレンジャーが2018年の噴火前後の状況や流出した場所などをジオラマを使って説明していました。
時間のない方はこちらの看板で立入禁止場所や状況を確認してみてください。
ビジターセンター内には動植物に関する展示物があります。
こちらはハワイの保護鳥ネネ。
「餌を与えないように」と注意書きがあります。
こちらではハワイの固有植物を守るために寄付を募っています。
こんなパネルもありました。
このほかにビジターセンター内にはお土産コーナーもありますので、ぜひ立ち寄ってみてください。
スチーム・ベント
ビジターセンターでキラウエア火山の情報や知識を仕入れ、次に訪れたのはスチーム・ベント。
「スチーム」という名の通り、スチーム・ベントの周辺では湯気が地面のあちこちから出ています。
駐車場脇にある柵の中からは特に活発に湯気が出ています。
ハレマウマウ火口
2018年の噴火以前はジャガーミュージアムの近くにあるキラウエア展望台からハレマウマウ火口を間近で見ることができました。
しかし、噴火後はジャガーミュージアムもキラウエア展望台も立入禁止となりました。
↓キラウエア火山国立公園の立入禁止場所はこちら↓
ですが、実はスチーム・ベントから歩いてすぐのところからでもハレマウマウ火口を見られるんです。
スチーム・ベントにほど近い場所にこちらの看板があります。
この看板がある場所から簡易な舗装路があるので、そちらへ進んでください。
先ほどの看板から2~3分歩くと一気に視界が広がります。
もう少し火口をアップした写真です。
もう少しハレマウマウ火口に近づいて見たい方は、クレーター・リム・ドライブをさらに奥(ジャガーミュージアム方面)へ進んだキラウエア米軍キャンプへ行ってみてください(2020年2月現在キラウエア米軍キャンプから奥は立入禁止です)。
キラウエア火山へ観光される方、ハワイ島の滞在時間が短くキラウエア火山での時間があまり取れない方でもハレマウマウ火口はアクセスしやすく生きたハワイ島を感じられる場所なのでぜひ行ってみてくださいね!
※上記は全て2019年4月時点の情報ですので、ご旅行の際は最新情報をご確認ください。